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映画「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」 プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード
劇場公開日:2017年12月2日
解説
モーツァルトがプラハで名作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」を初演したという史実から着想を得て、プラハの上流階級を舞台に繰り広げられる、愛と嫉妬と陰謀にまみれた三角関係を描く。1878年、プラハではオペラ「フィガロの結婚」の話題で持ちきりとなっており、楽曲を担当したモーツァルトにも注目が集まっていた。上流階級の名士たちから新作の依頼を受けたモーツァルトはプラハの地にやってきたモーツァルトは、「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢されたオペラ歌手のスザンナと出会い、彼女の美貌に魅了される。スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、彼の才能に惹かれていく。急接近する2人の前に猟色家と噂されるサロカ男爵が現れる。主人公モーツァルト役を「ダンケルク」のアナイリン・バーナードが演じ、スザンナ役を「高慢と偏見とゾンビ」のモーフィッド・クラーク、サロカ男爵役を「ハイ・ライズ」のジェームズ・ピュアフォイがそれぞれ演じる。
2016年製作/103分/G/チェコ・イギリス合作
原題:Interlude in Prague
配給:熱帯美術館
スタッフ・キャスト
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2022年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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ジョン・スティーブンソン監督による2016年製作のチェコ・イギリス合作映画。
原題:Interlude in Prague、配給:熱帯美術館。
チェコは田舎の様に錯覚していて、モーツァルトがプラハで「ドン・ジョヴァンニ」を自ら指揮を取り初演した(1787年、31歳) という史実にまず驚き。前年作のオペラ「フィガロの結婚」がプラハで大ヒットし、翌年「3大交響曲」(第39番、第40番、第41番)を作曲するという、35歳で亡くなってしまう天才の才能開花のまさにピーク時が舞台。
モーツァルトと言えば、映画アマデウスの下品な輩の印象が強い。少しハンサムすぎるのは難だが、アナイリン・バーナードによるモーツァルトは普通の単身赴任の青年の様で新鮮に思えた。妻子あるモーツァルトに恋してしまう新進のオペラ歌手スザンナを演じたモーフィッド・クラークも、初々しさ一杯で魅了的。そして、それ以上に猟色家サロカ男爵演じたジェームズ・ピュアフォイが、悪いやつを説得力を持って表現していて関心させられた。
欧州上流階級の仮面舞踏会の描写には、日本には無かっただけに、いつも興味を惹かれる。
モーツァルトも映画の様に本当に舞踏会に参加したのだろうか?
モーツァルトが一夜漬けで、序曲を作曲したのは史実らしく、興味深かった。映像的には、楽器もなく凄い勢いで楽譜が書かれていくのみであったが、頭の中でオーケストラの個々の音楽が鳴っているのだろうか?どうやって作曲がなされたかは、興味深いところだ。歌劇は苦手で避けてきたが、もう少し「ドン・ジョヴァンニ」の音楽及び劇内容を知っていたら、より楽しめたかなとは思った。
製作ヒュー・ペナルット・ジョーンズ、ハンナ・リーダー、製作総指揮サイモン・モーズリー デビッド・ミンコフスキ、 マシュー・スティルマン。
脚本ブライアン・アシュビー 、ヘレン・クレア・クロマーティ 、ジョン・スティーブンソン、撮影マイク・ブルースター、美術ルチャーナ・アリギ、衣装パム・ダウン、音楽Hybrid。
出演は、アナイリン・バーナード(モーツァルト)、モーフィッド・クラーク(スザンナ)
ジェームズ・ピュアフォイ(サロカ男爵)、サマンサ・バークス、デブラ・カーワン。
2022年1月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
アマデウスのリスペクトだと思う。ドン・ジョヴァンニをアマデウスとは別の解釈をしていると見た。見ていて、アマデウスと比べてもあらゆる点で遜色はないと見るが、一点だけ劣る点がある。アマデウスの後に撮られた映画だと言う事だ。つまり、アマデウスのあらゆる点から比べて 同等であっても、優れているとは言い切れないと言う事だと思う。でも、選曲も良かった良かったし、ストーリー展開も良かったかなぁ。ちょっと、こじつけだけれども。女性から見たら、多分腹立たしいと思うし。
2019年12月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
2019年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
プラハにやってきたモーツァルトは美人のソプラノ歌手と恋をする。
しかし貴族の悪い奴もこの歌手に目をつけていた。
「フィガロの結婚」の公演後、「ドン・ジョヴァンニ」に着手、こんな話が隠されていた。