劇場公開日 2018年4月27日

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「王道恋愛映画でした!」ママレード・ボーイ だーこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5王道恋愛映画でした!

2018年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

原作、アニメともに見ていました。30代半ばにも差し掛かるのに少女マンガ実写のキラキラ作品を見るのは恥ずかしいなと思いつつ、こっそり初日に鑑賞。平日の朝でよかったです。

全体的にアニメのコミカルな描写はほぼ無いけど、これで正解かなと思います。実写でそのままコミカルにやられても寒いだけだしね。ちゃんと、王道の恋愛映画になっていました。「今ママレード・ボーイをやるとこんな感じ」という、ぎりぎりな線を突いてると思います。

主演の桜井日奈子ちゃん。泣き顔がちょっとおブスなのが逆に可愛い。顔をぐしゃぐしゃにしながら本気で縋り付く姿には、思わずキュンとしました。妙にリアル!(笑)お芝居が上手いとは言えないけど、どんどん可愛く見えました。

そして吉沢亮くん!遊が実在したら、こんな感じなんだろうなぁ。私たち世代の夢、憧れでした。夢が叶いました(笑)とにかく、吉沢くんを見るだけでも価値がある2時間です。

あと茗子役の子!存じ上げなくて、茗子にしては幼いなぁと思っていたら・・・見事な名演技でした。思わずもらい泣き。両親ズは「ありえそう!」って思えるぴったりな配役だったけど、もっと見たかったかなぁ~。

連ドラとかでじっくり見たかった気もしますが、2時間にぎゅっと濃縮された、甘くて苦くて、時にみっともない恋愛物語で良かったです。いい大人になった今、よくよく考えるとつっこみどころもあるんだけど。夢中になってりぼんを読んでいた当時を思い出して懐かしくなりました。名作少女マンガとこんな形で出会えるのは、不思議な気持ちです。アラサーにもなると胸キュン映画は恥ずかしい気がしちゃうけど、友達とにやにやしながら鑑賞するのもイイと思います!

だーこ