アメリカン・アサシンのレビュー・感想・評価
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スパイ映画としてそこそこ
テロで恋人を失ったミッチは復讐の過程でCIAにスカウトされる。命令無視を繰り返すミッチは指導役のスタンに目をつけられ…。
ディラン・オブライエン主演作。アクションは高クオリティだが物語はスパイ物として平均的な感じ。同じ行動原理でも『007 スカイフォール』のシルヴァは魅力的だったが今作の敵役は小さい感じがしてしまいました。
アメリカとか、イランとか
どちらが正しいかは、この際置いといて・・・・・。
婚約者を理不尽に奪われた主人公が、テロリストに復讐する。
当然ながら現実味はなく、無理筋の話だ。
だが、そうあってほしいと感情移入してしまう。
復讐を果たしてアメリカ艦隊を救っても、主人公自身は救われないよね・・・・・。
とちょっと切ない気持ちになった後のラストには、ちょっとぞくっとした。
但し、本当にプルトニウムが爆発したら、あんなちゃちなもんじゃないよね。
チグハグだけど、緊張感あり
実際のところどうなのかはわからないが、複数人で書いた脚本を、なんとかまとめた、というようなチグハグな感じがありました。
話としては、あまり好みではなくて、半信半疑のまま鑑賞です。
ところが、独特の緊張感があり、気づかないうちに集中できる部分もありました。
総合評価は低いものの、惹かれる部分もあります。
アクションやトレーニングの様子などは、良かったですね。
人には勧めないけれど、次作があったら観ておこうかな、といったところです。
全米ベストセラー小説らしいっちゃ、らしいが。
彼女を無差別テロにて殺された主人公がCIAの対テロ極秘スパイチームに入り活躍する話。
CIAや色々な国やプルトニウムが絡む話はアメリカ人が好むベストセラー小説らしい内容。
アサシンとタイトル名にも書いてある通り、極秘に暗殺も行う為、その手順やアクションがやや分かりにくいものがある。
主人公が少し破天荒なので極秘じゃすまないだろう感もあり。
日本で全米ベストセラー小説の映画化と言えばジャック・ライアンシリーズを思い出すが、ライアンシリーズの様に前半から何かの部分にのめり込める要素も無く、後半まで何かに期待してこの作品を見続ける要素が無かったのが残念である。(最後のキノコは凄いとは思ったが。)
それであればもう少し主人公ラップにスポットを当てても良かった気がします。(序盤の無差別テロに遭遇後回復するまでの期間を映像化するとか。内面とか。)
ところでアサシンってイメージ的にあまり表舞台に立たないイメージなんですが、この映画の場合白昼堂々と表沙汰に外国の要人と話してます。
それはアメリカンだから?と不思議に思いました。
高いレベルのエンターテイメント
ホント久しぶりに試写会で観たが、めちゃ面白くて得した気分だ。
主演のディラン・オブライエンはいい感じのイケメンで好印象。無差別テロで恋人を殺され、復讐をミッションとする。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のマイケル・キートンが彼の成長をサポートする。凛としてやたらカッコいい。
アクションも展開も素晴らしく、レベルの高いエンターテイメントだと思う。
若者の成長物語
テロリストへの復讐に燃え、CIAにスカウトされた若者の成長物語。ディランがミッチ役に見事にはまっているし、マイケルとディランの師弟コンビも好ましい化学反応を起こしている。それにしても最新の科学技術は持ち運びできるほどコンパクトな原子爆弾の製造を可能にしたこと、爆発によって作られる真空状態や衝撃波が凄まじいことに驚愕する。映画の中のクライシスが現実とならないことを祈るのみ。本作の原作小説は、シリーズ化されているほどの全米ベストセラー小説とのことなので、映画でも是非とも続編を期待したい。本作のエンディングもそれを予感させるものだったし。
復讐という視点で見ればアリ
主人公のディラン・オブライエンは、メイズ・ランナーの時とがらりと違ってたくましい感じで、CIAエージェントっぽくてよかったです。それよりもさらにマイケル・キートンの鬼教官のハマりっぷりは最高で、存在感バツグンでした。
内容的には、テロの背景がイマイチわからず、深みに欠ける印象でしたが、そんなことが気にならないくらいストーリーは単純明快でした。また、スパイものにありがちな、臨機応変という名の独断専行が随所に見られ、アクションシーンの見どころも多かったです。
ただ、「CIA組織のエージェントだという自覚は微塵もないのかよ!」とツッコみたくなる気持ちもありますが、国家のためではなく、復讐という私怨で動いているので、そこにツッコんではいけません。
むしろ、復讐は彼だけのものではなく、作品全体の一つのテーマとも言えるものだと思いました。そのため、見終わってからも、アメリカ最高!アメリカブラボー!的な気持ちにはならず、なんとなく後味がスッキリしませんが、それはしかたのないことだと思います。
それでも、終盤からラストまでは目が離せなくなり、映像的にも迫力があってなかなかよかったです。全体的には、可もなく不可もなくといったところですが、スパイアクションものが好きなら、見ても損はないかと思います。
アクションはまあまあだか…
正直映画ファンはこういうの見飽きてると思う。
何か個性がないと響かない。
主演のディランオブライエンが童顔で細身なせいかどこか魅力に欠ける。
終盤でいきなりCGがB級映画みたいになったのが笑えた。
2018-74
キートンたん、命令なんかより僕でしょ!かまって!な元彼テイラー・キッチュと、
ぺっ、もう俺のもんや、な今彼ディラン・オブライエンの痴話喧嘩。
あんま期待してなかったけど、おもしろかったです。
正統派でちゃんとアクションしてました。
エンドロール流れるまで、ゴーストがテイラー・キッチュだとは気づかず😅
むしろ、クリプラ(というよりスターロード)に似てるなと思ってました。
『メイズランナー』ではまだ少しあどけなさも残しつつ頑張ってる感じのディラン君でしたが、今回は瞳に常に闘志を感じられて、全然違いました。
みんな、恋人を失ったり、落ち込んだりするとこれでもかってほどのヒゲ生やして、髪伸ばすよね。
ジャック・バウアーしかり。
キアヌ・リーヴスしかり。あ、この人は違うか。
キートン親父、やっぱこの人さすが。何やらせてもはまる。
アイリーンを演じてる女優さんは、『AvP』でめちゃ強な方だったのですね!どおりで説得力あります。
ベンアフにやや似てる、ディラン君のライバル的な存在だった彼をもうちょっと見たかったかな。
アクション好きな人には観てもらいたい。
イーサン・ハントみたいにド派手ではないけど、まだ荒削りな感じのヒーローにまた会いたくなりそうで、続編があったらいいなぁと思っちゃいました。
キートン親父とのコンビ再演、観たいし😍
☆☆☆★★ エドワード・ズゥィックが絡んでいるからか?政治的なテー...
