パンとバスと2度目のハツコイのレビュー・感想・評価
全56件中、41~56件目を表示
意外と共感出来る人は多い?こじらせ系女子のほっこりムービー。
【賛否両論チェック】
賛:不器用な主人公達の恋模様(?)ならぬ人間模様に、不思議と心が温かくなるよう。一見小難しいテーマが、それとなく散りばめられているのも印象的。
否:本筋とは関係ない日常のシーンもかなり淡々と描かれるので、案外退屈してしまいそう。主人公の考え方も、賛否ありそうなところ。
「好きになる人は出来るけれど、1人でいる期間が必要。」
という、恋愛こじらせ系女子のふみと、妻に浮気されて離婚してもなお、妻と息子に想いを寄せ続けるたもつ。そんな2人のちょっぴり不思議な関係性に、なんだかほっこりさせられます。
半面、本筋とは一見関係ないような主人公の日常も沢山描かれているので、見方によってはかなり退屈です。あまり伏線なんかを期待しすぎても、拍子抜けしてしまうかも知れません(笑)。
そして意外と、「好きとは何か?」「愛とは何か?」「孤独とは何か?」といったような、哲学的な問いかけもあるような内容でもあります。劇中ふみが語る、
「付き合ったり結婚したりしてないから、一緒にいられるって・・・あるのかな?」
というセリフが印象的でした。
乃木坂ファンとLDHファンは勿論だと思いますが、それ以外の方にもオススメです。
絶賛されすぎじゃないか?ちゃんと観て、よく考えて
すごく不思議なんで、独り言ですが。タモツが出て来る度に笑えてしまうんです。もうあの顔、そして古過ぎる表現方法。あれがカッコいいと思えますか?ありえないでしょう。深川麻衣も、イモ過ぎて…あれが良い良い言ってる意味がわからないです。監督が途中で投げ出したんじゃないか?と思われる、場面が何箇所も見受けられる。今泉力哉ファンはあの人の独特なリズム感や、空間演出が好きで観てるんだと思うが、今回はそれが全く活かされない映画になっている。やはり、インディーズで大好きなことをやってる方がこの監督にはあうんではないかと思った。最後の告白の場面なんかは狂気か!?と思えるくらい、シュールだった。あと名言
「ゴッホピカソタモツ」会場は爆笑の渦でした。コレくらいかな、褒められるのは。
好き問題研究家の今泉力哉さん
「人を好きになるってどういうことか?」が大きなテーマになってて、「今泉監督はここ突き詰めてくるなあ」って話なのね。
あとはちょいちょい入れてくる創作に関する話と「ここ、監督、遊んでるなあ」ってシーンが面白かったかな。
バスの洗車が重要なシーンで使われるんだけど、確かに面白いんだよね。実際にやってたら毎日観にいっちゃうなーって思った。
シナリオも練られててね。ラストで「あたしのこと絶対好きになっちゃ駄目だよ」って言うんだけど、これが「一生好きでいてね」の意味になってるの。すごいよ。
深川麻衣は乃木坂の人だったらしいんだけど、役柄が合ってて演技は気にならなかった。志田彩良は顔が整いすぎなんだけど、それでも魅力的だった。伊藤沙莉はうまいね。
今泉監督作品、やっぱり好きだなあ。 相変わらずの、好きとは、という...
今泉監督作品、やっぱり好きだなあ。
相変わらずの、好きとは、というテーマ。好き、とか、結婚とか、真剣に、真面目に考えれば考えるほど訳分からなくなるし、気持ちに自信なんて持てなくなる。それを『だって普通に、』って言い切るタモツもなかなか好きなキャラクターでした。
このテーマはこれからも続けていくのかな、今後も楽しみです。
悪意のある人、意地悪な人が出てこない優しい世界。まいまいの魅力はも...
