「緊張と緩和」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け hirokisiさんの映画レビュー(感想・評価)
緊張と緩和
笑いは「緊張と緩和」だというが、
気持ちいいことは全て「緊張と緩和」なのかもしれない。
テトリスで山積みだったらブロックがスポッとハマって一発で消えれば気持ちいいし、
テニスで劣勢だった試合を逆転したら気持ちいい。
取れないと思っていた案件を受注できたらそりゃ気持ちいい。
フラれると思ってたら相思相愛だったらハッピーだ(あまりその経験はないが)
喉がカラッカラのときのビール🍺!
ゲームでも、スポーツでも、仕事でも、恋愛でも、
人生すべて
「緊張関係にあるのものが緩和される」
つまり
「何か嫌なことを解決する」
のは本質的に気持ちいいことなのだ。
「スカッとする」というやつだ。
EP9はEP7とEP8で溜め込まれた嫌なことを全部解決してくれたから「スカッとする」のだろう。
中でもハンソロ への謝罪と、本来のベンソロに戻ってくれたことが最大のスカッとすることだった。
まさか、またハリソンがスターウォーズに出演するとは思いも寄らなかった。
最大のサプライズだった。
キャストにもクレジットされてなかったような気がした。
僕にとって、「ハンソロ」こそ「スターウォーズ」そのもので、
ハンソロ を殺したことはたとえ息子であっても万死に値するが、
それを詫びてくれたことで、
この新シリーズの最大のワダカマリが氷解し、
「スッキリした」感動につながった。
シリーズの最終話らしく、全作品のヒーロー達が声の出演してくれたことも、作品の締めくくりを綺麗に蝶々結びしてくれた感があり、
今まで、スターウォーズとともに歩んで来た私の拙い人生も振り返ることにもつながり、
期せずして自然と涙が頬を伝った。
JJ、ありがとう、最高のエンディングを!
おかげで僕の心の中は究極の緩和、
The Balance of The Force
がもたらされました。
※あくまで個人の感想です(^^)
無駄に議論もしなくないので、
異論・反論・オブジェクションはご容赦下さい(^_^;)