スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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風呂敷、無事回収
ありがとう、スカイウォーカー。
ありがとうレイ。
ありがとうベン。
正直、8は駄作だった。
レイアの宇宙てのひら浮遊とか、
ルークがわざわざ魂飛ばして完全燃焼とかつっこみどころばっかりで大嫌いだった。
4・5・6と最高の出来なのに、CGがこれだけ進化した今なぜこんな酷い続きに・・・?と思い、『スカイウォーカーの夜明け』はこんなんならもう早く終わってくれ、幕を閉じてくれというそんな思いで朝イチ劇場に観に来た。
その思いを斜め上からぶった切ってくれた気がする。
9は非常にシンプルだ。
レイの苦悩と、自分を知る事への恐怖の対峙を支える人々の存在。
カイロ・レンの怒りと、父親への捨てられない思い。ベンがハン・ソロパパに赦された後はもう、なんというか普通の「優しいお兄ちゃん」なんすよ、その姿が。黒いトップス着て普通に街中に居そうな佇まいなんだもの。それだけでもう、彼が解き放たれたようで泣けてきちゃったですもん。
パルパティーンと向き合うレイ。ベンが近くに来てくれているとわかった時のふとした表情の緩み。ここも泣けちゃう。
最後の最後に笑い合う二人。涙止まらん。
出生を知り自身への恐怖を深めるレイに血よりも強いものがある、レイアは知っていてレイを信じてくれていた事をルークが教えるシーン。結局は様々な親子大戦争であったスターウォーズ シリーズの全てのキャラクターの救いになるシーンだった。
これだけ長くさまざまな時代を経てやっと完成した本作、終わり良ければ全て良しと言っていいかわからんけども、私は最高の大団円が観れたと感じている。
満足です。
良かった。観て良かった。これ観たら3部作、そして9部作の全てが良かったと。スターウォーズ観てきて良かったと。ルーカスだろうとディズニーだろうと最後まで映画撮ってくれて良かったと。スターウォーズのファンで良かったと。旧3部作だけで終わらず良かった。まだまだ続くなら、観ていきたい。全部で9本あるので好みあるけど、そんなのはどうでも良くなった。観たい人は劇場でスクリーンいっぱいで観て欲しいな。観終わって数時間経ったら「ありがとう」って気持ちもいっぱいになってきた。あー、とにかくスターウォーズ、スターウォーズって気分になる。
新3部作の映画としては良かった。スターウォーズとしては、、、
まず第一に面白かったと思います!細かいことで言いたいことはありますが(後に書こうと思います)、新3部作の最終話としては上手くまとめてくれたのかなと思います。新シリーズからのファンは十分に満足できる内容だと思います!
ただ、私のような旧シリーズからのファンにはどうしても「これがスターウォーズ?」と思ってしまう点があったり、ストーリー展開についても旧作ファンからは避けてほしいと願っていた展開となってしまったりと不満があるものとなってしまいました。
(以下ネタバレ含みますのでご注意下さい)
まず、全体の世界観について。今作を含めた本シリーズはフォース、ジェダイについての描写が旧シリーズにも増して多いと思いますが、このフォース観、ジェダイオーダー、シスについての解釈が私とは全く合いませんでした。
エピソード7の時に感じた、フォース=魔法??という旧シリーズファンとしては納得できない解釈を前面に打ち出していると思いました。それ故に、やはりスターウォーズのアメコミ化が今回も止まりません。
フォースの新機能、フォースチャット?なるものはまだ良いとして(よくも思っていませんが)、フォースを介した物理的な瞬間移動は完全に旧作ファンとしては有り得ない発想だと思います。
次にストーリーについてですが、やはり皇帝の復活は残念で仕方がないです。おかげで全シリーズ通したダースベーダーの立ち位置が、ただの咬ませ犬になってしまったのですから。加えて、今作はストーリー展開が異常に早く、誰が、どうやって、この展開を作ったのかが分かりません。新キャラクターの魅力も描ききれていないと思います。想像を掻き立てるのではなく、普通に「なんで?」「誰?」といったように思う点が沢山あります。これはエピソード7で撒いた種を8で完全に放置してしまったためなのかもしれませんが、、、
