スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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死を欺く映画
この映画では、死を欺くことが演出の鍵として統一されています。
パルパティーン、キャリーフィッシャー、チューバッカ、C-3POのメモリー、ゾリ(新キャラクター)、ベン、レイ
九死に一生を得たり、記憶が元に戻ったり、死んでなかったり、蘇ったり、死を欺くことが徹底されています。
この一貫した脚本の流れが、痛快に死んだハックス将軍のシーンを、より一層際立たせることに成功しています。
※主観的で細かい文句ばかりなのでご了承下さい。
【過去作に敬意を払ってほしい】
チューバッカのイカサマ疑惑のシーンはとても残念でした。チューバッカ=ギャグ要因という気持ちで演出したのでしょう。実際にチューバッカは旧三部作でもギャグ要因として扱われていますが、個人的に見たかったのは、かつてドロイドのR2に負けて悔しそうだったチューバッカが、実力でフィンに勝ち続ける成長の姿です。
R2にも出番が欲しかったです。今回の三部作では、3POとR2が一緒に活躍するシーンがほぼありません。人語を操る通訳ドロイドとして、ストーリー運びに都合の良い3POだけが壮大な物語に駆り出されます。
ルークスカイウォーカーが、レイの捨てたライトセーバーを掴み「ジェダイの武器には敬意を払え」と言うシーンがあります。とても不快です。
ジェダイマスターの言葉としてこれほど重みと勇気を与えるものはありません。しかしそれはエピソード8で変わってしまったルークの言葉としては非常に不快なひと言になっています。ルークはエピソード6でライトセーバーを捨てる描写があったり、そもそも似合う言葉では無いなと感じるのですが。シリーズ通してジェダイはライトセーバーをよく落とすというお約束を皮肉った描写なのかもしれません。本気で真面目に言わせたのなら、とても滑稽です。ルークの歩く姿もかなり尺が長く滑稽でした。話がそれましたが、真面目なシーンで空気が読めていないのが残念です。8からの軌道修正が優先されたため生まれた矛盾です。採用してはいけないシーンでした。こうすれば観客は喜ぶだろう、観客の怒りは静まるだろうという安直な発想がそのまま採用されたような描写が多く存在します。制作者は口では否定しているかもしれませんが、多くの視聴者がそうは思わなかった時点で表現上の失敗となります。
【エピソード8も過去作のひとつ】
問題作と言われるエピソード8に存在意義を見いだすチャンスが、本作では少なからずあったと思います。惑星キジミを脱出し、チューバッカを救いだすために敵陣に潜入するシーンに、より説得力を与えることができたであろう唯一のキャラ「コード破り」の存在は、本作では影も形もありませんでした。
子供の頃に初めて見たエピソード5は、とてもモヤモヤする結末でしたが、その後エピソード6を見て、ハッピーエンドへの布石として物凄い傑作だと改めて評価したのを覚えています。
今回エピソード9を見たあとのエピソード8には、それが全く感じられませんでした。スターウォーズがすべて繋がった一筋の物語であることを、最後まで諦めないで欲しかったです。
【せっかくのアイデアが埋もれる】
ルークのXウィングがエクセゴルに向けて飛ぶシーンです。
エピソード6からかなりの時間が経っているのに、いまだにスターデストロイヤーやTIEファイターが宇宙を飛び、Xウィングがそれを迎え撃つ。それが今回の三部作の世界観です。
エピソード4で、ポンコツと呼ばれたミレニアムファルコンが最新のメカを凌駕する活躍を見せる姿に、私は感動しました。
見てくれよりも中身。ルークのXウィングも、それを象徴する物だったら、感動はもっと大きかったでしょう。
エピソード7で後の展開を考えず安易な設定を選択した結果です。
【好きな点】
過去の映画を知っているほどフォースの描写に疑問が残る今回の三部作でしたが、唯一好きだった描写があります。
それは、アナキンスカイウォーカーがなし得なかった偉業。愛する者を死から救う力の描写です。人々の命を奪い続けてきたベンソロが、最後に愛する者の命を救うというアイデアには、惜しみなく百点満点をあげたいです。エピソード3の悲劇に希望が付与されます。映画そのものの出来がよければの話でしたが。思えばそもそもベンがいつレイを好きになったのかすら描写されてませんが、この映画にとってはその程度の違和感は誤差範囲です。
