「よもやの三角関係恋愛バトル!」ピーターラビット N.riverさんの映画レビュー(感想・評価)
よもやの三角関係恋愛バトル!
同様に有名なイギリス発のキャラクター、クマの「パディントン」風を想定して挑むも違った。
まさかの原作者を奪い合う、
異種格闘恋愛バトル? ものだとは。
その容赦ない様はトムとジェリーを思い起こさせ
それでいてゆったり楽しめるイギリスの田舎風景は美しく
牧歌的雰囲気には「ベイブ」を思い起こしたり。
のみならず、ロンドンの町並も出てくる本編。
全編通してふりかえれば、まるでイギリスのプロモーション映画のようでもあり
まんまとはまって、やっぱり一度はイングランドへ旅してみたい、
なんてエンドロールに思ってしまった。
絵本に親しむお子様向けというよりも
児童書世代なら大ウケしそうな、やんちゃな描写に
大人も子供へかえって素直に大笑い。
ピーターラビットってこんな世界観だっけ?
思うも、それはそれ、これはこれだろう。
湿っぽさゼロで、カラっと伸びやかに楽しみたいならうってつけかも。
なんとなく日本の「カチカチ山」を思い起こさせる、
やや過激がウケる児童書の映画版というところか。
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