スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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はじめてのIMAXでの鑑賞
IMAX3Dで鑑賞しました。
宇宙船やらが飛んだりするので、酔うかも…と思いましたが
内容が面白すぎて酔うどころかアトラクションに乗っている感覚で終始楽しかったです。
肝心の内容ですが…カイロレンがかっこよすぎました!!
途中、ストーカーっぽくも見えましたが(笑)
愛ゆえだと思ったらラストシーンは泣けました。
がんばった結果・・ハリポタ化。
エイブラムズのがんばりは認めたいところですが・・なんて言うか、ハリポタかジャンプの漫画の最終回みたいな作品でした。
個々のシークエンスはそんなに悪いと思わないけれど、トータルで見ると「何なんだこの話は?」というコレジャナイ感がすごかったです。
こだわり過ぎ血統主義も、皇帝復活(ていうか悪役リサイクル)、フォースの更なる魔法化・・と、「こういうものだっけええ?スターウォーズって」と困り果てました。
あとラストのデストロイヤーがズラッと並んでいる絵も「パルパティーンが現出させたイメージ空間」みたいで、現実味が薄かったです。まさにハリポタ映画みたいな・・
結局、この新三部作というものは製作側の「このコンテンツかくあるべき」というハンドリングに失敗し、「そもそも続けた意味があったのか」という根源的問題へと帰結してしまう大きな弱点をもっていますね。
ハッキリ言って、コレを見て数日後に観た『マンダロリアン』に完全に負けています。巨費を投じてテレビドラマにさえ勝てないクオリティとは???って考えちゃいました(涙
さよなら、スター・ウォーズ
結果として、EP8で大きくコースアウトしたシリーズを強引に元に戻したJ・J・エイブラムスの豪腕ぶりが凄かったです。この監督さん、リブート専門家だけに焼き直しの腕は抜群で、まさかのパルパティーン復活も含め、旧三部作のネタを目一杯ぶちこんで、もはやオマージュを超えてEP6の改装リニューアルでした。とは言え、ルーカスが創ったEP4〜6の世界観を再度引き継ぎ、EP8の影響をミニマムにしたため、安心して観られるのも事実。観終った後は、ファンの人それぞれの感慨があると思うけど、なんとかきれいなフィナーレにしてくれたことに、一ファンとして感謝したい気持ちが正直なところです。でも、今後ディズニーが量産するSWは観ることはないと思います。
終わり良ければ、全て良し。
これで終いの金比羅さん。
2回目はレーザーIMAX3D! 映像はフル画角では無かったから...
2回目はレーザーIMAX3D!
映像はフル画角では無かったから
思いの外コンパクトに感じましたけど
ドルビーシネマと比べやすいのは良かった。
映像の決め細やかさでいうと
ドルビーシネマに軍配が上がりました。
SWに関してはネタばれ無しには語れないので個人的に感じた
😍なところ
😓なところ
🤔なところ
もっとくれよ~~!なところ
【ネタばれ】で
😍
・オープニング(当たり前、でも泣く)
・連続ハイパージャンプ
・チューイの目立たない作戦♪
・レイアがCGじゃない!
・ローズが綺麗になった?
・エクサゴルのパルパティーンが登場するシーンの音響
・スター・デストロイヤーの大群!
・スピーダーチェイスでの戦闘シーン (ポッドレースみたい!)
・流砂のポーの懐中電灯とライトセーバーw
・ランド!!!
・ポーカッコいい!ハンソロと同じニオイ!
・ケフバーの海でのレイとレンのバトル
・民間船アッセンブル!!
・イウォーク😳
・歴代ジェダイのボイス😭
・タトゥイーン……😭😭
・エンドクレジット😭😭😭
😓
・ワイプ(場面展開のあれです)の切り替え速度が速すぎ
・ep8のホルド提督の作戦を軽くディスった
・ジョン・ウィリアムズのスコアが弱くね?
🤔
・レイとレンのキス
ベンの手をとりたかったっていうのは
闇から救うだけかと思っていたど
恋愛感情ありだったの?? それともep8と同じで🐁の国の悪影響??
・ep8の少年のフォースの意味
もっとくれよ~~!
