ハード・コアのレビュー・感想・評価
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カルト&シュールな感じでしょうか?
原作は未読ですが映画館で予告を観てから気になって鑑賞しました。
エッジの効いた感じで期待して鑑賞しましたが、感想はと言うと、なかなか答えが出しづらい感じw
カルト漫画雑誌「ガロ」に掲載されてた様な人生の溜め息を描いた様な感じで、それが作風に出てます。
カルト。シュール。と言う言葉を当てはめるとハマるかと思いますが、いろんな意味でツッコんだら負けで、意味を求めてはいけないかなと。
エッジが効いている様でそんなに効いてない感じなのは出てくる3人と1体が皆優しいから。ソフトエッジな感じ。
山田孝之さん演じる右近も荒川良々さん演じる牛山も佐藤健さん演じる左近も何処か純粋で不器用。
世の中の不条理に翻弄されてもがいてあがいて生きている。
その思いが形として現れたのがある意味ロボオなのではと解釈。
ストーリーの明確な目的も着地点もそれぞれのシーンの解釈も繋がりも疑問点も様々に置いてきぼりですが、作品の雰囲気が好きな人には堪らないのでは。
とにかく明確な答えは有るようで無く、無いようで有る感じなのでそれぞれで受け取り方が変わります。
クスッと笑える所も多いけど、山田孝之さんが真面目に演じれば演じる程笑えてきます。
山田孝之さんの掌の上で転がされている感じと言うのでしょうか?
あと、松たか子さんの使い方が贅沢ですw
ある意味一石を投じている感じではありますので、興味があれば、鑑賞してみては如何でしょうか?
男が好きな映画…たぶん
星🌟🌟🌟 あんまりレビューの評価良くないですが私は楽しめました❗ある程度テンポよくストーリーは進んでいくし山田孝之と荒川良々の演技も上手いしコメディと割り切ってみれば楽しめると思います❗男性なら埋蔵金をほり当てて一攫千金とかロボットとか子供頃夢見たり好きだったりしなかったでしょうか?現実的な女性は馬鹿らしいと思うかも知れませんが男性は楽しめる作品だと思います❗
役者陣は豪華なだけにうーん・・・
映画のパンフレットによると
多くの読者の共感を得た
人気コミックの原作だそうで、
監督も映画化を熱望し出来上がった作品だそうだが・・・
映画を作った人たちは、原作を知りつくし
自分たちはわかっているので
観る者を考えずに作ってしまったのだろうか?
世間になじめずでも信念はまげずに
一途な主人公と言う設定なんだそうだが
そういうキャラクターというのが伝わって来ない
主人公 右近(山田孝之)
友人の牛山 (荒川良々)
そして ロボット
この3人もとても良いキャラクターだと
思うのだが描き切れてなくて
右近が「俺たちは家族だ」と言う
台詞があるのだが
本来ならこういう台詞のシーンは
ぐっとくるとか 泣けるところなのだが
全く泣けず 心に響かず
もったいないと思った
2時間では人物像は描き切れなかったのか
それとも脚本が悪いのか?
もしかしたら 深夜枠でテレビドラマで放映したら
人物がよく描けて面白かったのかもしれない
演技はそれぞれに良かっただけに残念です
(佐藤健が好きなので観に行ったのですが
右近の弟役 良かったです)
右近がボスの娘に恋をして
危うい関係になっていく過程は可笑しかったですが
今 映画の内容をふりかえってみると
もう少し 観るものに伝わるような作品に
出来れば面白いものになったのかと思うと
演技達者な役者揃っていたので
ほんと残念!
酒とシケモク
脱力系オフビートSFファンタジーだと思ってたのに、山田孝之が(胸毛のせいもあるけど)熱い男を感じたので脱力は省きます!