私にとって、本作独自の魅力は上記に尽きます。
残りは全て過去作への軽視です。
今回の三部作で行われたのは、掘り返し、破壊、火消しと謝罪。そこにはスターウォーズ世界の歴史を描く姿勢など全く無く、3作に渡る連続した物語制作のビジョンもありません。
この三部作によって、最後にはシリーズそのものへの興味を失う事になりました。
帝国、反乱軍、ルーカス神話、それらの再現を、映画製作をめぐる論争という、現実の世界で展開してしまったような…
【子供時代に思い描いたスターウォーズ、そのまんま】
小難しいシーンを飛ばしながら大好きなアクションシーンを繰り返し見続けたスターウォーズ。
ジョージルーカスが大切にしてきた内面的な物は未だによく理解できないから、表面を真似して、それだとつまらないからちょっと背伸びした内容に改変。話がまとまらないから最後は大好きなアクションシーン満載で締めくくる。
ジョージルーカスを散々軽視して、最終的にはジョージルーカスにすがることでしか観客を満足させられなくなった。とても質の低い映画でした。
ルーカスのように面白いスターウォーズを作れると本作を生みだしてしまった製作陣には、師匠のように弟子を育てられると自分に言い聞かせ、育て方を誤りダースベイダーを生みだしてしまったオビワンの葛藤を、感じて欲しいです。
他の作品と比べることを不快に思われる方もいると思いますが、スピンオフ作品のローグワンは、スピンオフにも関わらず映画そのものがシリーズの流れを繋ぐものとして制作され、エピソード4の冒頭に付加価値をつける事に成功しています。
反対に、エピソード7~9の三部作は、他の批判的な方々の意見にもある通り、エピソード6を通過点にしてしまった事に問題があったのではないでしょうか。
このような主観的レビューを、最後まで読んで下さった皆様に感謝申し上げます。
また、最初にキャリーフィッシャーさんのお名前を出したブラックジョークになってしまったことを深くお詫びいたしますが、本当にそう感じたのでそのまま書きました。今作に長時間出演しているレイア姫の姿に、キャリーフィッシャーが本当は生きているのではないかと、とても感動したのと同時に、複雑な気持ちを拭いきれませんでした。もはや過去の俳優ありきで制作するのは、新しい世界観を妨害してしまっているので、他でやるべきだと思います。
配給会社が、映画業界全体のあり方を考えなおす良い機会になってくれたら、スターウォーズの失敗はきっと報われると、スターウォーズを好きだった者として、心から思います。
展開が読める?いいんだよこういうので
わりと王道ストーリー展開
ご都合主義
展開がかなり読みやすい作品で
批判的な意見もしばしば上がってる本作ですが
ファンとしてはこれでいい
こういうのでいいんだよ!
って言うのが感想です。
とにかくネットの考察と違うことをやろう
と躍起になって伏線をすべてほっぽりだす
という愚策も愚策の駄作を作り出した前作の失敗があってのことですが
ファンはハッピーエンドを望んでる作品ですし
ご都合主義でもこういった王道ストーリーを観たかったはずです。
しかし今作を鑑賞して
エピソード8をエイブライムス監督に撮り直してほしいと心から願いたいです。
あれほど散らかしに散らかしたストーリーをなんとか軌道修正した点や
ディズニーの意向なのか不必要に登場したローズを必要最低限に抑えてうまくやった点など
とにかく監督は見事にやりきったと思います。
ストーリーが詰め込みすぎ
などの意見もありますが
正直エピソード8が同監督ならここまでバタバタなストーリーにはなっていません
エピソード8は興行的には良かったですが
それはエピソード7が皆様の期待値を高めた功績に他ないです
そしてエピソード9の批判的もエピソード8がまともなら解消されていた可能性はすごく高いです。
霊体ジェダイの登場が声だけの出演を除けばルークだけだったのが少々残念ですが
前作の誰だよこの弱ジジイみたいなルークではなく満足です。
若かりしレイアとルークが修行していたということにも驚きましたし
その映像が観れたのも良かったです。
ライトセーバー2本になった時や
レイがフォースで傷を治すシーンなど
これは後でこれがあるななど予想はつきやすいのは正直ありましたが
再三言いますが
これでいいんです!
ラストシーンなんかは絶対やるだろうと皆さん思ってたと思いますが
これでいいんです!
