クイーン 旅立つわたしのハネムーン
劇場公開日:2017年10月21日
解説
婚約を破棄されて1人でヨーロッパへ新婚旅行に出かけたインド人女性がさまざまな経験を通して成長していく姿を描き、本国インドで大ヒットを記録したロードムービー。デリーの保守的な家庭で生まれ育ったラーニーは、これまで1人で出歩いた経験が一度もない。彼女は家族の知人の息子ビジャイと婚約していたが、結婚式を目前に控えたある日、ビジャイから結婚はできないと言われてしまう。絶望に打ちひしがれて泣き暮らすラーニーだったが、やがてビジャイとの新婚旅行で行く予定だったヨーロッパへ1人で旅立つことを決意する。
2014年製作/146分/インド
原題:Queen
配給:ココロヲ・動かす・映画社○
スタッフ・キャスト
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2017年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
結婚直前に婚約破棄された女性が、ハネムーンで行く予定だったヨーロッパに一人で旅立ち、多くの人との出会いを通じて成長していく様を、スタイリッシュな音楽とともに描くロードムービー。
パリでは女性、アムステルダムでは男性と行動をともにし、新しい恋の候補っぽい存在も出てくるのだが、安易にそこで恋愛展開にはならずに、様々な場所で様々な人々と出会い、新しい世界を発見することで癒やされていくという展開が素晴らしい。ある意味、女性が自立していく姿を描いた作品とも言える。
男性優位のインド社会にあって、こうして女性の個を輝かしく描く作品が出て来たのは素晴らしいことだと思う。
欠点は日本人の描かれ方がややいびつな点くらいか。しかし、それを差し引いても素晴らしい映画。
いい映画だった。
もっとたくさんの映画館で上映して欲しい。
物語がスタートするインドから、パリ、アムステルダムへと舞台を変え、そこで出会う仲間たちとの友情や経験を通じて成長していく女性の物語です。最初は主人公のたどたどしい言動にハラハラするけど、次第に応援したくなる映画です。とりわけ真新しい内容ではないかもしれませんが、私的にはデリーの街並やパニプリが出て来たのが高評価でした。しかし、日本人の扱いが微妙だったのが残念です!!