・レイア姫のテーマ曲。。
ライアン・ジョンソン監督の
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が
好きだったので繋がりが薄まってしまった
のがちょっと残念。
こうなるならJ・J・エイブラムスが
三部作全てを監督として作ったほうが
まとまり感があったんでしょうね。
それでもスカイウォーカー・サーガの
最後だからまた観に行きます
スカイウォーカーの夜明け??
EP8って何だったのだろう・・・
今回良かった点は、
前回出しゃばっりまくってた金太郎が大人しかった。
ファルコン号は何度見てもカッコ良い!!
音楽もGood。
悪かった点は盛り沢山でいちいち突っ込んでいたら話に置いてけぼりにされてしまうので気にしない事にしよう。
スターウォーズ …
皆さんが書いてるとおりep8がひどくて、なんかやたら赤かった以外は覚えてません。
今回はどうかな?と思ったら、R2-D2やC3POがたくさん出てきてテンション上がりました。
R2-D2のあのギャーッと聞こえる悲鳴が懐かしかったですかったです。
でも途中、なんだかややこしくて話を見失いかけました。
てっきりレイはレイアとハンの娘でカイロ・レンと双子だと思ってたので、えっ、そっち⁈と、ビックリしました。
でも、ルークもハンも出てきて良かったです。
てか、ep7〜ep9のキャラクターの印象が薄いのはなんでかな?
ep1〜ep6のキャラクターたちはすごく印象深いのに、ep7〜ep9は、なんかスターウォーズ 作品として見た時にはあまり面白くないのが残念。
スターウォーズ って、色んな宇宙人出てきたり、ライトセーバーの戦いのシーンとかすごくワクワクしたけど、ep7〜ep9ではなぜかそれがない。
あと、レイアのゴールドビキニは強烈だったし、ランド将軍の雲の惑星とか、森に住む熊のような宇宙人とか、それぞれが印象深いシーンが多いのに、ep7〜ep9ではそれがないんですよね。
製作者がスターウォーズ の名を借りて、自分が創りたい宇宙が舞台のアクション映画を作っちゃったって感じ?かな。
今後、ep1〜ep6はまた見ることがあっても、ep7〜ep9は見ることは無さそうです。
(ちなみに唯一持ってるDVDはep1?だったかな?ヨーダがライトセーバーで戦うシーンは何度見てもワクワクします)
スターウォーズ 作品でなかったら、すごい映画だったな、って思ったかも。
そういえば、フィンがレイに言いかけたこと、どっかで言いましたっけ?
見逃したかな?
それとも、言わなくてわかるでしょ、ってこと?(^◇^;)
物足りなかった
・前作にあったレンとレイが別空間にいるけど物質は転移しててみたいな状況が多くて、どういう時にそれが使えて使えないとかが(説明あったのかな)わからず、万能すぎてちょい気持ちがそれた。
・レイがあの皇帝だったかの孫っていう話になってあの皇帝の孫やだし凄く似てないなぁって思った。
・フィンも軽くフォースの力が目覚めたのかわからないけど、色々感じてて驚いた。
・流砂でフィンがレイに何を言おうとしていたのは何だったのかがわからないままだった。
・カイロ・レンがかなりあっさりジェダイに戻ってきたのが物足りなかった。
・ルークとかが死んでからも魂で会話するようにダースベイダーも会話できないのかなとか思った。
・これでスターウォーズが終わったのかと思うと寂しくなった。
始まりの地が最後の地。
自分は期待通りの作品で満足してます。旧三部作のランドやウェッジ・イォーク族などの懐かしい顔触れ。ルークの愛機だった旧式のXウイングと一番最初にレイアが乗ってたのと同型の宇宙船。ダークサイドに墜ちずに逆にベンをライトサイドに戻した主人公のレイ。皇帝を皇帝が得意なライトニング攻撃を逆に利用して皇帝を倒すシーンも良かったです。残念なのは旧三部作の主要メンバー全員が逝ってしまったり、レイを助けた直後に母親の遺体と共に消えるように逝ってしまったベンですね。映画の始まりの地タトィーンが映画の最後に相応しい最後の地になったは凄く良かったです。
誰か答えてほしい
楽しみにしていたスターウォーズが終わってしまった。結論から言うと、面白かったね。楽しかった。すごいビジュアルだった。レイの成長とスカイウォーカーのジェダイに果たす役割がよくわかった。最終回としてはもっと号泣ものかなとおもったけど、ダンケルク並みに民間の船が大量に応援に来たとき(予定調和)くらいだった。主要キャラクターに死亡フラグが立たなかったのが、いかにもD映画だったなあ。
さて、誰か教えてほしい。
①前作の最後に子供たちがフォースらしきものを操るシーンがあったと思うんだけど、その回収はどうなったのか?