こういうシリーズの締めくくりは鉄板が1番です。
純粋な気持ちで楽しみましょう。
繰り返しになりますが
本当にエピソード8が邪魔です。
レイの実親など影響をモロに受けてますし
あんな技できるならヨーダ助けに来いよって話になってしまいます。
疑問点としては
フィンは前作の
フォースは誰でも使えるという糞設定を引っ張った故にフォースに目覚めつつあるということですかね?
何を言いたかったのかもイマイチ
恋仲って感じなんですかね?
あとは
ベンやレイアの霊体は最後出すべきだったのでは?
と思ってしまう
ちなみにレイの最後の黄色セーバーってコラ画像とかでもよく上がってやつをファンサービスに公式にしたって感じなんですかね?
と
こんな感じです。
とにかく
エピソード8の悲劇を踏まえて
純粋な気持ちで鑑賞して欲しい限りです。
見事に
散らかりまくったストーリーを収めた監督に拍手
ありがとうございました
エンドロールを観ながら
あれから42年も経ったのだと感慨深いものがありました。
最後の2作は
大好きな作品の続編ということで
半ば習慣というか義務感で観ていましたが
今作は
全員ではありませんでしたが
ほぼオールスターが登場し
最後は懐かしい場所に繋がり
よい終わり方だったと思います。
物語の進め方が懐かしい。やっぱり、スターウォーズは、こういうのが好き
賛否両論あると聞いていたので、不安だったが、
蓋をあけてみれば、エピソード7のようなスターウォーズ好きが作ったスターウォーズらしい映画だった。
地上戦、空中戦、ライトセイバー戦、全部ちゃんと入ってますし、個人的にライトセイバー戦は好きな描き方でした。
3 部作で終わらせるため、多少強引なところもありますが、私はそこまで気になることはありませんでした。
きっと、この映画に関わったスタッフはシナリオに苦労し、ここに落ち着けたのでしょう。
これから見る方は、軽い気持ちでみたほうが気持ちよく映画が見られるますよ。
また、古いスターウォーズを全部見ておいたほうが、いろいろな繋がりが分かって、より面白いですよ。
フォースはなんでもあり
楽しめたのは間違いないけど
一人称小説で、語ってる本人が犯人だった、みたいな結末。
フォースでできることが拡大して、人の死の境界線が不明瞭になっているので
終わりだけどスッキリしない
壮大な歴史に幕
JJ・エイブラムス監督はなんて優しい人なんだろう。
スターウォーズ愛に溢れた作品に感じました。
過去の主要人物、ルーク、ソロ、レイア、チューイ
、ランドの面々が新たな若者達に優しく時に厳しく
道を示してくれました。
細かい所で、色々と言うファンの方もいると思いますが
それもまた、作品の楽しみ方であります。
終盤からは涙が止まりません、ベンを見つめるソロの
優しい視線、レイアの最後の言葉、ランドの若者達に
かけた言葉、、、Xウイング登場シーン、、、
どれもこれも名場面の連続です。
自分が一番、感動したのは最後にチューイがメダルを
もらう場面、エピ4の最後でチューイだけはレイアから
メダルをもらっていません、レイアが最後に手にしていたメダル、あれはソロのメダルなんでしょう、それをもらったチューイが叫ぶシーン、涙腺決壊です。
タイトルの「スカイウォーカーの夜明け」の意味も良く分かりました、壮大なサーガの幕引きに相応しい作品です。
ありがとうJJ・エイブラムス
ありがとうジョージ・ルーカス
また、観に行きます
J.Jは頑張った
IMAXにて鑑賞。
冒頭からノンストップで話が進んでいき、観てる最中も詰め込み過ぎと思っていたが後半の展開は熱くなる部分も多く完結編としては無難な着地点に収めたのではないかと思う。
ジェダイの帰還はスカイウォーカー親子の行く末、シスの復讐はアナキンがダークサイドに転向する結末に向かって見事に展開されているので、物語の方向性がはっきりしているが、やはりシークウェルトリロジーの3作をまとめて考えると、話の方向性がブレてしまっている為、満足感に欠けるのであろう。
◆レイの出自について
