劇場公開日 2018年3月1日

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シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価

全663件中、661~663件目を表示

3.5デル・トロ監督らしい作品

2018年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

幸せ

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otoboke

5.0美しい愛

2017年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭にて。

見終わった瞬間、震えが止まらなかった。帰りの電車の中でも震えがまだ続いていた。なんて美しい映画なんだろうか。

「理解し合うのに言葉はいらない」という最も基本的で重要なことをここまで大胆に、しかもディープに描き出されていた。予告でもある通り、半魚人は主人公が言葉を持たないことを全く気づかないのだ。コミュニケーションの一つのツールとして用いられるべき言葉が、いつのまにか言葉を用いて人を蔑んではいないか。
言葉だけでない。黒人というだけで、同性愛者というだけで人を侮辱してはいないか。そんな社会を皮肉る映画でもあった。

それに対し悪役として描かれる警備員を演じたマイケルシャノン。彼は半魚人を拷問しながら家庭を持ち幸せに暮らしている。そのことが戦時中の兵士を彷彿とさせる。また、彼もまた国家や情勢によって苦しめられている人の一人だということも強調きている。
差別は社会そのものによって引き起こされ、一人の力じゃどうしようもない。その無力感を伝えるとともにSF的に強大な力、人智を超えた絆を表現した。

オリジナル版のため、性的な描写も残虐な描写も容赦ない。しかし、だからこそ伝えるものがある。半魚人の真実を。
日本公開時にはR15となり、カットされてしまうのが心配。主人公の自慰シーンがかなり重要な役割を果たしているのに。

そして、この意味深なタイトル。ラストでは鳥肌必至。

レトロな音楽と雰囲気、時折主人公が見せる幸せそうな表情。そして半魚人。見ているだけで幸せが伝わってくる。主題が壮大であるのに難しすぎず素直に見ることができる、素直に見ている自分を見ることができるのだ。デルトロ監督が「愛と映画のための映画」とおっしゃるように、その通りの映画だった。

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こうき

4.0温かくて、大きな愛に包まれる

2017年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1962年 冷戦時代のアメリカを舞台に半魚人と人間の間に芽生えたラブストーリー

愛に溢れてたわ〜
主人公のイライザは口をきけない独身女性で、半魚人と出会うことで、愛を知り女性として美しく成長していく

何しろ半魚人だから、画面は水で満たされているのに
寒々しくなく、むしろ温かい

最も心に残ったのは「人と違うこと」は恐れるべきものではなく、嫌うべきものでもなく、愛すべきものであり、美しいものであるということ

愛を信じるものには、幸せな世界が待っているということ

私は愛に満たされ、満足して帰ってきた

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とえ