②レン(ベン)はどうなったのか?そうする理由があったのだろうけど、キスシーンを入れることで、命を吹き込んだということ?
③ファイナルオーダーとシスが滅びる=宇宙のバランスはむしろ偏ったのではないか?物語的にはカタルシスがあったが、不合理が増したように思えた。
④レイが遺されたことで、集団としてのジェダイは改めて滅び、この後に続くことはもうないのかなあ。ルークの遺志でもついでジェダイ寺院を再興するのかなあ。
⑤ルークとレイアのライトセイバー(いつの間にかレイアもジェダイの訓練をしていた) を、埋めたがそのあとに持っていた三本目のセイバーは誰のなの?レンは捨ててしまったし、形も違う。
いろいろ悩ましいところはあるが、それ以外では怒濤の伏線回収だった。
三部作は、毎回三作目がどたばたとせわしなく回収回収。だから、毎回ご都合主義の謗りは免れないだろうなあ。でも、今回はさすがに前作の必要性はあったのかなあ?
長くて退屈だったけど、二作目(エ ピ1~3)の二作目(2)のメロドラマは、3の悲劇の為に必要だった。
ローズはどこにいった !? www
過去の「あぁーっ、アレかぁー。」とか「この人ここにきて出てくるのか!」みたいな、ずっと見てきた者に対する楽しみを付け加えてくれて、大団円という感じでした。
今回のシリーズ 7-8-9 ってなる訳ですが…
●8 で後半大幅にピックアップされていたローズはどこに行ったの?
●8 のラストシーンの少年は何だったの??
みたいな感じで、割と「8」の存在が無かったように思います。
そういう意味で見ると、8 のエピソードが殆ど回収していないのが笑えました。
色々とツッコミどころある訳ですが、今感じで落とすしかなかったと思いました。
私としては、満足な終了でよかったです。
最後に…
ラストシーン。
「まあ…そう名乗るわな、この流れだと」と思う反面、
「いやいやいや、あんたレイ・パルパティーンやーん!」と思ったけどね!
スカイウォーカーの夜明け。
ようやくスカイウォーカーの物語が幕を閉じた。
やはり音楽と映像の進化と迫力に常に圧倒されていた。
多くの不思議な生き物と、広大な世界で繰り広げられる戦いはやはりいつになっても面白い。
7.8と多くのキャラクターが登場し多く伏線、謎のキャラクター的存在があった。全て回収し、謎を解くのは不可能だとは思ったけれど、ちょっと少なかったと思う。
レイの謎は解けたし、その過去も非常に面白かった。
そのうち、両親の物語もできるんだろうなと期待半分不安半部。
パルパティーンの圧倒的強者感。
フォースって結局なんなの?
何が現実?何が幻?