悪意のある人、意地悪な人が出てこない優しい世界。まいまいの魅力はもちろん、まいまい関係なしに良い映画。観客に甘い香りを体験させるところすごい好き。
ゆっくりとほっこりと少しの哲学
最初に言います。この映画、とても好きです。
好き過ぎて、いつも以上に支離滅裂なレビューになっているかもしれませんが、許して下さい。
序盤の印象は、ゆっくりとして柔らかい雰囲気の映画で、嫌いではない。
その程度だったんです。
なのですが、映画が進むに連れ、人生観や恋愛観が哲学的に投げつけられてくるんです。
と、書くと重たいですが、日常の延長線上を少しだけ哲学的にした感じの柔らかさです。
ちょっとだけ哲学的な台詞達から、心地の良いモヤモヤ感を与えられながら、映画はどんどん進んで行きます。
どんどんと言っても、相変わらずゆっくりとした流れですが。
そして、終盤にさしかかった辺りで、深川さんの演じたふみの台詞で、心地良いモヤモヤ感が一気に解消されました。
「どうでもいい」
これ、哲学的な考え方に対する、ある意味で究極の答えじゃないかと思うんです。
これは、ある場面での会話を切り取った物なので、直接的にそれまでの事に対して言ったわけではありません。
でも、間接的にふみの今までの生き方や考え方に対して、言っている気がするんです。
この会話があった、更地のシーン好きです。
この映画、他にも好きなシーンが有ります。
絵の完成に関する姉妹の会話、コインランドリーでの会話、山の上でのやり取り、「ズレてる」、トイレ中の会話、青い背景のふみの絵、そしてラストシーン。
好きなシーンを挙げたら切りがない位、この映画が好きです。
自信を持って言えます。
最後に一つだけ残念だったのが、公開5日目なのにパンフレットが売り切れていた事。
普段なら諦めもつくのですが、この映画のは欲しかった・・・。
(ここから、追記です)
後日、パンフレットを無事に買えました。
Leolaさんの歌う主題歌『Puzzle』も、とても映画の雰囲気に合ってると思います。
白でも黒でもなく、善でも悪でもない、“普通”を切り取ったいい作品だ...
白でも黒でもなく、善でも悪でもない、“普通”を切り取ったいい作品だと思います。たびたび出てくる3人のシーンが、きれいに割り切れない現実をうまく表していたと思います。
久々に良い映画を見た!
みんなが「うやむや」にしている感情をストレートに表現されている。
みんなの一言一言に心が揺さぶられました。
淡々とした日常に引き込まれました。
たくさんの見方ができる映画です。
何回でもみたくなります!
今泉監督の次回作も絶対に見ます!
山下健二郎さん、深川麻衣さんのお二人も素晴らしかったので今後に期待しています!
スキにならずに、スキでいる。
少し時間が経ってしまいましたが、
先日舞台挨拶付き上映会に行ってきました。
この作品の一番のポイントは
ふみ(深川さん)と、たもつ(山下さん)の
もどかしい距離感。
演技の実積が多くない2人だからこその
ぎこちなくもリアルな人間関係に
ムズムズしてくるような感覚。
2人の関係が今後どのように動くのか?
鑑賞後のお客さんの意見は見事に真っ二つ。
今泉監督の世界観が発揮されています。
"スキにならずに、スキでいる。"
このコピーが見事にハマっている、
今どきの恋愛の形が巧く表現された良作。
純愛ラプソディーって感じかな?
普通にありがちな日常を舞台にリアルな恋心を描いた秀作。
再会する同級生3人(ふみ・たもつ・さとみ)の情景、姉妹(ふみ・二胡)とたもつの3人の場面が共に印象的でした。
是非映画館で❗
割りとリアルかもしれない
ムズキュンというフレーズには疑問符だったが、この押すも引くもしない恋愛観って割りとリアルかなと思った。
深川麻衣さん山下健二郎さんどちらもアイドルやアーティストから役者業という二人だが、自然な演技を感じ、無理ない安定感のあるものだった。
なにか明確な答えや展開を期待する人には合わない映画かもしれないが、ホットコーヒーなんかを片手にゆったり見るにはとてもよい映画でした
無難な恋愛?映画。
深川麻衣は可愛いいんだけど、役の女性はちょっと面倒くさそう。
相手の男は急に翻意しちゃうし、子どもが子供らしからぬ発言をしたり、ちょっと違和感あり。あと緑内障って必要だったの?
全56件中、41~56件目を表示