フォースの覚醒時から謎にしていた部分を最後のジェダイで一度無に返すような展開にしてしまったのは痛い。いざ、完結編で明らかになってもこれまでの展開を見てきたファンが後付だと感じてしまうのは避けられない。前作で少しでも、伏線をはっておくべきポイントだった。
◆ジェダイとシス
フォースの覚醒では、伝説となったジェダイと帝国に代わり出現したファーストオーダーの存在が描かれ、最後のジェダイではカイロレンがジェダイでもシスでもない世界を作ろうとレイに手を差し伸べる。だが、今作ではいきなりシスの存在が際立っている為、唐突感が否めない。
◆レイとベン
最後にキスを交わす点が物議を醸しているが、ベンはアナキンが為し得なかった愛する者を救うことができたと考えれば、納得できた。お互い敵でありながらも惹かれていた描写は少なからずあったので、許容範囲と考える。
◆スノークの正体
最後のジェダイであっさり退場したスノークの正体がきちんと明らかになったのは良かったが、パルパティーンが登場するのであれば、ああやっぱりという展開。もう少し捻りがあっても良かった気がするが、これも許容範囲。
◆ルークとレイア
急逝したキャリーフィッシャーがどのように登場するのか楽しみにしていたが、これについては満足な出来だった。チューイが泣き崩れる場面は、現実も相まって涙腺が緩んでしまった。
ルークについては、退場させるのも早過ぎたと確信した。元々はレイアをたくさん活躍させるつもりだったのだろうが、今作がスカイウォーカーの物語の完結になっているのにルークの影が薄い。ルークがシスのアイテム追ってた等の事実が明らかになっても前作で偏屈じいさんになっていたことからも後付感が物凄い。
◆パルパティーン
復活させるアイデアは悪くないが、ジェダイの帰還の焼き直しにしか見えないことは明白なので、プリクエルで示唆されたダース・プレイガスなど使っても良かったのではと思う。
今作の公開前に不安視していたが、全体を通して、3作全体の脚本をしっかり練ってから制作すべきだったと思う。ジョンソン監督を非難するつもりはないが、最後のジェダイの展開が方向性としてほぼ不必要になってしまっている為、つらい。(演出は素晴らしかったが)
以上が見終わった後の感想だが、劇場パンフレットを見て、細かいキャラクターの設定などを閲覧し少し評価が変わりそうである。とにかく、J.Jは頑張った。余力があれば、前2作を完結編と結びつけるための特別編を製作してもらいたい。
置きに行った作品
フォースの覚醒以降の二作についてはあまり掘り下げて見ていないので悪しからず。
前作「最後のジェダイ」は、スカイウォーカーというフォースに選ばれた血筋の否定、ジェダイオーダーそのものの否定、フォースについては神秘ではなくディズニー的な普遍性を持たせることによる陳腐化など、(賛)否あれど挑戦的なことをしようとしていた。
翻って今作では、可能な限りオールドファンを納得(≠満足)させられるよう、ルーカス時代の要素を可能な限り投入した、いわば置きに行ったような内容だったと思う。レイの血筋(予想されたことだが)、EP5をなぞったかのようなレイとカイロ・レンのシーン、ベンのライトサイドへの復帰、そして自己犠牲(EP6に類似)。監督の苦労した跡がありありと感じられる。
一方でこのことは肝心のディズニー三部作からの新キャラクターの魅力についてはやはりそれほどないことを認めた上での脚本なのだと思った。カイロ・レンについては弱い心と複雑な内面を持っているという点でそれなりに魅力を与えることには成功した。しかし、例えば主人公のレイについて、ダークサイドからの誘惑がどれほど強いものなのか、なぜダークサイドの誘惑を断ち切ることができたのかという部分にはリアリティや説得力がない。それを分かった上での最終的なベンとの悲恋であり、民衆の参加による艦隊戦の勝利という、アメリカ的でありきたりな結末であり、結局は平均的なハリウッド映画的作品に落ち着いたといえる。
これを良しとするか否か。「最後のジェダイ」の壊滅的な評価を見る限り自分としては一定の評価をしたいが人それぞれだろう。アナキンの犠牲を汚したという意見があることも理解できる。またパルパティーンに隠れた妻子があったという点については掘り下げが欲しいところだ。
