劇場公開日 2018年3月1日

「最後はお伽話を観ていたか?の様な感覚」シェイプ・オブ・ウォーター 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0最後はお伽話を観ていたか?の様な感覚

2018年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

萌える

フォックスサーチライト製(低予算映画)ですので、派手な物は期待せずに鑑賞。

囚われみの半魚人と言葉が話せない人間女性の物語。
半魚人は綺麗なマーメイド風の見た目では無く、魚顔のアマゾンにいそうなグロテスクな姿の方である。

その半魚人に惹かれる女性(惹かれ度合いが半端ない)だが、どこに惹かれていくのかが不明確で分かりづらい。いつの間にか意思疎通し、共感も薄い。
もう少し意思疎通シーンがあればと思うのは私だけでしょうか?

ストーリーは分かりやすい内容ですが、時代設定1960年代の世界観が逆にマッチしてるんだか、していないんだか不思議な感覚を覚えた。

最後のシーンは「おとぎ話を観ていたのだろうか?」を思えるほどのホッコリとした終わり方。

異彩を放つ設定ラブストーリーですので、「あり得る」「あり得ない」でかなり好みが分かれる作品だと思います。

最後に半魚人さんの手のひら能力だけは欲しい。

巫女雷男
近大さんのコメント
2018年6月6日

デル・トロ作品やモンスター/怪獣はどうしても贔屓目になってしまいます(^^;

近大