「うーん。。」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ A Lonely DINOSAURさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん。。
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個人的には最高のボンドはブロスナンなので、クレイグボンドにはずっと違和感があったものの、ボンド映画ということでこれまで観てきました。
クレイグボンドは印象として満身創痍でいつまでも苦悩する男。マッチョで無骨、どこか身のこなしも荒々しくノッシノッシ歩く感じで、どこをとってもボンドっぽくない(あくまで自分の中でですが)。1作品完結ではなく地続きのストーリー展開というのもマイナス。
本作もそういった違和感が拭いきれず、加えてハンスジマーの音楽もやかましくてただのアクション大作映画に見えてしまった。ハンスジマー以外に映画作曲家ってハリウッドに居ないのかな?
ノーミやもう1人の女性エージェント?のキャラクターはものすごく良かったんですが。。。ボンドの子どもまで出てきて、何だか興醒め。
人とどこか壁があって、サラッとジョークでかわしながらどんなピンチも切り抜ける憧れの英国紳士はもう居ませんでした。ダークナイトとかジェイソンボーンとかの影響はあるのだろうけど、時代の流れもあるのだろうけど、ボンドは最後までボンドでいて欲しかった。
やはり自分はクレイグボンドは好きじゃないんだなっていうのを最終確認できた、そんな作品でした。
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