結局、ハン・ソロ。レイア。ルーク。ランド。の過去の英雄たち様様だった気がする。
でもね。結局ね。スターウォーズっておもしろい。
オープニングからエンディングまで。
最後に、オビワンがもう少し頑張ればクワイガンは生き返れたんじゃないかなと、思ったり思わなかったり…笑
ひどかった
なんか節操なくゴリ押しで詰め込んだ感が否めない
チューバッカ救出のためデストロイヤーに乗り込む前に楽に侵入できるアイテム出てきたり、簡単に侵入できないはずのラスボスのいる場所に大量の民間船がワープしてきたり、ワープしてきた民間船を実は皇帝単騎で捌けたり、ライトセイバーで切りつけたらダークサイドに落ちるけど電撃返しなら落ちないとか、死んだり生き返ったり、ハイパードライブでの連続ジャンプで障害物ギリギリに到着したりとか
ラスボスの地に行くためのアイテムが壊されたと思ったら実はルークが複製してたり
ベイダーに放り投げられた皇帝はそもそもファイナルオーダーの艦隊をいつからどんな財力で組織したんだろう…とか
スカイウォーカーの夜明けといいながらベンソロ他界して、パルパティーンの末裔がスカイウォーカーを名乗ってるし
これでいいのか、いいんだなという疑問で終わった
全て終わらせる、は何を終わらせたかったのだろうか
あくまでも、どこにでもいるスターウォーズファン1人の所感として。
〇シークエル・トリロジーとして
今作EP9はSW続三部作の完結編として位置している。
一応の完結はみたが、果たして”三部作”として成立していたのだろうか。
EP7,8,9の三つで一つの作品であるはずだが、作品間のシナジーを感じられなかった。
ストーリーに一貫性を見出せなかったし、キャラクター達も右往左往していた。
これらの原因は、『リレー脚本』と明確に構想を決めなかった事だと思う。
監督達に非があるというより、複数の監督を起用してリレー形式で作品を作ることを決定した上層部に問題があったのではないか。
おかげでストーリーは歪となり、作品として何を伝えたかったのか、何を表現したかったのかがボケボケになったものと思う。
〇皇帝復活
冒頭でお馴染みのあらすじが流れたとき、まず目を疑った。
パルパティーン皇帝の復活である。例のあらすじでサクっと復活してしまった。
わずか数行の復活劇により、EP1~6の内容がとてもチープになってしまった。
アナキンはフォースにバランスを取り戻すことは出来ず、ルークも父親を助け自信の信念を曲げずに皇帝に立ち向かった事が、ほとんど意味を成さなくなった。
EP8の頃から悪役不足は良く言われていたと思うが、あまりに使い古された手法で、アッサリ復活させてしまったのは、どうなんだろうか。
EP8のスノーク退場も相当酷かったが、今回の復活も個人的には同等の酷さである。
最低でも、皇帝復活はEP8ラストでやっとくべきだったのでは。
〇総じて雑なストーリー展開
EP9のストーリーは「悪の皇帝が復活して銀河がヤバいから倒そう」という話だ。
前作EP8の内容が生かされることも無く、あらすじ復活した皇帝打倒が主軸。
前向きに考えれば「EP9単体でも楽しめる!」とも言えるかもだが、三部作の完結編でそれはどうなのだろうか。
もっと言えば、SWは40年以上の歴史があるのだし(良くも悪くも)
また、EP8の『やり直し』を如実に見せられた気がする。
なんだか別人かのようなルーク、レンのマスク修復、何物でも有ったレイなどなど。
SWを新しいものにしようとしたEP8の多くを否定していた。
EP8も全然好きではないが、三部作なのにも関わらずずいぶん蔑ろにされている。
「EP8ベースの展開の方が面白くなったのでは?」
と一瞬でも思った自分に大変驚いている。
結局SWは過去に縛られたままで、悪役も過去で、血筋が物を言う世界で、
出てくるテクノロジーや兵器も過去だった。
〇必要性に疑問のシーン達とご都合主義
例えば、3PO。シス言語を解読するため記憶を消去することとなり、
SWファン達の涙腺を多少刺激していた気がするが、あれは必要だったのだろうか。
何故なら、記憶を無くした後にアッサリR2が復元した。うーん・・・?
なんのカタルシスも無いし、解読出来なくても(結果的に)良かったのでは。
だってD-Oが何か情報持ってたし・・・
あとチューイも似たような感じで、退場かと思ったらすぐに再登場。
何か、無理やり旧キャラ達に役割を与えようとしているのかとも思ってしまう。
それぞれの展開にも厚みがなく、ずいぶんとご都合主義が展開されていた。
ファイナルオーダーのデストロイヤーとかね。バトルドロイド並みのポンコツかよと。
デタラメな連続ジャンプにピタリとついてくるFOタイファイターとか。
全体的にオマージュも多い。表面的にSWらしさを取り繕っているが、
「こうすればSWらしい」という感じでSWを装っているだけに感じられた。
〇結局は血筋だったのか
皇帝復活劇からの流れで、レイはパルパティーンの血筋でした!という話。
EP8は何だったのか。またしてもベタな展開である。
血筋が付与されても、私にはレイというキャラクターが良く分からなかった。
というか皇帝復活のお陰で、レイの血筋の意味が薄くなっている。
孫だから何なんだよ、という。例えば皇帝は復活せず、レイはパルパティーンの孫だった、ならまだ分かるしレイの存在感もグッと増すと思うのだが。
当初レイは強すぎ的な話があったが、その為だけの血筋だったのだろうか?
