「純粋に楽しめない」ママレード・ボーイ にんさんの映画レビュー(感想・評価)
純粋に楽しめない
日曜朝8時半〜アニメで見てた世代です。
前知識があるのが原因か、この映画はいろいろ考えてしまって純粋に楽しめなかった。
桜井日奈子ちゃん可愛いけど、光希のキャラとは違う気がしました。主人公は前向きで笑顔が多い子だったような気がしましたが、脚本もあるんだろうけど桜井日奈子ちゃんの映画を見終わった後の顔の印象はブスッとした口を突き出した顔しか思い出せませんでした。可愛いんだけど、もっとクリアでハキハキした子が光希のイメージかなあ。
遊のどこに引かれたのかもわからない。心理描写がけっこう突然。ちょっとついて行けない展開。原作では光希は遊のルックスに一目惚れだったような…。それもないし、いたずらするような人を突然?好きに?終止遊が嫌いっていうキャラでいったほうがまだ自然。
銀太の告白も不自然だった。えっ?ここでいきなり?と思った。もっと伏線濃くしても良いかも。
アリミちゃん、原作のイメージからは別人。物語に大きく関わる訳でもないし、無理に出さなくて良かったかな。
いちゃいちゃするシーンで、こう…清掃業者が落ち葉をまとめたであろうものをあはははとかいいながら二人で投げ散らかすシーンがあり、さすがにそれはちょっとよくないかと。誰がまた片付けるんだよと。たけぼうきもってきて掃除やり直さなきゃと思ってしまった。
ママレード、無理に映さなくても。物語と関係ない感じに入って来るママレードは不自然に感じた。
主題歌は例の有名なアニメの主題歌を今風のかわいい子がリメイクして歌ってくれたらおお〜ってテンション上がったかも。
エンディング聞いて、漫画とは別物なんだな〜って冷めていく自分がいた。