3つ目にビークルについて。スターウォーズの魅力の一つは、やはり乗り物のデザインでワクワクできることだと思います。しかし、本作では新登場の乗り物は少なく、新登場のものも全然わくわくしません。映画パンフレットを買って頂いて旧シリーズと比較して頂けると一目瞭然だと思います。
4つ目にドッグファイトについて。シリーズ全体を通して思いますが、ドッグファイトの描写がイマイチだと思います。カメラワークが細かすぎるのか、船の動きが多すぎるのか、没入感がありません。その点でローグワンが旧作ファンに支持されて本シリーズが支持されない部分が大きいのではないかと個人的には感じています。
映画の評価というよりもスターウォーズとしての評価となってしまいましたが、本作はそのような目線で見る方も多いと思うので自由に書かせていただきました。
この他にも沢山思うところはありますが、新3部作のまとめとしては良い作品だと思っています。旧作に囚われず、振り切って見てみると、そこまで世界観に不整合も無いと思います。
ルーカスもスターウォーズを子供たちのために作ったと言っていましたので、新シリーズから好きになった子供達が楽しめる内容にしたという意味ではちゃんとスターウォーズなんだと思います。
僕のような大人がごちゃごちゃと旧作と比較するのは的外れな気もしますが、これだけの大きな看板なだけに共感して下さる方も多いのではないでしょうか。
どうなるかと思いましたが。
新三部作は、ダース・ベイダーのいない世界で、どうなるかと思いましたが、昔からのスターウォーズファンには、それなりに楽しませてもらいました。まあ、こんなものでしょう。ローグワンが良かったからなぁ。
泣ける〜EP4オマージュMAX!
20歳からの41年長かった〜これを見て生きててよかったと思います。
当時EP4を見てワクワクした人ならこの最後は満足すると思います。オビワン技などにニヤリとしてしまうなど、EP4,5,6のオマージュいっぱい。
未熟な頃のルークとレイが重なって見えてしまいます。
スカイウォーカーが伝えるもの、特にラストのしみじみ感は完結にふさわしく、たぶん次のサーガにつながると思われるシーンは納得。
杞憂でした....良かった!!
最初に「スター・ウォーズ」を見たのが学生時代の初デート。それから41年目のラスト・エピソード。人生の半分近い時間を掛けてのストーリー展開。期待をしていたものの、ゲームオブスローンズのトラウマが有り、最後は、どうなるものかと危惧していた。ましてや、ここ近年のエピソードは、正直に言って "チョット 違うんじゃないの?"という感が否めなかった。しかし、ぞれは杞憂だった。最終エピソードのラストシーンには感動した。JJエイブラムス監督はジェダイソウルをチャンと理解していたんだね。
史上最難解の映画を見事成功させたJJエイブラムス
過去シリーズのお約束や前作EP8のやらかし
その全てを丁寧に回収しシリーズを収束させるという
おそらく映画史上ここまで成功させることが難しい作品はなかなかないのではないでしょうか?
しかしJJエイブラムスはそれをやってのけました!
それだけでもう彼には感謝以外の言葉が見つかりません。
ストーリーに関してはこれまでの伏線を回収していくという意味で非常にテンポが速く中盤は流石に疲れてきてついていけるか不安になりましたが、それでも必要な人物を登場させると同時にこれまでのシリーズではイマイチ魅力的に見えず、関係性も希薄だったレイ達を魅力的に仕立て上げ、なおかつ結束感も出させています。
演出に関しては多くを語らず画だけでキャラの心情やこれまでの伏線を回収しています。
また、前作EP8に於いての最大のやらかしを逆手に取り
カッコいい展開、演出を見せてくれます。
ラストシーンのあるカットには本当に鳥肌が立ちました。これぞ映画芸術の真髄だと感じ、思わず涙がこぼれてしまいました。
しかし、EP7.8でたまった負の遺産を回収することに注力した結果一部の過去シリーズのキャラたちにまでは目が行き届いていないというのが現実です。
そこが少し残念だったので−0.5点させていただきました。しかし、新3部作もといシリーズ最終作としては十分すぎる出来だったと思います。
フォースの覚醒が好きな人は好き
スピード感のある展開、ライトセーバー戦、仲間との絆…様々な要素を詰め込んでいて面白かった!
音楽も画面の美しさも素晴らしいので、できればIMAXなどで見るべき!
Star Wars World
e 7 8の不完全燃焼を解決してくれました。
最新の映像技術、シリーズ最終話にふさわしい展開、テンポ感、どれを取っても素晴らしい作品でした
池袋GCのIMAXレーザーで観たため迫力は最高!
