蝶の眠りのレビュー・感想・評価
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映像音楽がとても美しい映画
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主人公涼子の生きる女の強さ、チャネの優しさ、愛が溢れた美しい作品でした。音楽も素晴らしいです。
2人が再び出会うラストシーンはぐっときます。
残された時間で何を残せるか?考えさせられました。
俳優さんのファンとして鑑賞しましたが
よかったのかな
記憶を忘れることは若返ること
思っていた以上に面白かった
最後は感動して、ホロッときてしまった
ひょんなことから出会った作家の涼子と、韓国人留学生のチャネ
作家志望のチャネは、やがて涼子の執筆を手伝うようになるが、彼女がアルツハイマーであることを知り…
もしも、自分がアルツハイマーだとわかった時に、まだ記憶が確かだったら、どうするだろうか
多くの人が、生きてきた証を残すのではと思う
その中で、動画や写真や絵を証として残す人もいるだろうけど、涼子にとって、それは小説だった
涼子はチャネに言葉を託し、チャネは言葉を小説にし、彼女が生きてきたことを示す証人となる
そのチャネにとって、涼子は師匠であり、同士であり、恋人であり、母のようでもある
神のみぞ知る偶然の中で出会った二人だが、涼子はチャネを通じて足跡を残し、チャネは涼子を通じて世界に羽ばたいていく
そんな二人の出会いは、万年筆が繋げた運命だったように思う
運命だからこそ、どんなに時間が経っても、気持ちが通じ合えるのだ
涼子の最後の決断に胸が締め付けられながらも
そうするしかない気持ちにすごく共感した
記憶をなくすということは、若返っていくことであり、
時間が経てば経つほどピュアになっていく涼子が印象的だった
だからこそ、この映画のタイトルは「蝶の眠り」でしかないんだろうなと思った
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