劇場公開日 2025年5月23日

  • 予告編を見る

蝶の眠りのレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

5.0最期までをどう生きるか。切なくも心に刺さる映画

2018年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

最初は年齢差のある恋愛というものがテーマなのかと思っており正直そのテーマ自身は少し食傷気味というかそこまでの興味がなかった。
作品を観て、ああそうか、この映画は最期を意識した人間がどう生きていくのかということがもっともっと大きなテーマでその中で、ひたすら前向きに進もうとしていくなかで生まれた出会いがたまたま若い留学生とのものであり、お互いに今一番持っていないけど手に入られない部分を補完しあうかのような、単純な恋愛でない絆のような、でもすごく脆いもの。
そんなことを後から理解できたときに、主人公と留学生の映像には直接は出てこないそれぞれの生きてきた道を想像したり、何度も観ることでよりその場面の意味を自分なりに解釈することが出来ました。
圧倒的な映像の美しさ。
日常の場面もこの今の瞬間がとても尊く愛おしいものであるということを画で説得するシーンの数々はとても印象的でした。

中山美穂さん演じる涼子。
病魔と対峙していくなかでの静かで強い決意。内面からにじみ出るような表情は、涼子の人生そのものが伝わりました。

ジェウクさん演じるチャネ。
すごく繊細に青年らしい弱さもまっすぐさも人間らしさも詰まっていて、感情の表現が本当に伝わる役者さんだと思いました。

劇中に出てくる小説のシーンたちも、とても美しく官能的でありながら切ない彩りを映画全体に強く印象づけていました。

大人になった今だからそこ胸に響く、とても上質な作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハホ

5.0観たあとの余韻が…

2018年5月15日
スマートフォンから投稿

泣ける

とても素敵な映画でした。見終わった後自然に涙が…エンディング曲も映画にあっていてさらに涙。涙。ラスト数分、中山美穂さんのセリフのない最後の表情がさらにいいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
さゆたんママ

4.5映像音楽がとても美しい映画

2018年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
かなりん

5.0俳優さんのファンとして鑑賞しましたが

2018年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

映画の内容が、最後に何を残したいか?誰もが迎える人生最後の終わり方を、主人公の涼子と共感出来る部分や、どんな終わり方が正しいのだろうかと映画の中で重なり涙が止まらない作品でした。映像の綺麗さと音楽がとても合っていて、流れて行く112分でした。キムジェウクさんの、心地良い日本語の演技は大きなスクリーンの中で見て、聞いて、とても良かったです。もう一度劇場へ足を運んで見て見たい映画です。2回目は違う感情で観る事が出来るのかな?と思う蝶の眠りでした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
momo

4.0よかったのかな

2018年5月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

中山美穂さん 演技に引き込まれてしまいました
むずかしい役 なのに、いい表情は
今の彼女だから 可能なのでしょうか
ありがとうございます

彼氏のぎこちない演技も
素晴らしい

でも最後は、見る人には
ハッピーエンド、アンハッピーエンド

わたしは、アンハッピーエンディング

最後、美穂さんの潤んだ瞳が 見たかった

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おとく

4.0記憶を忘れることは若返ること

2018年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

思っていた以上に面白かった
最後は感動して、ホロッときてしまった

ひょんなことから出会った作家の涼子と、韓国人留学生のチャネ
作家志望のチャネは、やがて涼子の執筆を手伝うようになるが、彼女がアルツハイマーであることを知り…

もしも、自分がアルツハイマーだとわかった時に、まだ記憶が確かだったら、どうするだろうか
多くの人が、生きてきた証を残すのではと思う

その中で、動画や写真や絵を証として残す人もいるだろうけど、涼子にとって、それは小説だった

涼子はチャネに言葉を託し、チャネは言葉を小説にし、彼女が生きてきたことを示す証人となる

そのチャネにとって、涼子は師匠であり、同士であり、恋人であり、母のようでもある

神のみぞ知る偶然の中で出会った二人だが、涼子はチャネを通じて足跡を残し、チャネは涼子を通じて世界に羽ばたいていく

そんな二人の出会いは、万年筆が繋げた運命だったように思う

運命だからこそ、どんなに時間が経っても、気持ちが通じ合えるのだ

涼子の最後の決断に胸が締め付けられながらも
そうするしかない気持ちにすごく共感した

記憶をなくすということは、若返っていくことであり、
時間が経てば経つほどピュアになっていく涼子が印象的だった

だからこそ、この映画のタイトルは「蝶の眠り」でしかないんだろうなと思った

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とえ

3.5静かでロマンチックな作品でした🎥

2018年5月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

時間の都合で舞台挨拶付きではありませんでしたが、中山美穂さんやっぱいいですね🎵

コメントする 1件)
共感した! 2件)
かん
PR U-NEXTで本編を観る