のみとり侍のレビュー・感想・評価
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気楽に見るのにはぴったりの映画
面白い映画だった。
内容的にはかなりくだらないというか、マンガのような内容だった。
こういう内容を真面目に演じているのが面白い。
気楽に見るのにはピッタリの映画だった。
話がわからん。 でももう一度見て確認する必要も感じない。 相変わら...
話がわからん。
でももう一度見て確認する必要も感じない。
相変わらず寺島しのぶは惜しげなく晒す。良いか悪いかは別の話。
R指定にしているポイントって…
前半は時代劇エロティックコメディで、どっちかというとトヨエツが主役?っていう位、トヨエツ商人のエピソードが多くて、後半は大袈裟にいうなれば武士の本懐とは?というシリアス路線に変わって行くんだけども、面白いとは云い難しですかな。
私の理解力がないからなのか、松重豊演じる殿様は結局、善者なのかヤな奴なのか分からなかったし。
これ、女性目線だと斎藤工が蚤とりになるのを期待してるだろうなあとか、ストーリーに集中しないでそんなん考えてしまってたなあ。
例えば、寺島しのぶの脱ぎっぷりは確かにスゴいけど高岡早紀だったら…。前半のトヨエツ商人とまぐわう若い女人(スミマセン、女優さんの名前分からないです)が今野杏南か片山萠美(映画で一回脱いだグラドル)だったら股間が疼くだろうな…とか。でも、寺島しのぶとこの女優さんだったから、変に刺激のあるエロが出ずに良かったんだろうなあと。
15だったか18だったか忘れたけど、これR指定ですが、裸体がモロに出るし、まぐわうシーンもなかなかに濃厚だからというのが理由なのだろうが、でももう一つは、というよりこっちの理由の方が大きいと思えるのが、阿部さんと山◯紅葉のキスシーンのような気がする。怖かったんだよね、下手なホラーよりも余程グロテスクに見えた。作品の内容は星一つですが、阿部寛さんの役者根性にプラス星一つ!
豪華メンバーなのに勿体無い
ポスターから気になった、テーマに興味があった、阿部寛さんが好き、という理由で見始めた映画。阿部寛さんはいつも通り素敵だなと思うくらいで、後半から話が散らばってきたのをなんとなく感動っぽくまとめた感がありました。若い貧乏先生も蚤取りになるのかなと思いきやそうでもなく。
気楽に見れば 佳作
佳作とは 良い作品 という意味である。
しょっぱなの松重豊さんに爆笑するも、締めも松重さんで、
いいところは全部持って行きましたね、という印象。
風間杜夫もまた素晴らしく
セリフまわしのリズムの良さが心地良い。
主演の 結婚できない男(しちゃったけど) 阿部寛は、
やはり真ん中に据えられる器だった。
田沼意次から寛政の改革の松平へ移り変わる時代を背景に
昨今では むしろ評価されている田沼の為政を、その流れのままに下地にしたストーリーで
のちの老中松平を三浦次男が好演していた。ぴったりです。
最近 動画配信で映画を気楽に見られるようになったおかげで
公開当時 気になっていたものの見に行かないままだった作品を布団の中にいたままスマホアプリとイヤホンで視聴するという、、、
なんというお気楽さ。
そしてその視聴記録をここに残していく。
という訳なんだけど
ここのところ 作品の選択にもこの映画ドットコムを利用させてもらっている。
当初、「カメラを止めるな」についての自分なりの意見を書き留めたくて始めたのだったが
このサイトで映画の達人の皆様の評価を見てから 視聴選択する事も増えた。
なかなか映画館に足を運ぶ事も出来ない身なので、こういう状況には感謝しかない。
昭和の時代からすれば予想もつかなかった未来の文化形態だけれど、製作サイドからしても出口の多様性は悪い事ではないように思う。
テンポが良く、あっと言う間
特に前半テンポがよく、
時代劇だけど入り込みやすくて面白かった。
トヨエツと松重豊のキャラが良かった。
斎藤工のキャラ配置とエピソードの意味は何かあるのか?と思っていたらオチに向かうエピソードになってて
なるほどな!とは思ったけど、オチは若干弱いような…
後妻業の女の監督と言う事でオチが雑なのは癖なのかな?と思いました。
BGMも印象的でミスマッチしてて良かった。
全編通して明るい雰囲気で駆け抜けてくれて、
気持ち良い映画でした。
紆余曲折
面白い話だった。
上手く練られた構成で、主役の心情の変遷が興味深い。
実直な「家臣」であろうと努める主人公が、理不尽ともとれる君主からの命令を生真面目に受け止め実行する。
そんな中で、それまでの人生では関わる事もなかったはずの人々と出会い、成長なのか変化なのか…自身を開放していく。
ラストでは、天命とも思える殿に対し、正面きって忠信するまでになった。
まあ、そこに至るまでは運命とも幸運ともとれる出来事がありはするのだが…。
全体的には、前半はユルイ感じでスタートし、後半にグッと締まるのかと思っていたらそうでもなかった。
盛り上がりにかけるとも思うのだが…そこは、物語を引っ張る役者陣の奮闘がある。
この辺が好みではないと思う人には辛い鑑賞時間になるのであろうと思う。
様式美を尊重しつつも、挑戦を諦めない演出とでも言おうか。
色使いがとても鮮やかで、照明がとても美しかった。時代口調とでもいう台詞回しがあるかと思えば、突拍子もないトーンで話すカットがあったりと、とっ散らかってる感じにもとれはするのだが…。
サブストーリーのボリュームが、結構大きくて時折迷子になる感じもしたかな。
寺島しのぶさんが、とにかく素敵で…。
美しく、可愛らしく…眼福だった。
前半うどん粉に笑う!
