「グッドバイ ボンド!」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
グッドバイ ボンド!
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最初、前作等は観ていませんので、出演者の関係性が良くわかりませんでした。しかし、ストーリーが進むうちに、段々と見えてくるところに面白さがありました。華々しい最後のジェームスボンドの姿に、私は涙というより拍手したい気持ちに駆られてしまいました。最初の導入部の映像の展開は見事としか言いようがありません。一気に引き込まれていきます。スパイとしての激しいアクションとラブロマンスの絡み合いが絶妙で、静と動が交互にやってきて飽きさせないです。新旧交代という意味なのか、007の二人の戦いは圧巻です。日系人監督の好みでしょうか、日本庭園や能面の登場に思わず画面に見入ってしまいました。それにしてもボンドの不死身も、ラストには撃たれて終焉を迎えるシーンになると物凄く寂しさを感じました。まさにエンタメの粋が集合した作品と言えます。
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