「がんばった結果・・ハリポタ化。」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け メロトロンしみずさんの映画レビュー(感想・評価)
がんばった結果・・ハリポタ化。
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エイブラムズのがんばりは認めたいところですが・・なんて言うか、ハリポタかジャンプの漫画の最終回みたいな作品でした。
個々のシークエンスはそんなに悪いと思わないけれど、トータルで見ると「何なんだこの話は?」というコレジャナイ感がすごかったです。
こだわり過ぎ血統主義も、皇帝復活(ていうか悪役リサイクル)、フォースの更なる魔法化・・と、「こういうものだっけええ?スターウォーズって」と困り果てました。
あとラストのデストロイヤーがズラッと並んでいる絵も「パルパティーンが現出させたイメージ空間」みたいで、現実味が薄かったです。まさにハリポタ映画みたいな・・
結局、この新三部作というものは製作側の「このコンテンツかくあるべき」というハンドリングに失敗し、「そもそも続けた意味があったのか」という根源的問題へと帰結してしまう大きな弱点をもっていますね。
ハッキリ言って、コレを見て数日後に観た『マンダロリアン』に完全に負けています。巨費を投じてテレビドラマにさえ勝てないクオリティとは???って考えちゃいました(涙
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