「クレイグ・ボンド、有終の美!」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ かつさんの映画レビュー(感想・評価)
クレイグ・ボンド、有終の美!
ダニエル・クレイグボンドの最終作。最近映画見始めた僕としては、ジェームズ・ボンドといえば、ダニエル・クレイグでしたから、やっぱり感慨深いものがありますね。。
そして、本作、その最終作として、見事な出来でした。ホントに、クレイグボンドシリーズはいい作品ばっかりでしたね。
シリーズ恒例で、冒頭からアクションシーンぶっ飛ばしてました。バイクでの疾走!急坂(もはや壁?)の駆け上がり!!怒涛のカーチェイス!ポルシェに内蔵された武器の数々!相変わらず、最初でガッチリ掴まれました!!
ヒロインは2作品連続でレア・セドゥ演じるマドレーヌ。007シリーズで2作連続で同じ女優さんがボンド・ガールを務めることってなかったんじゃないですかね?(まぁ、全部見たわけじゃないですが(笑))007シリーズっぽくないですが、ハードボイルドで硬派なジェームズ・ボンドを通したクレイグボンドシリーズとしては、いい形ですよね♪
脇を固めるメンバーも相変わらずいい!特に、Qがよかった!今まで以上に、コミカルな役柄になって、重くなりがちな展開をちょっと緩めてくれる貴重な存在でした。新任の007が女性黒人っていうのも時代を感じさせる設定でしたね。
ジェームズ・ボンドと家族の絆、本来相容れない2つの要素を結びつけたストーリーは今までにないパターンでよかったです♪
しかし、レア・セドゥ以上に存在感があったのが、アナ・デ・アルマス!登場時間は短かかったものの、その短い時間で洗練な印象を残しましたね。ここ最近、よく名前を聞く女優さんで、かなり上り調子ですね。これからに期待です!!
敵役のラミ・マレック。演技とか、まとう雰囲気は申し分ないんですが、ちょっと若すぎないかな??実際の年齢もレア・セドゥとほぼ同年代なのに、回想シーンで片や子ども、片や大人。成長したら、ほぼ同世代の見た目。。特に、ラミさん、若く見えますからね。(調べたら、40歳なんですね!若い!!(笑))
あと、すごく些細ですが、2行の字幕の出方がちょっと。。下の行が先に出て、わずかなラグのあとに上の行がでる。支障はないんだけど、あとのセリフが先に出る違和感がずっと拭えなかった。。
とても残念ですが、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドとはこの作品で見納め。次のジェームズ・ボンドは誰なのか!個人的には、トム・ハーディにお願いしたいところですね♪
トム・ハーディー・ボンドいいですね✨
私はロバート・パティンソン推しなのですが、でもボンドってあまり有名な俳優は選ばれないイメージがあるんですよね😥どうなることやら、楽しみに待ってましょう😃