劇場公開日 2018年6月29日

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「アウトローっぽいエージェント」アメリカン・アサシン aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5アウトローっぽいエージェント

2018年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

フィアンセをテロ組織に殺されたミッチ(ディラン・オブライエン)が、個人的に復讐をするためにテロのリーダーに接近し、殺されかけたところをCIAに助けられ、対テロ組織に加わることに。過酷な訓練を課す鬼教官のスタン(マイケル・キートン)は、独断専横で指示を無視するミッチを不安視していたが、女性上司のケネディの指示でチームに加える。案の定、ミッチの独断ぶりは遺憾無く発揮されるが、テロ組織を追い詰めていく。

「レッドスパロー」のように、裏切り者がいる組織の一員という、ヒリヒリとした神経戦のスパイドラマと比べると、アクション色が強く、若い主人公のリーサルウェポンのような物語だ。
鬼教官兼対テロチームリーダー役のマイケル・キートンが、オヤジ臭い、良い味を出していて、なかなか良かった。ミッチ役のディランも、キチキチとしたアクションをこなし、見ていて躍動感がある。個人的には、ジョン・ウィックのガンフーの方が好きだけど。
ラストも、やっぱり彼は独断専行なのだよね、と、ニヤリとさせられる。シリーズ化には、物足りなさはあると感じたが、ひとつ世界観は作れたと思う。

AMaclean