山下敦弘監督作品との最初の出会いは『リアリズムの宿』だったであろうか、『リンダリンダリンダ』で人気が爆発しましたが、それ以前の初期作品が好みです。
盟友とも言うべき山本浩司は出演していないし、ちょっと寂しかった。
小さな右翼組織の会頭に拾われ埋蔵金探しの仕事に精出す山田孝之と荒川良々。天才の家系に生まれながらも精神を病んでる荒川に、童貞を卒業させてやろうと頑張る山田の優しさが伝わってくる。
薬品工場の廃墟で生活していた荒川がそこでロボットを見つけた時から彼らの生活が変化する。どちらかというと『オズの魔法使』のブリキみたいな不細工なロボットだが中身は高度なAIが組み込まれ、空を飛ぶことだって出来るシロモノだ。
ハードコアには強硬派とか貧困層という意味まであるようです。康すおんなんてのが殺人も厭わないみたいだし、強硬派。貧困層は山田、荒川に代表されるというダブルミーニングだったのかもしれない…
どことなくハッピーエンドのようにも感じられますが、弟は死んだままだと思ってるんだろうな~
ハードっちゃあハード
特におすすめすべき所はありません。私は見応え、爽快感、満足感を得られませんでした。何か面白いことが起こりそうな気がする状態で完結したように受けとりました。ハードといえば人生ハードモードらしいところでしょうか。
山田孝之を堪能!!
山田孝之を堪能できたなあ!という満足感の一本。誰にも真似できないどうしようもない可笑しさとすぐ感情移入できる生々しさが常に同居してそこにある。徹頭徹尾面白い。山下監督との息の合った世界観。健くんのカッコよさ、良々さんにしかない空気。すべてマルッとすばらしい!!
まあ頑張ったほうかと。2人が救われたと信じたい
幅広い役柄で活躍する、山田孝之が自らプロデュースし、主演も務めた作品。中規模の全国公開ながら、(主演が当たり前の)佐藤健の共演が話題である。
山田が長く温めてきた漫画「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を映画化すべく、兄弟役として佐藤健に声をかけ、出演が実現した。個性派の荒川良々の演じる牛山役も、あえて山田が狙ったもの。
監督には、テレビ番組「山田孝之のカンヌ映画祭」で一緒にカンヌ出品を目指した、山下敦弘監督と「映画 山田孝之3D」(2017)以来の再タッグ。ホントこの2人は仲がいい。
主人公・権藤右近(山田孝之)は、社会のズル賢さに折り合いをつけられない、不器用でまっすぐな男。肉体労働の日雇いで暮らしている。反対にソツなく生きる、弟の左近(佐藤健)はエリート商社マンで、兄の不器用さを心配して見ていた。
そんな右近が心を許すのは、仕事仲間の牛山(荒川良々)だけ。ある日、右近と牛山が廃工場で見つけた、壊れかけたロボットは、現代科学を超える驚くべき性能を持っていた・・・。
ロボットは"ロボオ"と名付けられ、空を飛んだり、右近たちが探していた埋蔵金をいとも簡単に見つけ出す。
やはり自分が社会と折り合いを付けて生きているからだろうか。面白い設定だけれど、なかなか共感しにくい。右近と牛山のぶっ飛びエピソードも、2人のまっすぐさゆえで、尋常ではない。
ロボオは右近と牛山に影響を受けはじめ、社会という窮屈な枠組みから救い出す行動を取りはじめる。結末は、"ウソ!?"と思うほど、あっけない肩すかし。この解釈は分かりにくいかも。
信じたいのは、2人が(別の世界で)最終的に救われたんだろうということ。
ちなみに原作(ストーリー)の、狩撫麻礼(かりぶ まれい/Caribu Marley)は今年1月に亡くなった。エンドロールでも追悼文が流れる。
"狩撫麻礼"といえば、松田優作の主演・監督で1986年に映画化された「ア・ホーマンス」があるが、これは原作というには、似ても似つかないほど映画と異なる。
またペンネームを"土屋ガロン"へ改名した「ルーズ戦記 オールドボーイ」は、韓国にて朴贊郁(パク・チャヌク)監督によって、「オールド・ボーイ」(2003)として映画化。カンヌ映画祭審査委員大賞を受賞している。さらにスパイク・リー監督がハリウッドリメイクしている(2014)。
改めてご冥福をお祈りします。
(2018/11/24/新宿バルト9/ビスタ)
これは…
原作通りに作る必要はないが、原作で伝えたいことは守った方が良いのではないか?
