殺意の誓約

首都はレイキャビク、ビョーク、氷河、火山のイメージしかない。
色々詰めが甘いところがあるがまあ楽しめた。ただアレをキーにしてというのはちょっと無理があると思う。もっと決定的なものじゃないと。

ラストの娘との会話だけがサスペンスっぽいが
ストーリーに意外性が無さすぎ。
警察の捜査もあまりのも酷すぎる。
あっけないラストも唖然で消化不良でおしまい。
雰囲気は良かったんだけど残念な作品だった。

大切な娘がろくでもない男とくっついてしまい、外科医のパパは別れさせようと必死だ。
男はヤクの売人で救い難いが、娘は愛してるの一点張り。
とうとうパパは非常手段をとることに。
気持ちはわかるけど、子離れしないと。

ドラッグの売人をやっている男に惚れて堕ちて行きそうなバカ娘を救うべく暴走してしまう外科医の親父の話。

完全犯罪と言うにはあまりにもお粗末で穴だらけの仕上がりだし、ちょっと感情に走り過ぎ。医者のスキルを活かしてもうちょいやりようがあったんじゃないか？
警察の言動も支離滅裂…というか何も掴んでなかったんかいという感じ。

犯罪そのものの展開ややり取りに興奮するというよりも、ばれやしないかというハラハラ感が若干ある感じで、かといって狡猾だったり巧妙だったりな見せ場や手口がある訳でもなくて、イマイチピンとこなかった。