シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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ふわふわしていて毒々しい。
浮世離れしたお伽噺風のふわふわ感じたと、世俗にまみれて毒々しい感じが混じって独特。生々しいシーンがあるので好き嫌いはあるかも。
画家と同僚だってイザベルの言葉に耳を傾けていたのに、それに対してイザベルと半魚人はどこまで心が通じあっていたのだろうという疑問が残った。それほど深い孤独感があったのだろうか。
話す事が出来ない女性と南米の半魚人の純粋で切ないラブストリー
シェイプ・オブ・ウォーターは
話す事が出来ない女性と南米の半魚人の
純粋なラブストリーで
1962年の
テレビが普及して
映画館の観客が激減した時代が背景となる
世界の情勢は
アメリカとソ連が冷戦時代で
両国で宇宙開発の競争が激しい時期になる
映画の途中で
黒人が飲食店に入れない黒人差別が登場して
映画の冒頭のテレビの画面に
黒人が警察犬に追われるシーンを放映する
シェイプ・オブ・ウォーターは
白黒のミュージカル映画を
オマージュする切ないラブストリーで
ラストシーンまで一気に展開して
綺麗で繊細な映像が切ない映画を盛り上げる
_φ(・_・評価に苦しむ映画です。
テンポがいい映画だったか?そうでもない。少しダラダラしていました。キャラクターに感情を移入できたか?半魚人が可哀想だけど可愛くないし、飼い猫食べちゃうくらい本能が強くとにかく可愛くない。ヒロインも特別綺麗ではない。
しかしながら考えさせられました。果たして銃弾を受けて半魚人と消えたヒロインは自分とは全く違う異形の者と一緒になれたのか?
今まで異形の者たちを別の世界や元いた場所に逃がす映画はいくらでもありましたが、この映画はその異形のものと一緒になれるかという問いが重要なのでしょう。ゲイの隣人、黒人の同僚は異形なものの象徴的な表現なのかも。
ヒロインが半魚人といつまでも一緒になってアマゾン川のほとりで幸せに暮らしました、めでたしめでたし?半魚人が生々しいのでそうは思えません。これが監督の狙いなのだろう。綺麗事じゃないのだ、この世は。それでも人間は、、、、。
半魚人と発話障害の女性のラブストーリー、と奇妙な設定ながら、昔のミ...
半魚人と発話障害の女性のラブストーリー、と奇妙な設定ながら、昔のミュージカル映画を思わせるBGMの使い方でオシャレ/アーティスティックな雰囲気が漂う。
悲劇なのにほっこりしたムードも漂う奇妙さが面白かった。
ストーリーも満足。
「掃除係が機密事項に簡単にコンタクトできるのはザルすぎるのでは?」とかツッコミどころも多々。
でもハラハラするサスペンス要素でほどよい緊張感を感じながら進むのがよい。
ラストは……ある意味すべて解決ある意味トラウマもん。どう捉えるか…
ヒロインの空気/目が魅力的。
どんな表情でも目の奥に怯えや不安を感じる。自分はこういう目に弱いんやなぁと最近気付いた;
声を出さない(出せない)難しい役なのに完全魅せられました
画家のおじいさんがまた良い立ち位置やったなぁ。この人の心の動きが一番印象に残ってるかも。
登場人物が、良い人は最後まで良い人を貫き通す。ってのもこの作品の特徴かもしれない。
裏切る?と思っても絶対にブレない。だから見ていて気持ちいいのかも
残念ながら家族では観れません
グレイテスト・ショーマンの予告で知り、予備知識なしで観ました。
結論、これはこれでありかなと。
登場人物の設定も良かった。
ツッコミところは、まあまあありましたが、話もわかりやすいし、ビックリするようなエッチな展開もあり、楽しめました。
途中で、この人、いい味だしてるなぁ。あれ?
ドリームに出てた人じゃないのか?!
