「我々こそがシスであった」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
我々こそがシスであった
争いを望み、若者たちを争わせ苦しめ、昔からの規律を守りながら驚かせろと無理難題を押し付け続けた結果が、この映画だった。
印象的なシーンは宇宙船から砂漠を歩いているレイたちのシーンのような、ポスターで十分なようなシーンだ。
なぜこんなに若者たちが苦しまなくてはいけないのか。
アクションシーンも予定調和でしかないレイvsカイロレン、しかもカイロレンちゃんはレイに夢中だから殺しはしないっていうのが観客も知った上での何回かなので、もうつらい。
目新しい演出が要求されるでもない、誰がこんな映画が見たいのかといえば、欲望とノスタルジーの塊である、我々だ。
なんだかなー、嫌だなー、とずっと思って観ていました。
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