アニメシリーズのキャラも声だけ出演
映画の内容としては退屈です。
中盤まではお使いイベントをこなしていくだけの昔の安いRPGのようで、スターウォーズであるということだけが視聴のモチベーションをかろうじて保ってくれます。
レイの出自もラスボスの正体も事前に予想されていた通りのもので、サプライズは無し。
突っ込みどころは多々あるものの、全体的に無難にまとめてきれいに終わらせてはいる。
ただひとつ驚いたのは、終盤で窮地に陥った主人公に歴代ジェダイたちが語りかけるシーンで、ルークやヨーダやアナキン、老若両オビワン、クワイガン、メイスらに混じってアニメ作品のアソーカやケイナンまでが出演していたこと。声だけの出演だったけど嬉しかった。実写本編のマイナージェダイの声も何人かあったから、このシーンだけは確認のためもう一度見直したい。
ディズニー版SWの夜明け
ジョージルーカスが関わっていないエピソード7、8はディズニーが手探りで制作を進め、迷走していた感があったが、ようやく今作にて軌道修正がなされディズニーがSWの扱い方を見つけたように感じさせる仕上がりだった。特にエピソード8での逸脱した方向性をよくぞここまで本来のあるべきSWらしさを取り戻せたかと、監督のJJにはよくやったと言わざるをえない。
そうした部分を強く感じさせたのは前半のテンポのいい冒険エンターテイメントだ。それと同時にディズニーランドにおけるスターツアーズ等をもろに意識させる部分はディズニーの経営戦略の攻めの姿勢をも強く感じた。
ただ今作においての最大のサプライズとなるはずであったレイの出生についてのオチには正直ポカーンとせずにはいられない。
これはSWだからとかではなく、直接の親にあたる人物には最低でもこれまでの作品に登場したキャラクターからチョイスして欲しかった。
おじいちゃんが皇帝だったというのは良しとしても、その子供に関しては一切触れられてこなかったわけで、全く感情移入できず、盛り上がるはずの後半のクライマックスも終始モヤモヤを感じながら観ることになってしまった。
しかし、個人的な見解をするならばディズニー版SWは今作の最大のテーマはレイの出生よりも実は別な所にあるのではないかと観終わった後に推測した。
ディズニー版SWは子供兵士として育てられた名もなき元トゥルーパーや、望んでいない血縁だったという運命を背負った若者が出てきたりと、そうしたつらい境遇を若者らがいかに自分で生きる道を見つけ希望を持って前に進んでいくのか、こうした成長を描くストーリーこそがディズニー版SWの目指す路線なのかなと。
これはある意味で数多くのアニメ作品を生み出してきたディズニーが常に目指してきた路線であり、それをSWの世界で表現するすべを見つけたのではと、つまりは本作でようやくディズニー版SWが夜明けをむかえたのではと思った。
そう考えると今後発表されていくであろうSWの新たな映画シリーズはこうしたディズニーの基本路線をベースに制作されていくのではと予想した。
何はともあれ、ジョージルーカスの関わってきた「本家」SWシリーズはそんなディズニー版も含め終わりを迎えてしまった。
SWシリーズは新作が公開されるたびに、毎回どんな内容になるのかワクワクしながら予想しまくって常に自分の人生の中の一部として存在してきたわけだが、それも一旦の終わりを迎えてしまった。もうこんなにドキドキしながら公開を待ったりする事は無くなってしまったのだなと思うとかなり寂しいが、こうした体験を味わえた事は映画ファン冥利につきるというかとっても幸せであったとしか言いようがない。
ありがとうスターウォーズ!
満足
いやー凄かった。
前作のダメな所を伏線として使って、しかも前作が救われる脚本になってるのが凄い。
天才だわ、この監督。
ファンサービスも各所にあって嬉しかった。
久々に凄いもの観せて貰って感謝。
【残る疑問点】
最後のジェダイのラストに出てきた少年はなんだったのか?
フィンはどうやらフォースを使える事が確定したっぽいけど、誰かの息子なのか?
メイス・ウィンドゥ?
