シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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アカデミー賞候補作ということで
女性のヌードが出る作品は最近久しぶりです。
昔は結構あったんですが、邦画でもトップクラスの女優さんが脱いで話題になり作品に賭ける執念を感じたものでした。
この作中の主人公の裸体もとても美しく描いていると思いました。
ストーリー、登場人物、美術、特殊効果、音楽どれも素晴らしいと思いますが・・・・
自分には気持ち悪い違和感で一度観ただけでたくさんです。
デルトロ監督の玉手箱
美しいラブストーリー
サリーは手話で雄弁に語り、恋する女性を素敵に演じていた。クリーチャーの表情が繊細で2人のシーンがとても自然。クリムゾン・ピークの館の美しさが印象的だが、ここでも部屋の雰囲気や水中の映像、そして赤の使い方が監督ならでは。最後まで迫り来る敵役は怖かったけど、それをはるかに凌ぐ愛の力に感動した。支える友人たちのがんばりにもホロっときた。いい映画。
"傷跡"を"運命"に変えた作品 祝アカデミー賞受賞!!180305追記
「テレビの中の怪獣が唯一の友達だった」というギレルモ監督。この映画の評価は多分この一言に共感できるかできないかで大きく変わると思う。
私は幸運にも共感できるタイプだった。ギレルモ監督の怪獣愛、そしてそこに救いと運命性を欲する想い。
美女と野獣の話はどうして王子様はハンサムじゃなきゃいけないんだ?なぜ美女だけが?ギレルモ監督は主人公の傷跡をラストで運命に変えた。まさか首の傷がエラに変わるためのものだったなんて。
どうして怪獣はいつも最後は殺されてしまうの?なぜ怪獣はいつも孤独なの?いや違う。怪獣にもお姫様との運命の出会いがあるのだ。
そしてラスト。邪悪な現実には絶対に手の届かない世界へ主人公たちを救いあげた。
その邪悪な現実とはトランプ政権オマージュのストリックランドだ。グレートアメリカを強調し、女性や黒人に対して差別的な言葉を浴びせる。メキシコ人であるギレルモ監督のささやかな批判である。
ジブリ作品を実写化するなら役者はこういう人だろうなーという純粋無垢な少女のようであり、不思議な色気があるサリー・ホーキンスには惚れ惚れした。イライザはトラウマで話せなくなったそうだが、一体これまで彼女に何があったのだろうか。思わず考えを巡らせてしまう。
音楽はワルツやフルート、アコーディオンでリズミカルに心地良く(どことなく「魔女の宅急便」のような雰囲気だと思ったら両作とも港に近い街で年代も近いね。)、あとは何と言っても画面が美しい。色彩もかなり計算されコントロールされている。
ちなみにわざとらしいボカしのストリックランドのセックスシーンはギャグですよ(笑)一生懸命に腰を振り続ける彼をどうか優しく笑ってあげてください。ポジティブシンキングの本を読んでるところも可愛かったですね。
アカデミー賞がらみで注目が集まってしまったが、私はひっそりと、だけど何度でもみたいそんな映画だと思う。今年の大切な一本。
*アカデミー作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞受賞おめでとうございます!また見に行かなきゃ
みんなひとりなんだなー
イライザをはじめとする登場人物は結局ひとりだったんだなって…
お互いが必要としている人が一緒になれる世の中なんだと感じさせられました。
男女で評価は別れると思いますが、予告で期待しすぎていた分…残念な部分も多かったですが、観て良かったと思いました。
お伽噺の様な…
違う種族との恋…
言葉が通じなくても想いは通じるんだ…
愛に餓えている私にはたまりませんでした
あの二人が幸せに生きていってくれますように…
ステマ
合いませんでした。
アカデミー賞ノミネートには3つがあると個人的には思っている。
