「壮大過ぎた物語」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け Masayaさんの映画レビュー(感想・評価)
壮大過ぎた物語
歳のせいか?前作までの記憶が曖昧な上、あまりにも大量なキャラクターの数、おまけに居眠りまでしてしまいなんとなく観てしまいましたが、戦闘シーンが多かった印象と結末は良かったんじゃなかったかな?と言うのが観終わった感想です。
全9話を振り返ると、初期三部作に比べるとシリアス度が高く、俳優もキャラクターに食われ存在感の薄かったのが平成以降の「スターウォーズ」だった様な気がします。
結局、ダースベイダーやハンソロを演じたハリソン・フォードを越える程のキャラクターや俳優を排出できなかったのが残念です。
二十代に初めて観て、巨大な船体が画面いっぱいに横切る映像に驚愕してから完結までの約40年はあまりに長過ぎました。特にマニアでない私にとって、初期三部作以降は絶妙なタイミングのオープニングとエンドロールの高揚感だけを楽しむための「スターウォーズ」シリーズだった様な気がします。一番偉大だったのはテーマ曲だったという事でしょうか?
とは言え、その後のSFファンタジー映画の礎を作り、多くの映像技術に革命をもたらしたシリーズにようやく完結が訪れた事に祝福を送りたい気持ちです。そして、今後ディズニーの商業主義に乗って「続々~」などとならないことを祈りたいと思います。
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