ガラスの城の約束のレビュー・感想・評価
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子供の成長に必要な父親とは
ブリー・ラーソン主演映画は「shorttarm 12」「Room」に続く3作目。強く・逞しく・誰かを守る女性を演じる彼女が好きでしたが今回も最高! 酒浸りでどうしようもない。でも家族を愛する気持ちは人一倍強い父親は裕福だけど仕事一筋で家庭の事は何もわからない父親より子供の成長の為に必要な存在だ、とこの映画を観ると感じずにいられません。 4人の子供達全員が「どうしようもないけれど素敵な父親」とレックスの事を思っていて暖かい気持ちになりました。 エンドロール前にはご本人達が登場します。お見逃し無く。
よくあるストーリーかなと思っていたけど。
人生は親の育て方次第でだいたい決まる。そんな映画だった。 飲んだくれの仕事もしない親父はお金がなく住む場所を転々とかえながら子供には夢だけを与えながらごまかしながら生きていく。 大切なことも苦労も親父がいたからこそ学んだというほかないが、そんな生き方が自分の人生を形成し成長させる。 黄色は幸せと創造の色。 人生を楽しむためには、自分に正直にそして愛だな。 自分にも娘がいるので、子供に何を伝えどう成長してほしいかを願いながら、求めすぎず求めながらともに生きていければと思う。
人っつて弱くて強い。
親だからと言って決して人として子供より優れていると言う事は無く…。 個性ある俳優陣の演技は見甲斐がありましが、エンデングで見せる現在の家族関係が衝撃的。 そう言う意味では映画としてはまあ普通、実話であると言う事実があっての作品である事を感じました。 「事実は小説より奇なり」人っつて弱くて強い。
良い映画でした
家族って難しいですね。 子供は親を選べない。親は親である前に人間であるため、必ずしも正しいとは限らない。 そのギャップに気づいた時の子供の苦悩や葛藤。 大なり小なり全ての子供に課せられる試練なので、共感しやすく胸にグッと迫る話でした。
どうしようもない
男としては強いのかもしれないけど、父親としてはどうしようもない男。最初は信じていた子供たちも、大人になっていく度にそんな父親に反発するのは、仕方のない事でしょう。でも、血は繋がっているんだな。
普通の父親としては……
この手の破天荒な父親が、最後は泣かせてくれちゃう映画を見たとき、いつも思うこと。 自分の背中を見て育つ子どものために、仕事の責任はきちんと果たし(会社での評価はともかくとして)、奥様の顔色を窺いつつ家庭も顧みて(奥様の評価はともかくとして)、趣味は映画鑑賞くらいで比較的安く収めて(たぶんゴルフや釣りやギャンブルよりは支出上限がはっきりしていて安心ですよね⁈)、といったごく普通の父親(私のことだ!)は家族が家出したくなるほど困らせることはないけれど、死に際になっても深い感動を与えることもないわけで、ちょっと凹んでしまいます。
どんなに最低な人間でも100の行いをすれば1つくらい偶然善行になっ...
どんなに最低な人間でも100の行いをすれば1つくらい偶然善行になったりする。ここに出てくる親父はまさにそれだ。私ならとっくに捨て去ってます。
バターに砂糖は美味いだろうさ
ニューヨークで雑誌のライターをする女性がゴミを漁る母親とタクシーに因縁をつける父親というホームレスの両親に遭遇し、絶っていた家族との関係を振り返る話。 飲んだくれでまともに働かず直ぐに仕事をクビになる父親と、収入があるのかわからない画家の母親と、姉、弟、妹と共に空き家に住み着き暮らす幼い頃の話を振り返りつつ展開していく。 ごもっともらしいことを口八丁で宣っている父親に振り回される家族達。乱流と秩序の境界線って。 母親はいくらかまともにもみえるところもあるけれど、なんだかんだこの旦那と一緒にいる訳だしね。 正に波瀾万丈の人生だし、家族の絆や情にうったえるもドラマとしては面白いけれど、最後の流れは自分には共感出来ず感動には至らず。 最後に実在のモデルの映像やインタビューもちょっとあったけど、個人的には仲良くしたり交流したいタイプの人達じゃ…。
実話なんですね!