そんなレイが歴代ジェダイ応援団(アソーカはジェダイ枠でいいの?)の元に皇帝を倒す訳だが、ライトニングを返すだけ。
聡明で最強だったシディアスは何処に・・・
そしてラストの「レイ・スカイウォーカー」。いや意味は分かる。
『スカイウォーカー』は"血筋"から"象徴"や"記号"になったのだと解釈。
しかしレイが『パルパティーン』を拒絶したかのような印象も受ける。
ジェダイに必要なのは拒絶ではなく、受け入れた上で乗り越えることだと思ってしまう。
〇フォースマジックとライトセーバー
今作のフォースはそりゃぁ凄い。ここだけはEP8から引き継ぎ、より万能な魔法として表現されている。やりすぎはやっぱり良くない。
アナキンが暗黒面に堕ちてまで求め、得られなかったリザレクション。
輸送船をあっけなく撃墜したライトニング(皇帝は撃墜してなかったけど)
あと霊体が普通にフォース使ってましたね。
シーンとしてはグッと来たけど、あれはEP8でやるべきだった。
霊体があそこまでフォース使えるなら、皆霊体化して皇帝倒せば?みたいな。
フォースが万能かつ強力なのは構わないが、そうすると「ライトセーバー無しでフォースのみで良くね」みたいなことにも成りえるでしょう。
仮にも戦争とタイトルにあるなら、死者蘇生はちょっとアレでしょう。
なんでも程々が良いのかなと思いましたね。
あとライトセーバー。殺陣はEP8よりは良かったと思います。
ただ個人的に、レイは自身のセーバーを作成した上で戦って欲しかった。
結局過去に回帰したのであれば、セーバーを自作し修行を終えても良かった。
(闇落ちレイのダブルセーバーはかなり良かったのですが・・・)
あれ、アナキンのセーバーは結局なんでカナタの手に・・・?
大変長くなってしまいましたが、まだまだ思うところはあります。
また随分ズタボロに言ってしまいましたが、良い所もあったと思うし、
今後もSW作品を応援する予定です。
マンダロリアン楽しみ。
『エデンの東』と貴種流転の英雄譚
帝国ファーストオーダーの最高指導者の地位を得たカイロ・レン(アダム・ドライバー)。
しかし、彼は死んだはずの皇帝パルパティーンの声を聞く。
一方、最後のジェダイ・マスター、ルークの遺志を引き継ぎ、一層のフォースが強力になっていくレイ(デイジー・リドリー)は、レンとの精神感応の度合いを高め、異空間で互いのライトセーバーで切り結ぶまでに至るようになる・・・
というところから始まる物語で、エピソードIVで死んだと思われていた皇帝が復活し、ファーストオーダーはより強大になっていく中での、スター・ウォーズ・サーガの完結編。
どこへ行きつくのか、というのが大きな関心で、シリーズの骨幹はアナキン、ルーク、ベンと続く、スカイウォーカー家三代に渡る物語。
この「三代に渡る物語」といえば、すぐに脳裏に浮かぶのが『エデンの東』。
スタインベックが描いた三代の物語で、映画化されたのは三代目・キャルの物語なので、そんな大河ドラマだったことを知らないひとは多いかもしれない。
両親の愛情を受けられなかったと背を向け、かつ、戦争という状況下を利用して両親の(特に母親の)愛を乞うのがキャルだった。
そんなナイーブさは、ダークサイドとライトサイドの間で揺れ動くカイロ・レン(本名ベン・ソロ)にイメージが被る。
スカイウォーカー家の血脈でありながら、スカイウォーカーでなく、ソロ(孤独、さらにソロウ=悲しみ)の名前を持つ青年。
サブタイトルの「スカイウォーカーの夜明け」は、そんなベン・ソロがスカイウォーカーの名を継ぐのかと思いきや・・・
ええええええ!
