鈴木家の嘘のレビュー・感想・評価

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鈴木家の嘘

劇場公開日 2018年11月16日
43件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

右へ左へ揺れながらも力強く前に進んでいく家族の肖像

冒頭は怖いくらい深刻だ。なぜこんなことになったのか。何が原因なのか。どうしてこんな情け容赦のない事態が人生に起こり得るのか。あらゆる意味で観る者に動揺をもたらす場面だ。そこで見せる部分と、見せない部分とが、のちの構成に大きく反映されるとは思いもしなかった。かと思えば、冒頭の深刻さを抜けると今度は岸部一徳の飄々とした佇まいと、長男の不在にまつわる「嘘」をめぐって、映画はスラップスティックにも近いコメディの様相へと振り切れる瞬間がある。誰もが”答え”を求めて、すがるようにして右へ左へと振り子を揺らす。時にその演出が煩わしく、もどかしく感じられたのも事実だが、本作を観終わって感じるのは、その余白を経て大きな蛇行を描くように心の旅路を見つめたからこそ、この映画は他にはない深遠なものを、逃げることなく、ごまかすことなく、掴み取ったのではないかということだ。本作でデビューした野尻監督の今後が楽しみだ。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2018年11月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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若き才能とベテラン勢の理想的な融合。木竜麻生の主演作を切望

野尻克己の劇場映画監督デビュー作ながら驚くべき完成度。自身の体験を投影した脚本は、緻密な構成で悲劇と喜劇を二本分観たかのような別格の満足感をもたらす。

引きこもりの長男が自死し、残された家族の喪失感と後悔で切なくさせ、短期の記憶をなくした母のために無理筋な嘘をつくドタバタで穏やかに笑わせる。演出の絶妙なバランス感覚。地球のほぼ裏側のアルゼンチンという突拍子のなさ、ラテンの陽気さもいい味だ。

岸部一徳、原日出子、大森南朋ら演技派がそれぞれ持ち味を発揮しているが、とりわけ長女役の木竜麻生が素晴らしい。グリーフケアの集まりで手紙を読むシーンでの神がかった感情表現は涙なしには見られない。新体操の経験者であり、素敵なパフォーマンスでも魅せる。彼女が本格的に動ける年齢のうちに、そのスキルを活かした主演映画を観たいと切に願う。

AuVis
AuVisさん / 2018年11月22日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 笑える 幸せ
  • 鑑賞方法:試写会
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シリアスだけでは重すぎて

最初のシーンから重い。
誰かが自死を選ぶと
家族は苦しみからなかなか抜け出せない。
悩み、後悔し、もがいて
心の平穏や正常な日常の生活はなかなか取り戻せない。

岸本加世子さんや大森南朋さん、岸部一徳さんの
コミカルで温かい演技が
重すぎ、苦しすぎから解放してくれました。

アツコ
アツコさん / 2019年5月12日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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家族の自殺という題材だけど、登場人物たちの行動はどこか滑稽でユーモ...

家族の自殺という題材だけど、登場人物たちの行動はどこか滑稽でユーモアも交えて描かれるので、そこまで重さを感じずに見ることができる。おかしみがあるからこそ、余計に悲しくなるんだけど。
細部の描写も説得力に溢れていて、演出力が凄く高いと感じた。

dubsake
dubsakeさん / 2019年4月1日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 笑える 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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暗い。

暗闇の連鎖で、希望が全く持てない映画でした。
岸部一徳の演技力だけで持っている作品。

kon
konさん / 2019年2月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ありそうだから見入ってしまう

辛い現実に連鎖する辛い現実。ユーモラスな内容を交えて描かれているので多少気楽に見ることが出来る面はあるが、よく考えると、さも、ありそう。我が家だったらどうだろうか?思わず見入ってしまう。

こばりん
こばりんさん / 2019年1月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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木竜麻生の演技が胸を熱くさせる

重いテーマだが、誰にでも起こりうる悲劇。
決して他人事ではない。
観る者に気づきを与え、考えさせる130分間。
あらすじを読んで気分が落ちてしまう人にはあまりお勧めできないかも。

