「カルト&シュールな感じでしょうか?」ハード・コア マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
カルト&シュールな感じでしょうか?
原作は未読ですが映画館で予告を観てから気になって鑑賞しました。
エッジの効いた感じで期待して鑑賞しましたが、感想はと言うと、なかなか答えが出しづらい感じw
カルト漫画雑誌「ガロ」に掲載されてた様な人生の溜め息を描いた様な感じで、それが作風に出てます。
カルト。シュール。と言う言葉を当てはめるとハマるかと思いますが、いろんな意味でツッコんだら負けで、意味を求めてはいけないかなと。
エッジが効いている様でそんなに効いてない感じなのは出てくる3人と1体が皆優しいから。ソフトエッジな感じ。
山田孝之さん演じる右近も荒川良々さん演じる牛山も佐藤健さん演じる左近も何処か純粋で不器用。
世の中の不条理に翻弄されてもがいてあがいて生きている。
その思いが形として現れたのがある意味ロボオなのではと解釈。
ストーリーの明確な目的も着地点もそれぞれのシーンの解釈も繋がりも疑問点も様々に置いてきぼりですが、作品の雰囲気が好きな人には堪らないのでは。
とにかく明確な答えは有るようで無く、無いようで有る感じなのでそれぞれで受け取り方が変わります。
クスッと笑える所も多いけど、山田孝之さんが真面目に演じれば演じる程笑えてきます。
山田孝之さんの掌の上で転がされている感じと言うのでしょうか?
あと、松たか子さんの使い方が贅沢ですw
ある意味一石を投じている感じではありますので、興味があれば、鑑賞してみては如何でしょうか?
コメントする