「庭が世界」モリのいる場所 critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
庭が世界
見えないものが見える。それが彼だった。
庭はモリであり、小さき森は世界だった。
周りはドリフ好きの、日常の人々。
その日常の人々の間に、小さき眼差しがある。
・・・昔、実家の小さき庭も、季節の花々、木々、昆虫が棲む宇宙だった。今はコンクリートが剥き出しの「明るい場所」。自然の香りには、鬱蒼した茂みが合う。
そんな映画だった。
とはいえ、樹木希林の細かな演技にはほとほと感心したな。
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