「ボン覚」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
ボン覚
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元々の気質に幾多の経験・知識・経緯とその場の状況が生み出したボンドの覚悟、その最後のいくつかの要素の中に、青い瞳の少女の存在という事実が影響を与えたに違いない。ここまで明確に終わるとは予測できなかった。
いつものようにバランスよく世界を股にかけ、クレイグボンドならではの、旧友やバディ、後輩やカッコイイネエチャンとの派手なアクションを交えつつもシリアスな痛いボンドの筋を紡ぐ。これはものすごい力技だと思う。他にいくつもアクションやSFの連作シリーズは存在しているが、自分の中ではクレイグボンドは他のフランチャイズを大きく引き離した。
ブロフェルドがボンドと個人的な繋がりがあるという設定は好きではなかったので、今回そこが深堀されず他のヴィランが登場したことは良かった。ラミ・マレックはちょっと扱いが短く可愛そうだったかも。
謎の日本風については、既に中国韓国が描かれる比率が増えてる中、日本を取り上げてもらえるだけラッキーだと思っている。
ああ、次作が、誰がやるどんな話になるのか、楽しみで仕方がない。
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