「若者の成長物語」アメリカン・アサシン コロンさんの映画レビュー(感想・評価)
若者の成長物語
テロリストへの復讐に燃え、CIAにスカウトされた若者の成長物語。ディランがミッチ役に見事にはまっているし、マイケルとディランの師弟コンビも好ましい化学反応を起こしている。それにしても最新の科学技術は持ち運びできるほどコンパクトな原子爆弾の製造を可能にしたこと、爆発によって作られる真空状態や衝撃波が凄まじいことに驚愕する。映画の中のクライシスが現実とならないことを祈るのみ。本作の原作小説は、シリーズ化されているほどの全米ベストセラー小説とのことなので、映画でも是非とも続編を期待したい。本作のエンディングもそれを予感させるものだったし。
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