スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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家族の愛って照れくさいけども
終わり方としては、これでよかったと思います。 自分自身の人生と重ね...
最終話だからちょっと散漫になるかな
どうしても話を最後にまとめないといけないので
歴代の映画シーンや人物の相関関係などをちょっと整理しておかないと
理解が難しいかもしれない。
恐らく一度見ただけでは分からないと思う。
今回字幕のオリジナル版を見たけど
近いうちに吹き替え版を見てみようと思う。
今回力説したいのはカイロ・レンのダークヒーローとしての姿だけど
前回破壊されたヘルメットを修復して装着してる。
それがかえってカイロ・レンのダークヒーローとしての繊細さ脆さを表現していて良かった。
多分分かる人は分かると思うが
その修理の仕方が日本の「金継ぎ」と言う技術を使っていて
それまでダース・ベイダーと比べるとカイロ・レン自身がイマイチひ弱で
絶対悪としての存在として少々弱いなと思ったけど
あの「金継ぎ」ヘルメットが入る事で
彼の心の中の葛藤まで見えるようで
ダークヒーローとして完成された感があった。
またそれまでスターウォーズのキャラクターは
日本の武士を想起させるものが多かったけど
彼の存在だけが西洋の騎士の様に見えたのも良かった。
しかしまさかカイロ・レンがダークヒーローとして完成されるきっかけだったのが
日本の修復技術と言うのは意外だったし
大成功だったと思う。
物語は2度以上見返さないと理解できないところがあるけど
カイロ・レンがダースベイダーと同じ様に
ダークヒーローとして完成された存在になったのがとても印象的だった。
今まで気になってた幾つもの答えが、ようやく…!
一応は大団円!
つらい。盛り過ぎ。見続けるのが苦痛。
なるべく大きな劇場の良席をきちんと予約して、観に行きましょう!
昨夜、公開初日にレイトショーで鑑賞してきました。良質なノスタルジーに裏打ちされ、伝統と世界観を重んじる世界中のファンにあまねく届けるには、いわゆる保守的なつくりも考えなければ、という作戦や大前提のもとに、大きな冒険はせずにつくられたのかなという印象でした。
しかしそれでいてつまらないという訳ではなく、圧倒的に面白く、抜群に楽しく、手に汗握り興奮します。満足しています。また幾度か、映画館に足を運ぶつもりです。
意図的に選択したと思われるスピーディな展開(それは敢えて言えば80年代のスピルバーグ映画的なジェットコースタームービー感)で、新しい舞台やキャラクターをほど良く楽しみつつ、長い上映時間をまったく飽きずに、途中で物語の展開がわからなくなることもなく、駆け抜けるように見終えることができ、爽快かつ重厚な読後感で劇場を後にしました。すぐには座席を立てない心地よい衝撃と疲労も味わいました。
エピソード5や8のような驚愕の展開や刺激に満ちている訳ではないけれど、オマージュという既視感、予定調和的な展開もありながらも、天才的な構成力と汗を流し苦労と試行錯誤を重ねただろう力強く明快なまとめ方で、前作や前々作までの疑問や伏線、観客の否定的な反応に対する答を提示し、上手に回収していると感服しました。
ご都合主義的な展開は、軽重によるとは思いますしもっと上手く時間をかける方法もあったかもしれないとは思いますが、僕は満足して楽しみました。フォースの解釈、展開についても、これまでの様々な設定や拡大世界から発想のヒントやきっかけを得ていると想像でき、それを描くカットレベルの構成力や映像的なセンスも良く、僕には納得できるもので、上手いなと思いました。
再登場する人物の役割や展開、或いは誰を再登場させるのかという選択も、往年のファンは(予想通りだなと)ニヤリとし、派生作品をくまなくチェックしているようなマニアは(上手く使ったなと)くすりとし、かと言って新しい若い世代のファンも置いていかれることなくスムースに物語は進められます。
もちろん瑣末な難癖をつけるとすれば、超短期間に監督交代や脚本廃棄を重ねてきた故にか、エピソード4のような完璧な編集というよりは、(とくに前半で)荒々しさを感じたり、展開をわかりやすくするために追加撮影したのかなと邪推してしまう主要キャラのアップの切り返しがほんの少し気になったり、また抜群に素晴らしい音楽ではあるけれど、最終的な尺調整や編集の微調整のせいだろうかと妄想される、映像と音楽のシンクロ率の(これまでのシリーズに比べてほんの少し、という印象ですが)低さ、などは感じました。
また、新三部作はすべてそうでしたが、とくにJ.J.エイブラムス監督は予告編のつくり方と、本編冒頭のオープニング・クロールによるお膳立ての仕組み方が強烈に上手いなと改めて感じました。ほんの数単語の並べ方、数行の設定で世界観を規定し物語のフレームを揺るぎないものにしています。その後はノスタルジーに引きずられそうになりながらも、舞台や小道具のディテールに目を凝らし、滑らかに進むストーリーテリングに没入し身を委ねるだけです。
壮大なエンターテインメントとして、童話として、70年代から、最初の頃から観て楽しんできたファンとして、心熱く楽しめる快作でした。大きな軋轢やプレッシャーやしがらみの中で、何をやっても物議を醸す条件のもとで、ここまで作り上げてきた新三部作のすべての現場制作者たちに敬意を表します。
様々な前情報や記事、レビューに惑わされることなく、早いうちになるべく大きな劇場の良い座席で鑑賞することをおすすめします。
スターウォーズの黒歴史
良い意味で?概ね想像どおり
よかった
総動員で何とかまとめて良かった。
いきなりパルパティーンの名前が出て来て期待感が高まりましたが、何がしたかったのか、あんなに艦隊も作り準備したのに負け方が酷かった。
結局、ジェダイは無くなりシスの子孫が残ったので、シスの勝ちのようにもとれてしまいました。
パルパティーンがどう復活したかったのか、その部分が理解出来ませんでした。レイを女帝なのか本人が再び生を受けるのか。
あと、レイが感情的すぎと、カイロ・レンが色んな面で弱すぎるのが気になります。ライトセイバーないとボコボコにされすぎ。
でも、しっかり終わらせていたのでその点は良かったです。
不満が残るような終わりでなくて一安心です。
ホント最後は悲しいですが、総動員で作った最終エピソードは素晴らしかった。
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