劇場公開日 2018年5月18日

  • 予告編を見る

「少し考えるポイントあり」ピーターラビット OnOnさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0少し考えるポイントあり

2018年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

CGは良くできています。褒められる点はそれぐらい。私のイメージしているピーターとは真逆であります。また、男性のアレルギーにつけこんでアレルゲンとなる果物を口に放り込んでショックを起こさせるという悪ふざけは良くない。私自身はショックで呼吸困難、心停止の一歩手前で死にかけた経験があるのであの場面は実に不愉快。ショックを起こしたことがある方やアレルギー体質を持ち食事制限をしている子供さんを持たれていらっしゃる親御さんはどう感じたか。口に放り込まれた男性はエピペン注射(アナフィラキシーショックの治療薬)で対応した。この注射を常時持っているということは過去にショックで死にかけた経験があるということ。注射が遅れれば致死性です。映画だから何をしてもいいということではないでしょう。

OnOn
グレシャムの法則さんのコメント
2018年5月21日

ご指摘されているアレルギーを巡るご意見、おっしゃるとおりだと思います。
イジメ被害者やその家族が、イジメをタチの悪いギャグにされたら耐えられないのと同じで、アレルギーと闘っている、或いは脅かされている方々への配慮と想像力が欠けているということですね。
私は恋を巡る嫉妬心を過剰に描き、最後は同士愛みたいなものに昇華させたものと受け止めて高評価つけてしまいましたが、大切な『思い遣り』という観点が欠けていました。気付かせていただき、ありがとうございます。

グレシャムの法則