一昨年のバードマンのように芸術性が飛び抜けて素晴らしく話題を集めるもの。
スターウォーズのように芸術性はそこまでないが興行収入的に素晴らしく話題を集めるもの。
その両方を兼ね備えるもの。
結果的に、自分の中では最初のタイプとなり
3年前の博士と彼女のセオリーのような、愛の叙情詩的な作品が苦手な自分には全く自分の好みに合わない作品になってしまいました。
但し、この作品は男女によって好みがかなり割れると思う。芸術性に富んだ愛の賛歌とみるか、リアリティの無い60年代のただの愛の寓話とみるか、感じかたは人それぞれで。
R15+ということで多少は覚悟していましたが、性描写・残虐描写そこそこあります。鑑賞の際はご注意を。
素敵な話
デル・トロ作品ファンならこういうクリーチャーの美しさがわかるのだろうか。徐々に慣れてきてだんだん良さがわかってくるものの、初対面は目を覆いたくなる気持ち悪さ。
それでもこれが良い映画だと思うのは、特撮や美術の懲りようだけではなく、ストーリーに複数のメッセージがあること。決してソビエトの擁護はしてないのだが、図らずも主人公とソビエトのスパイが協力するところなんか面白い。1961年当時の同性愛者もついでに描いてしまっている。
これまでデル・トロ監督は凝った美術、特撮・怪獣、ダークファンタジー、ってイメージだったが、この作品はキャリア最高峰・集大成ではないかな。
そういえばサリー・ホーキンス、パディントン2でもテムズ川を潜っていたなー。
ボカシ要らない
本当、演技も脚本も音楽も演出も素晴らしい!。
イザベラのブスなんだけど、なんか、可愛いと言う意見に納得した(笑)。そして、露出度が高い作品であるが、ボカシは制作スタッフの努力を踏みにじり、オーディエンスをバカにしてるのか?。映倫は変わるべきだと思う。
異彩の中の異彩
切ない
パンズラビリンスを鑑賞した後も思いましたけど主人公達の今後が幸せでありますように、辛いことがたくさんあったのでやっと幸せになってくれるといいなと切に思いました。
孤独さを感じてる時に鑑賞したらぐっとくるものがあるのではないでしょうか。
後で町山さんの記事で読んだのですが色々と問題もあってこの映画の制作費にかなり監督自身が出資してるそうで金獅子賞など数々の評価を得られて本当に報われて良かったなと思いました。
祝アカデミー作品・監督賞
主人公はもっと孤独な女性なのかと思っていたら、そうでもなく。
一緒に食事してテレビを見るお隣さんとは何でも話し合える仲だし。
職場ではいつも声をかけてくれる同僚がいるし。
彼女は本当にチャーミングな女性。
そして“彼”は、結構ステキ。
緑がかった青の色(ティール)、そして赤、と色の使い方も効果的。
際どいシーンがあるかと思うと、乙女チックなシーンもあったり。ミュージカル風の場面もあれば、スパイの活劇もあり。グロテスクかと思うと、ファンタスティックで。
これらの配分が絶妙だと感じました。
サリー・ホーキンスは、『パディントン』、『しあわせの絵の具』と、絶好調ですね。
そしてギレルモ・デル・トロ監督、アカデミー賞おめでとうございます。
この映画に出会えて、本当に良かった。
見るんじゃあなかった・・・
人それぞれだと思うし英語圏で英語での理解だと
違うのかも知れないが・・・
私の感想は、
予告を見ると美しい純愛ストーリーのようだったのだが
いきなりなぜか時代設定がブラウン管テレビ時代の設定ではじまり
主人公と同居人の関係もあやふやだし、パイ屋のストーリーも意味不明
あれほどの国家機密に掃除婦が簡単に近づけるのもむりがあるし
必要の無いリアルなセックスシーンには気分が悪くなった。
エンディングも想像の範囲内だしなんなんだ!
これは成人指定のB級怪物映画だとおもう。
劇場予告編と印象変わる
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