これは不要なのでは、というシーンがいくつかあったので1点減点としたが、木竜麻生の演技は映画であることを忘れさせるほどに凄みがあって満点だ。

AKB77
AKB77さん / 2019年1月19日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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全編シリアスでよかったのに ネタバレ

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テーマも役者も良いのに、大事な場面で必ず出てくるコメディ風のノリでシラケてしまった。
物語の肝である、嘘のバレ方。
とにかくありえない。
ありえなすぎて、真剣に物語を楽しめなかった。あんな失礼な人いる?なんで娘以外あの人を止めないの?

お兄ちゃん、引きこもりなのにソープに通ってたのも無理がある。
お父さんの仕事が謎なのや(定年してるの?)
妹は全然友達いないのに、そこに特に意味なさそうで本人も気にしてなさそうだったり、
なんだか登場人物の背景が空っぽなのも気になる。考えるほど、この物語作り込まれてないなぁと思ったのでした!!!

ごんた
ごんたさん / 2019年1月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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存在していた嘘。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

嘘が時に人を救うこともある。
しかし、その反対で救えないこともある。
何事にも表裏一体と言えるものだと思わされる。

どこか皆、「自殺」という単語を重く捉えられがちな気がする。

いわば、安楽死を望む事と同じで
答えを自分で決めただけだったのだと思う。

それをあの子が死んだのは私のせい。
そう全てを抱え込んでしまうのは少し違う様にも思える。
それが時に映像としてもわざとらしくも思えてしまう。

しかし、
優しい嘘は時に人を救う。
子供にサンタクロースはいないと最初から言うのはきっと違う。

夢だったとしても
その人が「存在した」と言うことの方が大事に思えた。

重い題材でもあるため、苦しくなる場面はもちろん多々ある。

しかし、それを支える周りの家族の
初めは小さかったかもしれない 嘘 が、
大きな 嘘 に変わったとしても、
その先には家族を想う優しさに溢れていたのだと思う。

星が3つなのは、
明確にすべき所も曖昧な部分が多過ぎる故に、輪郭が少しぼやけてしまい、
言わんとしている事はわかる。わかるんだけれども
曖昧にした後にいきなり笑いを入れてこようとする温度差の様な波が激しく、私には少し色々のみこめるのには難しかった。

ので、
どちらとも言えない。。という意味での3つにしておいてみた。

n.
n.さん / 2019年1月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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意外と重いけどいい映画❗

星🌟🌟🌟🌟予告編がコミカルタッチの軽い感じだったので観たのですが…いい意味で裏切られました❗けっこう重いです❗でも原日出子さんの明るさ岸部一徳さんのちょっと天然はいった演技が上手く作品を軽くしていて加瀬亮さん木竜麻生さんの重い演技と上手く調和がとれていて観やすい映画になってました❗死んだら何もかも終わりではなく家族に迷惑がかかる❗でも加瀬亮演じる浩一は家族から愛されていたんですね❗いろいろ考えさせられた映画でした❗オススメの作品です❗大森南朋さん岸本加世子さんもいい味出してました

ミリン一番搾り
ミリン一番搾りさん / 2019年1月9日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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身近な家庭問題

どの家庭にも突然起こり得る身近な家庭問題をユーモアを交えながら上手く描いている作品。明日は我が身、鈴木家の立場に立ち一緒に考え共感した。
2018-250

隣組
隣組さん / 2018年12月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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なんでなのか ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

全くだめという訳ではなくて、むしろ凄くグッと来るシーンもたくさんあったのですが、なぜか凄く安っぽい演出が所々で見受けられます。
本当に嫌です。なんでしっかりシリアス路線に持って行かなかったのか、ただ残念でなりません。しょうもないコメディ演出は全部スベっていました。

妹さんがバレエの練習中に感情を爆発させるシーンや車から逃げるシーンなどは凄く良かったです。

流石にロープを包丁で叩いて切る訳が無いので意味不明でした。

Rewind That
Rewind Thatさん / 2018年12月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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深い喪失の物語

