「ラストを見届けるという贅沢」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ Yuhideさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストを見届けるという贅沢
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てんこ盛り。
とにかく息もつかせぬアクションがこれでもか!と展開されていく。
バイクで階段を駆け上がり、改造車で回転しながら銃撃を繰り広げる。海に沈みながら脱出し、離島で暴れ回る。
冒頭はホラー演出。マドレーヌの幼少期に、母親と2人きりの家に能面男がやってくる。窓にドーン!と能面が出てきて、氷のうえで走って逃げて途中で氷が割れて…。最悪な状況。ハラハラした。
スパイになりたて3週間のパロマは、決めるところは決めるカッコよさがあったし、007を継いでいたノミは女性ながらしたたかさがあった。
そしてラスト、ボンドが感染して死を覚悟した瞬間、ミサイルが飛んでくる場面は、もうヒーロー映画のワンシーンだった。
15年かけて演じ続けたダイエル・クレイグには、感謝しかない。
いろいろとツッコミどころはあるけど、大満足!
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