君の膵臓をたべたいのレビュー・感想・評価
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「終わりある日常」を生きるということ
桜良は自分の中に鳴動し始めた「死」と向き合う最善の選択肢として「終わりある日常」を精一杯生きて、その「生」を祝葬する生き方を選ぶ。つまり本作は桜良が「終わりある日常」を生きる中で「私」を取り戻していくという「自己実現」の物語でもある。本作がセカイ系的想像力を基盤とするにもかかわらず、幅広い層の共感を呼んだ要因はその辺りにもあるのではないかと思う。
桜良のビジュアルイメージは実写の浜辺さんのイメージが先行していたので、少し大人っぽく儚げなキャラデザとウザカワな性格はややミスマッチな印象は少し感じた。【僕】の表情が少しずつ優しくなっていく変化の過程がよく分かるのはアニメというメディアならでは。原作にはない花火のシーンは良かったです。
決して悪い出来では無いが、個人的に重要と思った台詞がいくつかカットされていたのでこの評価。
考えさせられるね
はじめて見ましたが、とても感動しました。
タイトルの意味も見て理解しましたし、言葉遊びも深く、ロマンティックでした。
アニメオリジナルシーンも結構美しい描写で迫力ありました。
ただ、初見だったせいか喪失感にやられました。笑
原作や実写にも興味がわいたので見てみようと思います。
ヒロインがかわいそう
何となく分かると思いますが、ヒロインはラストに死んでしまいます。
しかし、死に方は病死ではありません。
なんか、あっけなく死んでしまう感じがかわいそうでした。
しかも、主人公との約束がなければ、死ななかったかもしれないと思うと、余計にかわいそうになってしまいます。
まぁ、ヒロインが死んでしまうのですから、それだけで悲しいことなのですが、何か勿体無い感じがしました。もう少し良い描写はなかったのかなと思いました。
あと、私的には、人の死について考えさせられたというよりも、人の生き方について考えさせられました。
他人と関わり合いながら生きていくのも、他人と関わることを避けながら生きていくのも、どちらも正解な気がします。
主人公は最終的に前者を選びますが、後者を選んで生きてきたことを後悔するわけではなく、色んな生き方があり、色んな選択があるんだから、それを選んできただけなんだというような考えを持っているのではないかと思います。
あと、主人公の声優(俳優)が棒読みすぎ。ちゃんとした声優さんを起用して欲しかったです。
他人に無関心な主人公が泣くシーンで、普通なら私も泣いていたのでしょうが、演技が下手過ぎて感情が入ってきませんでした。
丁寧に描かれた作画に必見
演出面でほぼ大満足
キャラクターの動きやしぐさが丁寧に描かれており桜良の心情や主人公の心の変わりようが強く魅力的に伝わってきた。
また細かいアイテムを映したカット割りが多くこれもキャラクターの心情を絶妙に表して見ていて楽しかったです。
(全部は拾えてないと思うのでまたぜひとも再見したい)
少し残念なのは最後の遺書のシーン
星の王子様を踏襲しているものと思いますが、いささか突飛すぎかなぁと。あそこは実写の演出の方が好きかな。
原作に比較的忠実
原作の世界観が忠実に再現されていました。実写は観てないですが、アニメは原作ファンの方も未読の方も安心して観れるのではないかと思いました。私が観た回は、他の観客がほぼ男子中高生のグループだったのですがが、みんな号泣してました。ぜひ「仲良し」の人と観てほしいです。
ただ、終盤の星の王子様風の作画のところは、それとわからない人には唐突だし違和感あったのではと思いました。
声に関しては、桜良は桜良そのものだし、キョウコやガムくんもイメージ通りでした。「僕」は、そもそも感情の起伏が少なく、抑揚がないキャラなので、ただの棒に聞こえてしまわないだけの技量のあるプロの声優さんを起用して欲しかったなぁと思いましたが、聞き苦しいほどではなかったです。個人的には桜良のお母さんが棒だった方が気になりました。ラストの数分だけの登場ですが、少ないセリフに桜良の想いを噛み締めてる感じを滲ませて欲しかったなぁと。
