擬音 A FOLEY ARTISTのレビュー・感想・評価
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映画の裏方仕事、台湾・中国映画に興味があれば、
非常に地味な音響製作の現場は 貴重なのですが、最近はTVで少し 取り上げられたりするので、 特に斬新な情報等はないのですが メインの方以外に、音響製作に係る 年配の方から若手の方も登場するので 少し興味深い面もありました。 特に昔は効果音だけでなく セリフの吹替も当たり前だったので その辺の事情は日本も同じで 声優なんて仕事がない時代に そういう仕事をされていた方の声は 貴重でした。 しかし台湾映画界がいろいろ大変な事に なっていたとは、全く知らず、 そのあたりの様子が知れて良かったです。 どの国でもいろいろ状況は違いますが 現場の人はいろいろな葛藤を抱えながら 生活をしているのだなと感じました。 とにかくありのままで飾らず 音響製作をされてきた方の日常を描いてる 点には好感を持ちました。 息子さんが語る話で、父にとって フォーリーとは仕事ではなく 「生活」なのではないかという言葉に 少し合点がいきました。^ ^ (本人はそう思ってないようでしたが) 台湾映画、と少し中国、香港映画の話も 出てきて、侯孝賢監督等が好きな人には 少しその辺の話もあり良いかも。^ ^ コメントがゼロだったので とりあえず入れてみました。 興味ない方には全くオススメできません。 しかし日本でもそうですが なぜか伝説の名匠の弟子は 若い女性が多いですよね。 f^_^;
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