あらすじから少しコメディ的なものを想像していたが良い意味で裏切られた。
深い喪失の物語。家族のそれぞれが、失ってしまった家族に対しての思いを抱えながら暮らす。ああしておけばよかった、私のせいだ、何かできなかったのか。残された者はやはりひたすら問うてしまうのだ。
記憶を失くしてしまった母のためにつく嘘は、決して優しいものではない。嘘をつく側、騙される側。全てが切ない。
木竜麻生が心情を激しく吐露するシーンでものすごく心を揺さぶられた。彼女の痛みを私も追体験していた。
終わり方がすごく良かったなと思う。あの余韻が好きだ。

andhyphen
andhyphenさん / 2018年12月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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深くて、面白くて、振り幅の広い。深凄い作品。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

シュールなブラックコメディのイメージで前から気になってた作品をやっと鑑賞しました、

感想はと言うとかなり良いです。個人的には足を運んで観に行った甲斐あり。深くて、振り幅の広くて時々面白い。深凄いです。
監督の野尻克己さんはこれが監督デビュー作とは恐ろしい子w
今年の邦画作品としてはジャンルは違うけど「カメラを止めるな!」とタメを張るぐらい。個人的には「万引き家族」よりも好きかもです。

ストーリーは引きこもりの息子の自殺現場を目撃した母親が意識不明になって、1ヶ月半後に意識を取り戻したが息子が自殺をしたと言う部分の記憶がすっぽりと抜け落ちていて、母親に気を使った家族が息子は引きこもりを止めて、今はアルゼンチンで頑張っていると言う嘘をつく。そこから嘘に嘘を重ねていくと言うのが簡単なストーリー説明ではありますが、鑑賞するとそんな簡単な物ではなく、またコメディかと思いきや非常に深くて降り幅の広さに驚きます。

先に細かい事を書くと、霊媒師の所だけはいらないかなと言うのと保険金の件がちょっと放ったらかし。
ソープランド「男爵」のスタッフが心変わりをして幸男に連絡をしたきっかけの件が無い。
母親の悠子に浩一が自殺したのがバレてからがそれぞれの葛藤を描いてはいるけど、少し間伸びしているかな。
イブちゃんとの関わりをもう少し掘り下げて欲しいかなと。
岸部一徳さん演じる父親の幸男が何度もソープランドに足を運ぶのは程良いクッションになっていて笑えるし(特に3度目の来襲でスコップを持っていったのはコントチックで良い♪)、意外とイブちゃんとのエピソードがキーポイントになってたと思えるので浩一が人としての人生を生きていた証となるイブちゃんがどんな女性なのかが気になりました。
それでもラストのイブちゃんに家族で会いに行くシーンだけでも満足感は結構あります。なんか微笑ましい。

引きこもりの息子を溺愛する母親とその息子を腫れ物の様に扱ってしまう父親。引きこもりの兄を恥と感じ、母親からの兄との差に疎外感を感じる娘。
それぞれがそれぞれに自殺した浩一への思いに悩み苦しみます。

最初のシーンから衝撃的に重くて、分かっていてもいきなりヘビーなシーンに重々しい感じがするかと思いきや、いきなり父親のソープランドのシーンに苦笑。その後もいろんなシーンがあるけど伏線の張り方と回収の仕方が上手い。また巧みな台詞回しの言葉の使い方も上手いです。
全体的にユーモア感が漂ってますが、根底は家族の自殺といったベースがあるのでどうしても重くなりがちですが、重くならない所にこの作品の良さがあると思います。
コメディと言うよりかはスラップスティックで程良い軽さを出しているので気分が滅入る事もない。
さっき書きました霊媒師と素麺を吹き出すシーンぐらいがやり過ぎかなぁと思うぐらい。