スカイウォーカーの名前を継ぐのは彼ではない。
たしかに、祖父アナキンが、ダークサイドのダース・ベイダーから再びジェダイのライトサイドに戻ったように、彼もまた、フォースを善きことに用い、かつ母親レイアに認められるのであるが、名は継がない。
名を継ぐのは・・・
レイである。
彼女の出自が明らかになり、ダークサイドに深い血脈でありながら、ライトサイドの人間としてスカイウォーカーを名乗る。
なるほど! と唸らされると同時に、驚きも隠せない。
レイの物語は、多くの英雄譚にあるような「貴種流転」の物語の変型であるから、源流は悪にある「貴種」ということになる。
まぁ、「実は王様の子ども」というような、旧来の貴種流転の物語が現代に通用するはずもなく、出自にかかわらず誰もが善きひとになれる・・・というメッセージなのかもしれないが。
(穿った観方をすると、ルーカスの名を継いだディズニーの源流は悪、って吐露しているのかもしれないが)
何はともあれ、大団円と言っていいでしょう。
最後に気になったのだけれど、あれほどレンとレイがフォースで交感していたのは、やはり血脈上の繋がりがあったのではなかろうかしらん。
つまり、アナキンの父親は、実は、パルパティーン・・・って、そんなことはないか。
何だか、ベタな映画・・☆
リアルタイムで、初めから映画館で見ていたわけではないので、
生粋のSWファンではありませんが、それなりに楽しみに見てきました。
批判評が多いディズニーになってからも、毎回 映画館で鑑賞して来ましたが
今回は あまりに先が読めてしまい、正直 物足りませんでした。
レイがパルパティーンの孫という設定には、突然?!という感じでしたし、
それから、カイロ・レンとの絡みを経て 最後は銀河中の民衆による結束
の勝利。
何か、皆で仲良く頑張りました的なエンディングに少し白けた気持ち
になりました。
途中、周りには涙ぐんでいる方もいらして ファンの方にはそれなりに
鑑賞の仕方があるんだ・・と納得した感じ。
終わりにレイが自分の名前を「レイ・スカイウォーカー」と名乗る
前に現れるルークとレイアの姿。
昔っぽい演出。
ウェイファインダーは3つじゃないか!
EP4〜6が40年前に時代を(そしてjedaiを)つくった秀作だとして
EP1〜3がフォースの両サイドを描き切るとともに、昭和(日本じゃないけど)にありがちな悪役、そしてまたありがちな、それが父でしたパターンをありがちでなくしEP1〜6を一連の大河ドラマ化した傑作であるとして
7〜9はまぁディズニーがSWを利用して金を稼ぐためのエンターテイメント作品群だった。
やや格落ち感があるのは否めない。
それでも7、8はアクションやストーリーの疾走感はなかなかで、眠くはならなかったのだ。
本作は、、、眠かった。レイが覚醒する期待感とか、ルークが颯爽と登場する山場感とか、そんなものはなく、SW定番の格闘アクションもマシンアクションも今ひとつ。
ストーリーは感情移入もできないまま、死んでいるのか生きているのかわからない敵を追いかけ、殺したのか死んだのかもよくわからないまま、最後はパルパティーンがスカイウォーカーを名乗る。
レイ ジェダイ では
ジェダイの夜明けでは
ダメだったんだろうか
そしてウェイファインダーは3つ(レンの1つ、デススターの1つ、ルークが隠遁した島の1つ)なのでは。。。誰か教えて。
ディズニー映画と改めて認識させられる出来
高いお金を出してまで見に行く必要性を感じない。
まだ見てない人はレンタルで出るまで待つことをオススメします。
フォースは今までこんな便利なものとして描いてこなかったはず。
傷を直せるなら、戦争で傷ついた仲間を助けたほうがいいんじゃない?
死んだレイア姫に命のナンタラを吹き込んで、復活させればいいじゃない。
ダークサイドに落ちる落ちないも出生云々で悩むのはわかるが、今まではもっと簡単なものじゃなかった?誰もが持つ怒りや悲しみがスタートラインでしょ?