スターウォーズを思い出した。
私は小学生の頃、父親の持っていたDVDのスターウォーズのEP1をこっそり見て、ダースモールかっけえ!スターファイターかっけえ!と感動しました。それから10年間スターウォーズに夢中になり、中学生になり、人生で初めて映画館でEP7を鑑賞した時は、おなじみのファンファーレとともに画面いっぱいに広がるSTAR WARSの文字を見て思わず涙を流しました。
しかしその新三部作と呼ばれるEP8までの流れは、世間のファンと同じように、
「ストーリーがめちゃくちゃだ」
「こんなのスターウォーズじゃない」などと偉そうなことを言っていたものです。
しかし今日、
「スターウォーズを元に戻してほしい」
という期待と不安いっぱいでこのEP9を鑑賞しました。
結果、私は後半ずっと号泣しっぱなしでした。
そして鑑賞後、一緒に観た友人とひとつの結論にたどり着きました。
これが俺たちの好きなスターウォーズだと。
小学生の時に感じたかっこいい!という感情。
中二病心をくすぐる兵器やスケールの大きな戦い。
ストーリーが大事なのは十分わかりますが、この映画は単純にスターウォーズが好きな人たちからすれば必ず感動するものだと信じています。
これから観ようという方で、ずっとファンだったがEP8の経験から心配だという方は、なぜ自分がスターウォーズを好きになったのかを思い出して観るべきです。少なくとも私は、なぜ好きだったのかを思い出しました。
41年待っていた終幕に感謝しかないです。
あらすじは以下。
・・・まさか生きていたとは。
以上です。以下はガン無視して各自シネコンへ行って下さい。
正直言うと傑作とは言い難いです。EP8で排除したダサいワイプが復活してるし、意外な展開ではありますがEP8やEP5ほどのサプライズはない。結構攻めたグロテスクな描写もありますが物語自体はディズニー傘下ではこれが限界かと感じるような抑制が効いたある意味地味なもの。映像美も『インターステラー』や「エイリアン:コヴェナント』といった近年のSF大作の世界観に似ていて突き抜けた個性が感じられない。近作では余りフィーチャーされなかった異形のエイリアン達が大量に出てきたのは嬉しいですが、どの造形も作り物くさい。戦闘シーンが少なくてそれほどテンションが上がらない。3Dで鑑賞しているのに効果が余り感じられない。しかしこれはあくまでEP9、個人的には父に泣きついて無理矢理連れていってもらったEP4から41年間私を魅了し続けたサーガの最終編。少年が大人になり、親となり、その子供が独立し、年老いた私は独りここでその終幕を待っている。そこに静かに訪れたエンディングは、色んな過ちを犯しながらもどうにかこうにか生きてきたこの人生が唯一無二の、かけがえのないものであることを教えてくれたかのような感慨を伴い、最後のセリフにどんと背中を押されて涙がとめどなく流れました。
こんな素晴らしい物語を作ってくれてありがとうございました。
SWの“本質”を持った作品
SWのEp.1から6までをギュッとしたようなストーリー展開、それぞれに描かれた役柄をまた引き継いでいるような描きかたがしかしかといってこの映画自体を手を抜いて作られたワケではなく物語として面白く作られていたと思う。
とくにEp4から6にみられたクスッとしてしまうユーモアやBGMにのって描かれる勇気や感動のシーンもシリーズを彷彿させてくれたし、チューバッカやC-3PO、R2-D2といった全作品を通じて登場するキャラクターがいることで “もう40年以上も前に「スター・ウォーズ」を見たんだな” というような一種ノスタルジーさえ感じさせてくれました。
そしてレイ、ポー、フィンの三人が前面にあることでスター・ウォーズという作品のモチーフになった「隠し砦の三悪人」へのオマージュも感じられて良かったと思う。
見終わって「面白かった!」と思える映画でした!
単調に思えた
めちゃめちゃファンというわけじゃないからかもしれないけど
最初から最後まで単調に思えてしまい
(というかSTAR WARSはそういうもんなのかな)
期待してたよりは感情入り込めなかった…。
そう思えたのはメインにスポットが当たりすぎていたからかな?
もっとなんか波乱万丈を期待してしまっていたため、面白かったけどなんか少し残念でもありました
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