時間的制約。。。
映画、しかも100分程度で収める為に原作から取捨選択してるのは分かるが、外して欲しくないところを外されてしまった感が否めない。だが、全体としてはよくまとめたのではないだろうか。ただ、どうしても薄くなってしまっている…
間違いなく今年一番の傑作
別のレビューサイトにも書いてますが多くの人にこの感動を味わってほしいのでこっちにも書きます
これまでに何本も、今年も100本以上映画を鑑賞してきましたが間違いなく今年一番の傑作です。しかも他作品とは天と地程離れるレベル。群を抜いて一番の傑作です。
思わず思考が停止するような驚かされる脚本、アニメ特有の表現による作品の表現、そして泣かせに来る感動的な音楽。すべてにおいて否定する点が見当たりません。
一つだけ言うなら「遅れて入らないで」ということです。遅れると色々感動が薄れます。理由は劇場で納得してください
正直私はここまで期待していませんでしたが見事に裏切られたというのが感想です。あまりにも良い作品なのでもう何度も劇場に足を運んでいます。そして毎回泣いて帰ります。何度見ても、ストーリーを知っていても泣けるんです。
「今週末映画観たいけどどれ観ようかなぁ~」や「この映画気になっているけど良い作品なのかな??」と思っている方、ぜひこの作品を観てください。観ないとほぼすべての人が絶対後悔します。(きっと私が見逃していたら一生後悔して生きていく羽目になりました)
サラウンドからもちゃんと音が鳴り感動のシーンは感動の曲で包まれます。なので劇場の方が絶対に泣けるんです
前述の通り私はこの作品に期待していませんでしたのでまさか自分がこの作品にこんなレビューをすると思いませんでした
でも本当に良い作品は応援したいですし、様々人に観てもらいたい。特にこの作品は話題作に埋もれている印象なので、このレビューが少しでも多くの人の目に留まり、一人でも多くの人が劇場に足を運んで欲しいとただの一人のファンですが願っています。
追記 9/21
また観てきました。今回も観客の泣き声が聞こえてきました。
やっぱり素晴らしい映画です。まだまだ観ていきたいと思います
とまぁ私がなんかサクラやら(主人公が桜良だけにてっか)制作側の人間だとか思っているのか知らんですがレビューを見かけましたが、あくまでただのファンですよ。
誤解を解くためにすべての鑑賞記録を乗っけます
観賞履歴
月日:2018/09/13(木)11:40~
視聴:TOHOシネマズなんば別館 スクリーン11
月日:2018/09/14(金)12:00~
視聴:T・ジョイ蘇我 シアター5
月日:2018/09/15(土)11:35~
視聴:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン1
月日:2018/09/15(土)19:15~
視聴:イオンシネマ新百合ヶ丘 スクリーン1
月日:2018/09/17(月)14:35~
視聴:109シネマズ高崎 シアター3
月日:2018/09/18(火)13:00~
視聴:イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン10
月日:2018/09/19(水)14:40~
視聴:チネチッタ川崎 チネ3
何故これだけ時間をかけてお金をかけて観に行くのか、それはこの作品が素晴らしいからです。
この上映回ほぼ全てで上映後に高評価な意見を交わしているのが耳に入ってきます。
この作品に低評価を下す人は全体のごくわずかなのでしょう。そういう人に限ってレビューは書き、満足した人は特に気にしないのでレビューは書き込みにくいです。こういったサイトでも低評価な意見は目にするでしょうがそれは少数派です。TwitterやらSNSで感想調べたら8割以上は高評価ですよ
なら批判的な意見もある作品なのかという質問ですが、映画という作品、全員が絶賛する作品は流石に生まれないと思います。大ヒットした「君○名は。」でも批判的な意見は目にします。それでも世間では高評価を下す人が多かったのはご存知ではないでしょうか?
