「現実世界ではライフはひとつ」ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル KinAさんの映画レビュー(感想・評価)
現実世界ではライフはひとつ
実に楽しかった!!
前作を観ておいて良かった。
ちゃんと続きから始まっていて、名残が色々残っていて。
時代が変わりボードゲームなんてやらねぇよと言われて悔しくてゲームソフトに変身しちゃうジュマンジ可愛い。
個性バラバラの高校生4人も可愛くて、ゲーム内に入った後も見た目は全然違うのにちゃんと元の本人に見えるのが面白い。
筋肉ダルマは弱音吐くし、でもキメ顔を見るたび笑えるし、太っちょおじさんは超プリティだし、セクシーお姉さんは相変わらず不器用だし、おチビ鈍足はイキりまくりだし。
今作も過去の人がゲームの世界に閉じ込められていて、弱気になりつつも仲間がいることでヤル気になっていくのが単純で面白かった。
ドタバタと色々な障害が襲ってくるので飽きずに楽しめる。
こういう映画にありがちな、ピンチシーンを描くための自己中や愚鈍すぎるヤツは居なくて、1つのミスは皆んなで背負って協力して生き抜いていたのが本当に良かった。
最後まで期待通りに話が進み、この冒険を通して登場人物それぞれの成長もしっかり描いてくれて嬉しい。
新たな友情や恋愛も生まれて大団円でやったぜ!というかんじ。
クリアして戻ったあとの、アレックスとの再会は一番グッときた。
きっとべサニーは彼のことを好きになっていただろうに、自分の名前を一番に当ててくれたときと子供の名前を聞いたときの、なんとも言えない笑顔の可愛すぎる表情には涙が出てきてたまらなかった。
久しぶりに頭空っぽにして笑ってハラハラしてびっくりしてイェーイとなれる映画を観られて楽しかった。
いかにもゲームキャラな話し方のナイジェルもしっかりお気に入り。