すごくビックリです。 とにかく四兄弟姉妹が素晴らしいです。 父親と祖母との関係も正面から受け止め、ラストは笑って思いだしているシーンは感動的です。 本当に素晴らしい家族です。 125本目
ロマンティストで自由人だがアル中の父親と、聡明な娘との愛憎の歴史をリベラルな視点で描いた良作。ウディ・ハレルソンの魅力、全開作。
自由で理想を追求するあまり、社会不適合者と言われてもおかしく無い両親に育てられた子供達が、(幼いころは彼らの愛情を素直に受け止めていたが、)徐々に反発し、自立していく過程を丹念に描きつつ物語は進む。両親が自分たちの理想を叶えられないまま、経済的にも精神的にも追い詰められていく中、社会的に成功した主人公の娘が取った行動に涙腺が緩んだ。ウディ・ハレルソン演じる父親(個人的には彼のベストアクトの一つだと思う)の強烈なキャラクターの魅力が忘れらない作品であると思います。
Tough Love
監督は日系人(母親がハワイのマウイからの日系人)でホームスクールを経験したことがあると。原作者のジャネット ウォールズさん は父親役のウィッディ ハレルソンの声の出し方や演技をしているところをみて、あまりにも亡き父親に似ているのでおどろいたらしい。 この父親を毒親と書いている人がいたが、そういう言葉で表されるのか疑問に思った。ジャネットが子供の頃の父親はフリースピリットのあり想像力のある頼もしい父親だったと思う。子供を精神的にも強くするため荒治療をし、なぜ、この荒治療が必要かを愛をもって子供と目と目をあわせて説明している。でも、バージニア州のWelch (ウェルチ)に住んでいる父親の母親は怒りと暴力の問題があるから、父親もそれを受け継いでしまっているようだ。学校教育で机上での勉学ではなくYou Learn from livingという言葉のようにいきていく生活から学んでいくという教育と実践を結びつけて考える今の教育に欠けている点もここで観察することができる。それに、子供の気持ちになって接することもできているし、父親の教養や言葉の使い方が子供に自信を与えることもできている。 子供が3日も何も食べてなく、父親が家族の食費を酒に使ってしまうころから、毒親化してしまい、主人公ジャネット(四人兄弟の二番目)が酒癖の悪いアル中の父親に貯めた金を盗まれてしまうシーンは無惨で極まりなかった。
ウッディ・ハレルソンを知ってから30数年.....!
Dad.Why do you think all of us ran away from you ? We were drowning. ....................... -We wanted to be a family again. We were never a family.Mom. We were a nightmare. この作品は、作者の半生を描き、実体験に基づいているということなのだが、Nonlinear narrative形式で描かれているので、個人的には、分かりずらい部分も散見する。2年前に途中まで見たのを記憶しているのだが......? 母親役のナオミ・ワッツは、鼻をつんとあげてしゃべる、ニコール・キッドマンと育った国が同じことから、親友ということで先日、モロッコでキッドマンの50歳の誕生日を盛大に祝ったらしいのだが、ニコール・キッドマンをあまり快く思っていない個人的理由から、坊主憎けりゃではないが、この女優さんもハリウッド版リングでも感じたのだけれども演技が鼻につく。はっきり言って老け役をこなそうとしているが、成功はしていない。 何かこの映画自体の話が、どことなく、黒澤明の「どですかでん」1970年(昭和45年)公開の映画に出てくるホームレス親子の話と内容が違えども何か彷彿とさせるものがある。 amazon.comではすでにプライムビデオで見ることが出来るのだが、著作権の関係から日本では見ることが出来ないとされているが、もしアメリカのアマゾンでプライム会員になったとしても見ることはできないとお思いの方が多いと思うが.......!? amazon.comに寄せられたレビューを見ると「この映画を観てから小説を読む気にはなれなかったと思う。」というようにベストセラー小説を映画化したものの中で、製作者側の表現の仕方によってイメージを壊されたと考えるファンの方も大勢おられるのがわかるし、しかもエンドロールで実際の映像を流すあたりやオープニング・クレジットでは、"BASED ON A TRUE STORY"と出すご丁寧なことには個人的に好感は持てないでいる。 主演のウッディ・ハレルソンは、エミー賞を獲得したり、全米で高視聴率を記録した番組「Cheers」というシットコムでバーテンダーの役をしていたのをよく思い出すが、ここまでの俳優になるとは思ってもいなかった。
子供は親を選べ無いけど捨てられる
機内鑑賞でした。 その数カ月後に見たMNBK家族は、子供を病院に置き去りにして、コソコソと夜逃げするんだが、こちらの破天荒な自称科学者親父は一家総出で子の奪還作戦。と言うか、医療費踏み倒し劇。 いや、破天荒から更に潜った自堕落底辺人間がメオトである不幸に、ヘンタイ祖母が駄目を押す。これで子供らが真人間に育つなら児童福祉局員は全員失業だよ。 と、その後の長女婚約者を巻き込んだ、てんやわんやはさておいて。いや、そこが肝心なんだけど、ザクっと割愛。 結局、最後まで絆は捨てられない。捨てられたら楽なのに。その方が幸せな事だってあるのに。 そんな感想持ったことは覚えてる機内鑑賞でしたが、ほんのり泣けたのは、酒量のせいじゃないと思います。
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