出生の秘密を引っ張るのはいいけど、どうして捨てられたとかを深く掘り下げないとこの展開だと納得できない。
あまりにもお金欲しいです感がありすぎて、ドキドキが全くない。456で終わりでよかった。
フィンもなんで終盤に覚醒したかと思わせるような感じになってんのか本当に意味不明。
突っ込みどころしかないこの映画で話が終わってしまうのは本当に納得できない。
まだ見てない方。
定価で見ると後悔します。レンタルまで待ってください。
纏まった終わり方でした。
結論を申すと前作のepisode8は殆ど関連がありません。
それは、確か監督が違うからだったと思います。
前作を担当していた監督とは違い、スターウォーズを愛してやまなく、ジョージ・ルーカスを敬愛している今回の監督が、前作を気に入らなかったのでしょう。
前作、ルークが亡くなった(フォースとなった)という事は繋げ、その他は殆ど繋がっていませんでした。
そして、前回と同様かなり長い。
まあ、前回の話を無かったようにして話を作るのですから長くなるのは当然ですね。
終わり方はepisode6と同じ感じで戦争後に皆が抱き合って喜び合うという終わり方でした。
episode4・5・6と類似する部分があったりと、監督のジョージ・ルーカスに対する思いが露わになっていたなと思いました。
今回の監督はこれで終わり!とさせたかったのでしょうがディズニーは今後も続きを作っていくでしょうね。
夜明けの地平線への憧れは永遠に
2010年代の締め括り、SF超大作シリーズ
『スターウォーズ』新三部作の完結編が遂に公開!
前作が「基本面白かったけどこんな好き勝手
やって収拾つくの?」という出来だったので
かなり不安だったのだが……蓋を開けてみれば、
エイブラムス監督は頑張った。めっちゃ頑張った。
『最後のジェダイ』の伏線をきっちり
回収しつつ、『フォースの覚醒』路線
そして王道エンタメ路線へと回帰。
宇宙SFエンタメとして史上最大スケールの
冒険活劇でありながら、“家族”を巡る熱い
ドラマも両立させた、見事な完結編だった。
...
まずは壮大なアドベンチャーとして大満足!
上映時間は前作より短いけれど、物語は
前作以上に濃くてスピーディ。そのうえ
冒険活劇としての見せ場は前2作を凌ぐ出来。
砂漠での猛速チェイス、敵船での疾走白兵戦、
歴代シリーズ最大スケールのドッグファイト、
「これを大スクリーンの『スターウォーズ』で
観たかった!」というアクションのつるべ打ち!
ライトセーバーでのバトルも質・量ともにアップ。
最もライトセーバー戦が苛烈なEP2,3級とまでは
いかないが、荒海でのレンVSカイロの一騎討ちの
緊張感は見事だし、ラストバトルではレイVS
パルパティーン、ベンVSレン騎士団という
展開で盛り上げてくれる。
画の壮大さも見事。
荒涼とした星にそびえ立つ巨大建造物、砂漠の
星でのカラフルな祭り、崩落したデススターの
浮かぶ鈍色の海、曇天を覆い尽くす戦艦の群れ、
そして最後の夜明けに至るまで、圧倒的スケール
の画をたっぷりと拝むことができた。
...
前作からの不満点もしっかり解消。
前作『最後のジェダイ』は過去シリーズから
連綿と続いてきたジェダイの血筋を巡る物語を
“無名の者だって銀河を救える”というテーマに
持って行こうとしていたように思うのだが、
・単一の作品を盛り上げる為に重要な駒を
惜し気もなく消費(ルーク/スノーク)
・テーマに噛み合っていない展開
(フィン/ポー/ローズのパートの不毛さ)
・世界観を拡大するべき所を出来ていない
(全銀河を巻き込む戦いにまでは見えない)
など、シリーズの中継ぎ役としては問題のある
作品だったと思っている。おまけに銀幕外では
C・フィッシャーも逝去。シリーズの有終の美を
飾る上では、正直言って不安要素だらけだった。
が!
エイブラムス監督はその不安要素3点を序盤15分
でいきなり全修復する荒業をやってのけている。
すなわち、
・スノークの10倍怖い黒幕パルパティーン帰還
・強大な戦力を蓄えていたファイナルオーダー
登場で物語のスケールを拡大
・レイは無名(ゼロ)どころか超危険因子(ネガ)。
前作テーマを引き継ぎつつ、従来シリーズの
フォースの血筋の物語へと再回帰。
これらがシリーズ当初から予定されていた設定
かは不明だが、最終章に相応しい壮大さな
物語へと流れを引き戻せたと感じた。
...