あとで調べたらオクタビア・スペンサーでした。
映画館の出口で、女性二人組が、こんな話をしてました。
A:最後弱ってたのに、撃たれてもすぐに治ったやん。
B:最後力振り絞ったんやん。
思わず、笑ってしまいました。笑
画家のおじいさんもかなり面白い役でした。
映画館で観といてよかった!
観てきたよ、シェイプ・オブ・ウォーター。
この監督のテーマとか、映画のもつリアリティの表現方法とか、エンディングのもってきかたも好きだな。
まだ観てない、なんとかラビリンスも観ないと。
監督のギレルモ・デル・トロ氏をよく知らずにいたけど、カミさんおすすめ映画に着いていって観ることになったのですが、これは映画館で観ておいてよかったの一言。
パンズ・ラビリンスという過去作品を観ているカミさん曰く、今回は恋愛映画だけどねという?な念押しがあったのだが。
イライザ役のサリー・ホーキンスに惹かれ、どんどん映画の中に引き込まれていく自分。
水の中はとても神秘的な世界であり、あちら側とこちら側が明確でありながら惹かれる異次元。
未来世紀ブラジルとか裸のランチ好きなわたしとしては、この映画の独特の世界観がまたいい趣味していて居心地がいいのだ。
半魚人であることやクリーチャーのセンスはさておき、水中から顔を出して瞬きするあの目にはやられた。
完璧な映画であるより、不完全さの要素として起用されたばっちりのキャラクターなのではないかと思うほどそこは重要ではなかった。
異種間コミュニケーションではあるけれど、映画の手法としてのリアリティは抜群で、そこにはたしかに言葉を超えた美しさがあった。
ファンタジー要素が強すぎて…
映像は素晴らしく美しかったけど…
どの人物に共感して良いかわからなかった。
ファンタジー要素が強すぎて
置いてきぼりにされた感いっぱい。
ラブ要素も…へ?って感じのことが多く
なんだか、こっぱずかしくて否めない。
終わるまで長かった。
美術賞
まさか泣くとは!
冷戦アメリカとラブストーリー
ファンタジックなラブストーリー。
彼のかわいらしい顔立ちと性格のよさに癒される。(しかもマッチョ!笑)
ヒロインは一見、魅力の少ない中年女かと思いきや卓越した表現力ですばらしい。でも、あんなに裸 必要だったかな?始まりからびっくり…
アメリカ社会の黒人やゲイへの差別の描かれ方で、社会的弱者という目線でのメッセージ性が強い。
ソ連との抗争を背景に、抹消されてしまった男たちもなかなかショッキング。監視係の人が狂っていく様は恐怖しかない。指……
未来を夢見ながら、現在社会の歪みにもがいてる人々って感じでした。
ウロコが好きな人には…
猫!
声がなかったり同性愛だったり黒人だったりスパイだったり古き良きアメリカにのれなかったり、全員が少しずつ孤独で、時代に翻弄されていて、今いる場所で幸せになれていない。
美しい色使いだけどやっぱりずっと悲しい気持ちになるのは、そのせいなんじゃないか。
彼女が神として幸せになることを想像して気持ちを補完したい。
あと、猫は神に逆らったから、あれは猫が悪いんだ。そうなんだ。
足りないからこそ
ファンタジー・ロマンス
宣伝から思い描いていた通りのストーリー展開で「人魚姫」や「美女と野獣」のような種族を越えたファンタジー・ラブストーリー。
後半は、ハードな痛みもありましたが、最後は温かな想いに包まれた作品でした。
ギレルモ・デル・トロ監督としては、新たな愛のテーマを切り拓いた作品だったように思います。
作品の中でイライザ役のサリー・ホーキンスの事を敵役のマイケル・シャノンが「美人ではないが、喘ぎ声を聞きたい女」と言ってました。確かにこの作品2時間の中で、喋る事ができない彼女の体当たり演技に魅了され、その言葉に納得しました。(笑)
ファンタジーの中に、大人のリアルな愛の姿の描写は、あり得ないと思いながらも、いつの間にか、その新鮮さに引き込まれていました。
アカデミー賞にノミネート、どうでしょうね…⁉️
大人のお伽噺
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