☆☆☆★★
エドワード・ズゥィックが絡んでいるからか?政治的なテーマを扱いながらも、エンタメ映画としてしっかりと消化されている。
のでは有りますが…。
やっぱり…と言うべきか。この手の内容をハリウッドが手掛けると、どうしても【ソレ】は軽く扱われてしまうのがなんとも(u_u)
意外にも【ソレ】が《アレ》した際のスペクタクルは凄かった…のでは有りますが、やっぱり《その後》は軽いよなあ〜!
何しろ我々としては。ちょっとした事でも大問題に発展してしまう事実を、ここ数年前で味わって来てるだけに-_-
この主人公は、復讐心に燃えてはいたものの映画の序盤で、はい終了!(-.-)
何すかそれ!
すると気持ちを切り替え「だったら全員殺したる!」くらいの勢いで組織に入る(ㆀ˘・з・˘)
本当に何すかそれ!
まあ、そこそこアクションは身体張ってるし。中身無いしで、面白かったけどさあ〜( ;´Д`)
この作品のプロットって。有る優秀なトレーナーが居て、新旧2人の育てられたボクサーが対決する…的な内容だったりするんですよね。単純に考えると。
あ?だから耳齧ったんかな?んな訳無いか(^^;;
暇潰しにはイケるけど、あまりマトモに観たらダメな奴ですね。
2018年6月30日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン10
アクションは素晴らしいけれど…
これはーかなり消化不良だった…
恋人にプロポーズした日にテロに遭い、恋人を殺され、その日から復讐に燃える狂犬となったミッチ(ディラン・オブライエン)
CIAはリスクを承知でミッチをリクルートし、暗殺者に育てるために、元ネイビー・シールズのハーリー(マイケル・キートン)にミッチの教育を任せるのだが…
アクションシーンはとても迫力があって良かった
「メイズ・ランナー 最期の迷宮」で何回も手術を受けなければならないような重傷を負ったディラン・オブライエンが、こんなに派手なアクションシーン満載な映画に出演した勇気は素晴らしいと思う
しかし、ここ数年ハズレなしの名作続きだったマイケル・キートン出演作にしては、あまりにも薄っぺらい印象を受けた
そもそも、CIAが復讐に燃える狂犬をリクルートするのかという疑問
どんな時も、理性的に、人目につくことなく行動するからこそ、CIAなのではないか
そして、テロリストの目的が不明な件
ミッチがテロに遭った理由も不明なら、テロリストの目的も不明で、それがいつの間にか、他の事件にすり替わっていくという適当さ
そこで思うのは
今の時代にCIAがどこかの国やテロ組織を敵にしたスパイ映画を作るということに無理があるということ
現在、世界中で起きているテロは、国や組織が行なっているというよりは、個人が起こした行動が多く
特に、アメリカ国内で起きているテロは、アメリカ人が実行しているものが多い
その原因は、国vs国というより、宗教的な理由がほとんどだ
きっと映画的には、イランやら、ロシアを諸悪の根源にして、社会から弾き飛ばされた人間がそれらの国を利用して母国や社会に復讐するという形がとても描きやすいのだろう
しかし、今の世の中で起きているのは、イスラム教 vs 反イスラム教であって、そこの本質を描かずに表面的になぞっているだけの感じがした
さらに、個人的には、アクションキレキレのスコット・アドキンスが出演しているのに、あまり見せ場がなかったのも、残念だった
アクションシーンカッコいいし、ロケーションも良くてカーチェイスもハ...
アクションシーンカッコいいし、ロケーションも良くてカーチェイスもハラハラ。魅せます!て感じの派手さとか新しさも良かった。
…が、怖すぎた。泣
痛いシーンずっと続くし、いつもは平気な銃系のアクションでさえ痛く感じた…。ふぅ…。
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