不器用に生きる男達が世間と噛み合わず窮地に陥り、この男達の最善ではない生き方に共同生活で感化されたロボがロボらしからぬ「無理心中」という最適解を男達のために選択して皆でこの世にサヨナラする。こんな内容だったと自分は思っている。
この映画の最後があれじゃ、原作見てから映画を見に来た人はたまったもんじゃないと思う。
結局なんだったんだろう…
原作は読まずに映画に向かいました。
予告編からも雰囲気からも期待度が高かったです。
観終わって思いました。
男の夢ってそういうことね…と
エロにロボに金か…
終始スローペースでストーリーは続くし、時々長すぎないか?というシーンもありエロシーンは多分耐性があるからでしょうか、なんでR15指定なんだろうと思いました。
エロシーンも興奮せず電話越しのオナ○ーは何してんだろうなと思ってました。
終盤のロボオが飛び立って爆発するシーンは死ぬんかい!と思ってたら生きてて知らない島で子供が生まれていたりと何かと辻褄が合いませんでした。
監督や演者さんたちにはとても申し訳ないのですが、今年見た映画の中では最も低評価の星をつけた作品です。
吸う飲む殴る=ハード・コア!
今週の映画はやはり観ずにはおられ無かった「ハード・コア」。公開初日は祝日だったので新都心のMOVIXへ久しぶりに出かけた。(娘が小学生の頃ドラえもんを見て以来)。なんといっても狩撫麻礼なのだ。それは私の20代半ばの破滅に憧れつつそれができない混沌とした4畳半の安アパートと映画学校の仲間の野方に住んでいた尾山くんと江古田の遠田さんと漫画アクション連載のア・ホーマンスとボーダーとラスタ牌に少なからず影響を受けていた時代への邂逅であった。とにかく何が何でも煙草を吸い続けるのだ。ウヰスキーをロックで飲み続けるのだ、しかもお姉さんのいる店でハイニッカを! 漫画の原作者と言えば最右翼の梶原一騎と真逆の狩撫麻礼・・・と思っていたのだが、平成に入ってぐるっと回って純真右翼こそが、いかれた似非民主主義(=米ファシズム)へのアンチテーゼであり時代についていけない脱落者=右近であった。気に入らないものはまず殴るのだ。言葉にしない(言葉にすれば何とでも言えるから・・・)それがハード・コアなのだろう。しかし、それにしても迫力のない殴り合い。これでいいのか?そしてエリートとしてもアウトローとしても山田孝之より弟の佐藤健が俄然恰好良いのだ。
山田孝之ってすげぇよw
ほぼエロが多かったが、山田孝之、荒川良々、二人の不器用な男達がロボオと一緒にまっすぐに進んでいく友情の物語で、感動しました。佐藤健と兄弟役は熱い。ていうか佐藤健にラブシーンは珍しいが、今後もやって欲しい。電王、8年越しやるろ剣等とはえらい違いで今後の活躍に期待。結構笑えるシーンや、ファンタジー展開もあり、ヒューマンコメディ的な感じで面白かったです。山田孝之、愛読漫画を自らプロデュースしてまで実写映画化させるなんてすげぇよ。演技も上手いしほんま好きw
思ったより良かった
最近は自主規制か知りませんが映画で喫煙シーンが見られなくなりました。
この映画では登場人物みんな吸いまくりなかんじでそこも良かった。
(私はたばこは大きらいですが)
テンポが微妙に悪くせっかくおもしろいのに長すぎに感じた。
たぶん良い画が取れすぎてもったいなくて捨てられなかったのかと。
10分短い位で丁度良いのでは?
兄弟の仲が良い感じもぐっときて良かった。
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