「Zoologist biiitch! 最後はガンズ!」ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Zoologist biiitch! 最後はガンズ!
22年ぶりに復活したジュマンジ。前作を全く知らない、もしくは覚えてない状態でも楽しめる作品に仕上がっております。副題の「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」が80年代後半~90年代前半のバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの有名曲と一緒だったのですが、まさかスタッフロールで流れるとは!?一応関係あったのね。
ストーリーはある意味王道!全米大ヒットも納得の、いかにもアメリカ人が好きそうな内容でした。コッテコテなのですが、王道はやはり観た後に気持ちがいいもんですよね。個人的にアメリカのジョークで笑ってしまうタイプなので、こういった作品は大好物!女子高校生がオッサンになってたり、いきなりカバに食われたり、ケーキで爆発したり、色々とベタでも笑えてしまうんですよね。いっやー、笑った笑った。
ドウェイン・ジョンソンのマッチョなのに弱々しいキャラクターの演技も上手かったです。ガッツリアクション俳優のイメージが変わりました。カレン・ギランは可愛いですねー。「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の時は青々し過ぎててわかりませんでした。ケヴィン・ハートはコメディ・リリーフとしていい感じでしたね。でも今作の白眉は何と言ってもジャック・ブラックでしょう。もう動きが女の子そのもの。オッサンなのに微妙に可愛く見えてくるのが不思議!流石です。
昔のジュマンジみたくコマを進めるドキドキ感はなくなっていますが、今の子だと「ボードゲーム見付けたからやってみようぜ」ってはならないかも?そう考えるとテレビゲームにして、ゲームならではの縛りを入れてあるのは上手くアップデートしてのではないでしょうか?何はともあれ単純に楽しめる本作。昔のジュマンジつながりがどうのこうの言うより、純粋に楽しんで観るのが吉だと思われます。