劇場公開日 2023年11月17日

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「すでにクレイグ=ボンド ロス。。」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0すでにクレイグ=ボンド ロス。。

2021年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

オープニングシークエンスは前作『007 スペクター』で00(ダブルオー)部門を辞しMI6から退任したボンドが、新しい生活の前に過去を清算するためイタリアのマテーラへ、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)の墓を訪れるところから事態が動き出します。今回のアヴァン・タイトルもいい感じのスタートです。
そして、今回のオープニング曲はビリー・アイリッシュ。映画館に行く日の朝から、繰り返し聴いてましたが、やはりこの決まりのパターンからの主題歌は一味違います。
ここからは「観てのお楽しみ」と言うことにさせていただきますが、私の感想の結論としては、、、
単独作品としては、(個人的)シリーズ最高傑作『007 スカイフォール』にはには劣るかもしれませんが、ダニエル・クレイグのボンド・シリーズの集大成として感動もあり、見応え十分。大変満足です。
中身に関しては、過去において「ボンドガール」という言われ方をしていた女性出演者達がとても素晴らしいです。
スペクターから引き続き出演のマドレーヌ役レア・セドゥは勿論、MI6の”新メンバー”であるノーミ役ラシャーナ・リンチと、CIAエージェントのパロマ役アナ・デ・アルマスはアクションもさながらとても魅力的なキャラクターとなっています。
そして、言わずもがなのダニエル・クレイグ。かっこよかった。。スペクター直後には一部のメディアで「役を退くのでは」という話も出ましたが、「クレイグ=ボンド5部作」をきっちり締めくくってくれました。ダニエルよ、ありがとう。
もし『ノー・タイム・トゥー・ダイ』を観終わった方のなかで、Amazonプライム会員の方には是非、ドキュメンタリー作品『ジェームズ・ボンドとして』の鑑賞をお勧めします。

TWDera