「これがピーターラビットの世界なのかな?」ピーターラビット レクターさんの映画レビュー(感想・評価)
これがピーターラビットの世界なのかな?
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私がピーターラビットの世界に初めて触れたのが本作品でした。
そして、私は10年以上うさぎ(ホーランドロップ)を飼っていて、うさぎ全般に対する盲信的な愛情を持っていました。
さて、本作品を見た感想ですが、およそ途中で見るのを辞めたくなるようなワンパクでヤンチャなうさぎちゃん達でした。
なんだろう、うさぎって世界ではこのような動物として見られていたんでしょうかね?っていう挫折感でいっぱいです。
もちろん、野うさぎと愛玩動物として飼われているうさぎと大きく違っているのは理解していたつもりです。
害獣として駆除の対象になる地域があるのも知っています。
それでもうさぎが好きで、一部の国や地域でうさぎを食べる習慣に嫌悪感を感じるほど身近に感じていた私には衝撃的なうさぎちゃん達が本作品では描かれていました。
うさぎがこんなずる賢くて傲慢で攻撃的で自分勝手な(人間がそうであるように)動物という描写に加えて、死やアレルギーに対して軽率な描写を含ませていて、少なくとも私は知人友人には見て欲しくない作品だなと素直に感じています。
私がブラックユーモアを苦手としていて、勧善懲悪を是とする善人気質なので尚更のこと受け入れ難いのかもしれません。
本作品の男性と同じ立場にあったら、私も大好きなうさぎを捕まえて駆除したくなってしまうかもしれないと思うと、より一層悲しい気持ちになりました。
ストーリーもハッピーエンドとも思えないし、見なければ良かったと後悔しています。
CGは素晴らしい技術だなと感じました。
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