家族の誰も悪くはないけど、自殺した浩一にそれぞれの罪の意識があって苛まれる。一番悪いのは自殺した浩一だとは思うけど、そんな簡単な物でもない。自殺者が悪いと決めつけるのは簡単でもそれによって家族は一層苦しんでしまう。
他人事ではなくて何時でも身近に起きうる、誰もが持つ心の弱さに真正面から捉えながらもシュールにシニカルに描いている事に感心しながらも鑑賞しながらいろいろと考えさせられました。

キャストは皆良かったんですが、個人的には岸本加世子さんと原日出子さん。木竜麻生さんが良い。
岸本加世子さんはもっと後半でも活躍を見たかったし、母親役の原日出子さんは浩一の死を思い出した途端の表情が物凄くて、ショックから少し老けた様にも見えながら、ホラーの様な怖さもありました。その中でも圧巻は妹の富美役の木竜麻生さん。いろんな心情を描き出してます。
ただ、一点だけ難を言えば…新体操をしている割にはちょっとぽっちゃりなんですよねw 可愛いけど。
北別府の酔っ払った勢いの空気の読めなさが顰蹙を一手に引き受けていて、家族に負担をかけないのも良い。腹立つけどw

とにかく観て良かったと思える作品で133分がそんなに長くない。
今年の邦画作品では屈指の作品で、何らかの賞に絡んでも絶対良いし、絡まないとおかしいと思えます。先日鑑賞した「人魚の住む家」もいろいろと考えさせられましたが、振り幅と作品の完成度はこちらの方が高いかな。
是非機会があれば観て頂きたい。お勧めの作品です。

マツマル
マツマルさん / 2018年12月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 楽しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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死は残されたものにとって意味を持つ

133分と長いのだが飽きない。
引きこもりの末自殺した長男(加瀬亮)、その父親に岸部一徳、母親が原日出子。父親の妹に岸本加世子、母親の弟に大森南朋。
ベテラン、個性ある役者を配する中でも存在感を放つのが妹役の木竜麻生。デビュー作にして主演の「菊とギロチン」も良かったが、本作も鮮烈な演技を見せる。後半のクライマックスとなる長回しのシーンが見事だ。

死は、その本人ではなく、残された者にとって意味を持つ。
引きこもりからの自死という重い現実。
だが、家族の受け止め方は意外にもバラバラだ。
いや、家族とは言え別の存在なのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが、本作では、こうした点をハッキリと描く。

こうもり、誕生日ケーキ、オタフクソースなど、小道具の使い方も巧み。見応えがあります。

しろくま
しろくまさん / 2018年12月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ほほほ・・・ははは・・・

ひろしおじさんの、ほほほで嘘に色をつけ、はははで陰鬱な空気に穴を開け、ふぅーすることに救われる救われる。

こちらも分厚いお礼をしたくなった。

ひろしおじさんに?

はい、ひろしおじさんと嘘とコウモリと鈴木家と作品そのものに。

蛇足軒瞬平太
蛇足軒瞬平太さん / 2018年12月3日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
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うーん期待しすぎたかも… ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

予告編を見て、観たいと思ってました。

ツイッターフォローしてると、絶賛の感想ばかり。
だから期待しすぎたのか、私はそこまで良いとは思いませんでした。

重いテーマだからかわざと滑稽にしたり、
感情が高ぶった人が皆、やたら大声で話したりむせび泣いたりするので、かえってしらけてしまった。
(最初から最後までうるさい岸本加世子、グリーフケア会合の旦那が鍋磨いたあと自殺した女性、妊娠したけど育てられるかと連呼する女性、感情高ぶると声デカくなるわけじゃないでしょとイラついた)

それに母が真実を知るきっかけ、あんなのあり?
結婚式で息子の誕生日祝ったりしないし、ましてや親戚でもない他人が結婚式で、たとえ酔ってようと、人ん家の二階に上がり込んで部屋めちゃくちゃにしたりするかね。

あそこは絶対、もっと練って違うストーリーにしてほしかった。

コウモリだって、あの仕掛け必要だったのかな…
ソープ嬢のこともどうしてあんなにしてまで話したがるのかわかるづらくて、無い方がよかったと思う。
父が自殺した息子のために必死になってるとこ見せたかった?それにしては…
車の窓のことは良かった。

