「前作越えならず。あくまでも外伝。」咲 Saki 阿知賀編 episode of side-A 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
前作越えならず。あくまでも外伝。
女子高生麻雀映画の第2弾。全国大会準決勝の物語。
こちらも映画の前にTVドラマあり。
前作はTVドラマを観なくとも楽しめた感があったのだが、こちらはドラマの延長上にある形だった。
麻雀大会の方は、前作は純粋に楽しめる作品だったのに対し今回は配牌の流れや点数計算重視の様な大会。
麻雀慣れしている人間にはまた面白いモノだが、映画としての楽しさとしてはいかがかなものかと。
また、主人公のチームと相手チームの必殺能力のぶつかり合いが醍醐味なのだが、今回はぶつかってんだが、暴走気味なのか、、、誰をメインにして観ればいいのか疑問的部分もあった。
主人公チームも目立たないしなぁ。
前作主人公 咲の姉の照役で浜辺美波が再び出演しているが、こいつだけ目立ちすぎ。
「お前は剛拳ラオウか!」と。
この作品は準決勝戦なので、ラストシーンぐらいは念願の決勝戦、ラオウとケンシロウの様な(こちらは姉妹ですがw)対決観れるか?と思いましたが、それも無し。
(まぁ、姉妹両方浜辺美波にしている時点で無理は承知の上でしたが。)
あくまで外伝です。それを知らしめさせられた映画でした。
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