ただ、一方で別の不満点も。
“こうなったら嬉しい”という展開を上手に
広げてくれてはいるものの、終盤に向かうにつれ、
あまりにキレイに話が進み過ぎてしまい、驚き
や緊張感は弱まっていった気がするんですよね。
妙な表現だが、“安定し過ぎている”と感じる。
あとは全体的に展開がややせわしない点。
まあこれは、完結編を盛り上げるための
御膳立てを、その完結編自体にすべて
詰め込んでしまったから、という気もする。
三部作全体で眺めたとき、パルパティーン
暗躍や彼の右腕(つまりスノーク、カイロ
の後釜)であるプライド元帥については
前作時点で多少でも語られるべきだったのでは。
結局、前作での展開や路線変更は、三部作
全体を盛り上げる上であまり機能していた
とは言えなかったな、と残念に思う。
...
しかしそれでも映像的な興奮やキャラクター
達の魅力がそれらの不満点を大きく上回る。
壮大な物語を通して描かれてきた各キャラクター
の成長と決着には目頭熱くなりっ放し。
C-3POの「最後にもう一度だけ」には
ウルっときたし(記憶失ってもノリは同じで
安心したけど(笑))、R2-D2がきっちり記憶修復
できるデータを残していた所にも友情を感じる。
チューイの退場には「エイブラムスの野郎また
やりやがった!」と思ったが、再登場で安堵。
フィンとポーも前作の失点が嘘のような大活躍!
EP7での名コンビっぷりは益々向上で気持ち良い。
レイアは前々作の撮影シーンを再利用したとの
ことだが、殆ど違和感を感じず存在感もしっかり。
短いながらも物語の重要な部分を支えていたし、
その最期も切ない。
ルークは思ったよりアッサリとした登場だけど、
かつて自分の修行の為に持ち上げたXウイング
を、最後は弟子を助ける為に再び持ち上げる……
あの流れには泣いた。
新三部作の影の主役であったカイロ・レン=
ベン・ソロ。彼と亡き父ハン・ソロの再会……
この1作品でいったい何度泣かせてくるんだ……。
あれはベンの後悔と改心が生んだ幻だったのか、
それともフォースの導きか。いずれにせよ、
カイロはようやくハン・ソロの息子として
生きることを自分に許すことができた。
彼がベンに戻れたのは束の間だったけど――
ベンが消えると同時に消えたレイアの亡骸。
彼女はようやく、息子に会いに行けたのだろうか。
...
そして最後、主人公レイの帰結。
人々が歓喜にわく中、固く静かに
抱き合うレイ、フィン、ポーの三人。
この物語は銀河を揺るがす壮大な戦いの物語
だったけど、と同時に、何者でもない孤独な
少女レイが、家族の絆を紡ぐ物語でもあった。
幼い自分を命がけで匿った両親、旅の仲間
フィンとポー、自分の価値を認めてくれた
ハン・ソロ、共に暗黒面に打ち克ったベン、
そしてフォースを説く師として、人生を導く
第二の両親としてレイを支えたルークとレイア。
血筋だけで、人の価値や運命は決まりはしない。
彼ら家族の絆でレイは暗い運命をはねのけ、
そして新たな名として、誇り高きジェダイの
血筋スカイウォーカーの名を継ぐと決意した。
ひとつの伝説が終わっても、伝説を継ごうという
強い意志を持つ者が、新たな伝説を紡いでいく。
彼らそして僕らが真っ赤に燃える地平線の彼方
に憧れ続ける限り、伝説は続いていくのだろう。
...
2010年代をドカンと盛り上げた『スターウォーズ』
新三部作はこれにて終劇! 不満点はあるけれど、
前作からよくぞここまで綺麗に完結させたという
点を加味して4.5判定です。
<2019.12.21鑑賞>
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余談:
と、盛り上がったばかりなのに……なんか
ディズニーは新たなスターウォーズ
三部作の計画を進めてるらしいっすね。
2022/2024/2026公開予定だとか。
以前の情報では主人公や惑星の異なる
シリーズになるらしいと噂があったけれど……
あのさ……最近のディズニーって
ちょっとガッつき過ぎじゃない?
“売れるから”ってこうも安易に
関連作を量産するのってどうなん?
“作品”じゃなく“商品”として扱ってる感じ
が物凄く厭だし、それでファンが離れたら
けっきょく誰も幸せにならないと思うんだけど。
もっと作品を丁寧に扱うべきじゃないかしら?
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