運命の戦い流して欲しかった
特報映像デュエル編で運命の戦いがチラッと流れたのでレンとのセーバー戦で流れるのを期待したが流れず。
ep3を超えられる殺陣ではなかったが映像の迫力もあって新3部作の中では1番のセーバー戦だったと思う。
新3部作はエンドアの戦いのような空中戦で全く熱くなれず引き込まれずにいたが、今作のランドのファルコン操縦、加勢でウェッジ出た時は素直に感動した。がもう少しラストの空中戦欲しかった。ローグワンが良かっただけに。地上艦隊いらん。
皇帝戦、歴代ジェダイの声演出は涙物。
最後の最後のシーンはあそこにレンの霊体出さなあかんでしょ。欲を言えばラストなんだから霊体だけでもオールスター揃えてサプライズ欲しかったかな。
『感動』これは観て絶対に損はない
スターウォーズのガチガチのファンはあーだこーだ批判してる人もいますが、僕のような普通のスターウォーズ付き(一応僕はEP1-8まで全部見てます)は本当に良い締めくくりだと思いました。特に最後のレイが自分の名前を「レイ・スカイウォーカー」と言ったところは本当に感動しました!レイ・パルパティーンは一度死に、ベン・ソロが自身の全フォースを送り込むことにより蘇生したレイ、つまりレイの中にはベンが生きてる。そしてルークから血の繋がり以上に大切なものを教わったレイ。(あくまでも個人的な考えです)そう考えてレイの言葉を聴くと涙が出てきました。。。
カイロ・レン(ベン・ソロ)にもすごく感動した。。。心が弱いだけですごく良い人だし、レイとの共闘シーンなんかは興奮しっぱなしだった!
などなど…他にも伝えたくてたまらないことがいくつもあります。伏線も多くていいです。
改めてこの『カイウォーカーの夜明け』は前作の評判を覆すばかりか僕にとっては期待以上の最高の仕上がりでした!
ありがとう
フォースと共にあれ!
映画館で観てよかった
リアルタイムで観出したのはEP1のファントム・メナスから。それでも20年、新作が公開されるたびに、お祭り気分を味わっている。A long time ago…の文字が流れればワクワクするし、ジョン・ウィリアムズの音楽に心が踊り、もはやアイコン化しているキャラクターやアイテムにニヤニヤしてしまう。なかなか、そんな映画はない。だから映画館で観てよかった。
肝心の映画自体、悪くなかった。主役のレイを演じたデイジー・リドリーのカッコ美しいこと!だからこそ、カイロ・レンとのキスシーンは取ってつけたようで、ストーリー的にどうかと思うけど。
他に気になった点もいくつか。フォースって、あんな無敵の力だっけ? 物質転送とか何? そんなことできるならもっと楽できたんでないの?
とまあ、いろいろツッコミたくもなるが、全体的には十分楽しめました。満足です。
一番納得いかない部分
なぜキスしたよ?
追記
パルパティーンに子孫がいた描写がないから本当に孫かわからない
謎にキスする意味がわからない
アジアと黒人邪魔だし主人公女とかありえない=ポリコレ持ち込むな
突然スカイウォーカー名乗る糞誰だお前
カイロレンに魅力ない
なんなら7以降の登場人物すべて魅力ない
完結!
何はともあれまずは壮大なサーガが完結したこと、それをリアルタイムに劇場で楽しめた喜びは何物にも替え難い。スターウォーズを初めて見てから二十数年?長い戦いだった・・・。
都合よくジェダイハンターの船が見つかったり、地下に落ちたり、よくわからない蛇の治癒のアピールがあったり(いつからジェダイにそんな力が・・・)、連れてきたドロイドが情報持ってたり・・・とまあご都合展開は多少目につくものの、最後のボスはパルパティーン!ルークのセイバーを持ったレイとレイアのセイバーを持ったベンの共闘!大援軍を連れてランド登場!(ウェッジも?)と後半への盛り上がりはMAX!時間が進むにつれて中途半端に終わったらどうしよう・・・と不安もあったけど、最後は大団円できっちり終わってくれました。ここまでやって何となく変に後を匂わせるようなエピローグとか入らなくて本当に良かった。
レイが背中にまわしたセイバーをベンが受け取って騎士団相手に無双するシーンはカッコよかったなぁ。そう言えば結局レン騎士団って何だったんだろうなぁ(汗)
不満を言うなら大好きなボバ・フェットがやっぱり出てこなかったことかな・・・。
スカイウォーカーサーガ
カイロ・レンがジェダイとして消えたシーンがサーガの完結として胸アツ。(母親の心境) あとバランスと言うキーワード。今までの作品でも度々出てきたワードなので、うまいな〜と思った。(いちファンとしての心境)
最後のレイのシーンがスカイウォーカーの夜明けとして、綺麗にまとまった感じ。綺麗すぎて賛否両論はありそうな作品ですが、私は好き!
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