岸部さんと加瀬さんの河川敷?での土まみれになっての感情のやりとり、ああいう風に、重いことは重いまま見せてくれれば良かったのに。

予告編では面白さに魅力を感じた。
でも映画で観たとき、狙って面白くしてると感じられたところに確かにクスッとしたけど、同時に気持ちをそがれた気がした(私は家族や身近な誰かを自殺で亡くしたことはないし、そのテーマだから観たわけではありません)

グリーフケアを仕切るボランティア男性とか、何回も通ってて富美が吐いたとき世話してくれた女性とか、声が耳障りプラス話し方が自然に感じられず、台詞が入ってこなかった。いくら脇役でも話への集中そがれると、そこから急につまんなく感じたりする。

お母さんの原さんが縄を切って下ろそうと必死なとことか、先ほど触れた岸部さんと加瀬さんの身体と感情のやりとりなど、何度か涙が流れ、自分の家族とのやりとりに思いをいたしたりもした。

ただ、やはり、すごく良かったとは思わなかった。

くー
くーさん / 2018年12月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
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ユーモアがあるとは言え超ヘビーな作品

こんなに重い作品だとは知らずに観た。

引きこもりの長男(加瀬亮)の自殺後、ショックで記憶を喪失した母親(原日出子)を気遣い、父親(岸部一徳)と妹(木竜麻生)は、長男がアルゼンチンに行き母親の弟である叔父(大森南朋)の仕事を手伝っているという嘘をつく。

予告編を見た限りでは、この嘘をめぐるコメディ寄りのドラマかと思っていたのだが…

父親、母親、そして妹がそれぞれに抱える深い後悔の源を丹念に描いていく。

親、兄弟、あるいは子供を死なせた、救えなかった、殺したという罪の意識を背負って生きている人にとっては、トラウマを呼び起こす危険な作品だ。

彼らが膿を出し合いプラスの方向に動き始める時間の中で、苦しい気持ちのまま取り残された方もいるのではないか。

観るに辛く客観的な評価が難しい作品だ。分厚い構成でパワーがある素晴らしい作品なのだろうが…

「菊とギロチン」に続き木竜麻生の存在感が凄かった。

【追記】
トラウマを呼び覚まされた方は、ぜひ「世界を変えなかった不確かな罪」のレビューをご覧いただきたい。罪を背負って生きている人々の魂の救済に重きを置いた素晴らしい作品です。「あなたは悪くない」と…

まっくん a.k.a. エロくそチキン
まっくん a.k.a. エロくそチキンさん / 2018年12月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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  • 共感した! (共感した人 8 件)

極めてセンスのなさを痛感した映画。

引きこもりを抱えた家族のとても重たいテーマ。
肉親を自死によって失うことの苦悩は、すごくよく表されていたと思います。
助けてあげられなかったと、みんながみんな自分を責める。
そこにどっぷり浸かり、寄り添ってあげたいと思う映画でした。
そして、できれば涙を流してみたかった。

なのに。
時々出てくるコミカルな場面。
あれにいちいち興醒めし、腹が立ってしまいました。
生涯に限られた数の映画しか見ることができない私たち。
それに対しては、ベストな映画を届けるべきだと思うのです。
監督の周りの人たちは、あの「笑い」の場面について、誰か言及する人はいなかったのでしょうか。
不要だと。
すごく勿体無くて、悔しさを感じる映画だと思いました。

映画の中に明るさを入れることで、家族の影の部分をよりくっきり見せたかったのかもしれませんが、「笑い」に走る必要はなかったと思います。
鈴木家の人たちは、充分健気に力強く生きている人たちなのだから。

ハクタカ
ハクタカさん / 2018年12月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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疲れた ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

コメディかと思ってたのに、重めの内容でした。
脚本はしっかりしていたんですが、だらだら続くシーンが多く、疲れた。
母親が息子を思って泣くシーンに胸打たれました。
本当にイヴちゃんが犬だと面白いのに。

ふわり
ふわりさん / 2018年11月30日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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