前半は笑いながら見ていました。後半は唐突に話が進んでいきまして、そんな無理して良い話に仕立て上げなくても、、、という感じでした。前半のノリのまま、最後まで振り切って欲しかったな。
期待はずれでした
R15だったので、多少そういうシーンあるかなっと見たら、絡みのシーンばかりで…
内容が面白かったら、絡みのシーンもイかせると思うけど。
内容が薄い…
観ていて、ストーリーが分からない。
期待はずれでした。
俳優さんたちの演技は最高でした。
サラーリマン専科 by 江戸の蚤とり
江戸時代、十代将軍・徳川家治の頃のハナシ。
世はおしなべて規制緩和の時代。
それは老中・田沼意次が推し進めてのこと。
長岡藩勘定方の小林寛之進(阿部寛)は、殿様の歌詠みの席で叱責され、左遷させられる。
それは、彼が藩の汚職に気づいていたからなのだが、それはさておき、寛之進の左遷先は「猫の蚤とり」。
とはいえ、それすら表向きの、春をひさぐ男稼業だった・・・
といったところから始まる物語で、前半の展開はかなり面白い。
勘定方といえば、会社組織でいえば総務・財務の役割で、寛之進はそこのエリート。
けれど、不正を知って、内部告発をしようかどうしようかのところで、身分制度外の身分にならざるを得なくなってしまう。
でも、根が真面目な彼は、春をひさぐ稼業であっても殿の命令ならば・・・と身を粉にして取り組んでいく。
そして、その最中で、亡き妻にそっくりな女(寺島しのぶ)と出逢い、コトを「ヘタクソ」と罵られてしまう・・・
って、可哀想なハナシ。
そんなハナシならば、藩がどうとかこうとかなんてさておき、どうすれば、亡き妻にそっくりな女を喜ばせ、歓喜滂沱の境地に達せられるか・・・と展開すれば面白い。
そして、それを指南するのが、年の離れた女房を持った大店の主人(豊川悦司)というのだから、まぁ、落語的な内容。
なんだけれど、中盤からそんな艶笑噺からどんどん脱線してしまう。
ここから先は書かないことにするが(なにせツマラナイ)、男と女の対等なエロティックな関係を他所に、結局、幕の世直し、体制に組み込まれてしまい、それを良しとするハナシはいかがなものか。
なかが殿様、藩体制、その上、のみとり稼業で俸禄が出ているなんてことはない。
そんなものに頼ってどうする、拠り所にしてどうする(だって、無給だぞ)・・・と思ってしまう後半。
昔の映画なら、こうはなるまい。
ビリー・ワイルダー監督なら、絶対、ならない。
なんて、観終わってしばらくしてから思いました。
ま、観ているうちは、それなりにおもしろいのだけれど、ね。
エロチック時代劇コメディ
阿部寛主演のエロチック時代劇コメディです。殿様に猫の蚤取りになるように命じられ、女性に愛を奉仕する裏稼業として江戸の町人と生きるストーリーです。最後は蚤取りを命じられた理由も明らかになり、ハッピーエンドで良かったです。個人的には女優陣が好みではなく残念でした。
単純に面白かった♪
ハードルも上げずに、肩の力を抜いて、見に行きました。
時代劇ファンタジーみたいなお話でしたね。
エロもあったり、ギャグもあったり、
ありそうでなさそうな江戸時代の日常が、
魅力的なキャラに支えられて、
スクリーンに入り込めて、
あっという間の110分でした。
阿部寛はもちろん最高なんだけど、
豊川悦司さんも素晴らしいし、
皆さん、ハマり役で違和感がなかった。
前田敦子は好きじゃないんだけど、
まあ、この程度の立ち位置なら許せるかな?
エロシーンが多目ですので、ご注意を!
役者さん達、楽しそう
この映画、まあまあのエロい場面が有りますが、笑える場面を被せているので、エロい雰囲気は和らいでいます。
なんかよくわからないけど、ハッピーエンドに収まって良かったです。
「金を残すは三流、物を残すは二流、人を残すが一流」
これは、ちょっと言ってみたくなりました。
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