今回も同じです。正直レビューなんて参考にしない方が良いです。映画の感想は十人十色なんですから、この私のレビューだって正直参考にしなくて大丈夫です。
でもこのサイトに限らず全体的にはこの作品に「高評価」を下す人の方が多いという事実はあります
全体数では数少ない低評価のレビューだけを参考にして「なら行かないでおこう」とかは思わないで欲しいです。
私は胸を張ってお勧めします。今年一番の傑作を映画館に観に行ってください
この差は一体
渋谷のTOHOで娘と一緒に見ましたがお客さんは15人たらずでした。
見て納得です。最初から最後まで物語に引き込まれることもなく、登場人物に感情移入することもなく、ただただ苦痛の2時間でした。娘がいる手前、途中退出するのもどうかと思い、なんとか最後まで鑑賞しました。娘が最後の方で泣いていたので娘は引き込まれてるんだなと思い、見終わった後に感想を聞いたら「時間の無駄だった」と言ってました。だったらなんで泣いたのかと聞いたら、安い涙だから気にしないでと言われました。笑
君の名は。や千と千尋の神隠しや名探偵コナンなどヒット作しか観た事がなかったので、同じアニメでもここまで差があることにただただびっくりした夜でした・・・。当たり前なんでしょうけれど、アニメって全部面白いとなぜか変に勘違いしてました。逐一どこがどうダメか書くのも時間がもったいないのでやめますが・・・。
内容がここまでひどいのになんでこんなに高評価なのか分からなかったんですが、評価している人のほとんどがステルスっぽかったので、一矢報いるつもりで書き込みしました。これから気になった映画は頑張ってレビューしようと思います。
良かった
まったく興味なかったけど、予告編で見たヒロインが昔見たアニメのキャラに似ているのが気になり、見に行ってしまいました。
予備知識無しに見て、凄く良かったな。
主人公の僕の気質が自分に似ているから、感情移入してしまった。
自分はあそこまででは無いけど(笑)
で、見終わってから調べたら、キャラデザインの方が以前いた制作会社(XEBEC)の社長が昔見たアニメ(マシンロボ クロノスの大逆襲)のキャラデザインだそうで。
似ていた理由はこれなのかと一人で納得!
XEBECが地元にあるのにはビックリ!!
四月は君の嘘と俺ガイルを混ぜて水で薄めた感じ?
何から言って良いやら…
取り敢えず第一印象としては上記のタイトル通りであります!
まず膵臓である必要があったのか。焼肉のシーンのために膵臓にした感が拭えないのだがそれはまぁいいとして…
上記のタイトルにある2つの作品、これは私にとってすごい好きな作品で、劇中では何度鳥肌が立ったのかわからないくらい感動したし、泣いたし、笑いました。
しかーし!この作品には全くもってそういった事実がなかったと言えよう。それはなぜか。
私が考察するに、日常と非日常のバランスというものが取れていないのではないか。
これは現実であり得る描写と所謂御都合主義と呼ばれる非日常の描写。文字列だろうが2次元だろうが3次元だろうが、物語と呼ばれる作品の大半はこの2つのバランスから成り立っているといっても過言ではないだろう。(全て知っているわけではないが私の知っている物語は大抵該当する。)
その中で大勢の者たちから賞賛されるような作品とはそのバランスがうまく保たれている場合が多いと言える。
具体的なバランスというものは私が未熟なためなのか、そもそも口にするようなものではないのかわからんが、説明が出来ないが何となくそのバランスの悪さが読み取れてしまったことが非常に残念である。
また、奇をてらう作戦だったのだろうか、原作からの設定なのか、原作未読であるため判断を致しかねるが、冒頭部分にほぼラストと言っていい描写を持ち込み、結果が丸見えのまんま物語が進む。これじゃあ感情移入も自己投影もできない。故にワクワクもドキドキもハラハラもしない。(もしかしたら最大の戦犯がこいつかもしれない。)
また、間の取り方というか、テンポが悪い。若しくは合わない。こう見えて意外と映画の感想とかに共感してくれる人が多い自信のある私故、テンポが悪いと感じた人はいたりするのではなかろうか。そんなことないか。そんなことないと感じた人はそのまんまバツボタンを押すことを強くお勧めします。
あと細かいところを攻めると、主人公の春なんとかくんのお母さん。登場2回目にして全てを悟ったこと言ってんな。こいつラスボスなんじゃねぇの?
とまでは思ってませんがそんなセリフあんならもうちょい出番増やしてあげても良かったのではないですかね…
あと、ヒロインさん通り魔に刺されて死ぬんかーい!(ネタバレにしてあるから大丈夫だよね?)初っ端の雑な伏線をラストスパートであっさりやっちゃうために使うとは…
てかヒロインさん運悪すぎでしょ。膵臓腐ってる上に通り魔とか、製作陣がヒロイン恨んでるまである。
まぁその後の春なんとかくんが友達を作るって目的の為に通り魔に刺されたことにしたのはなんとなくわかるけど…
ひとりぼっちで友達のいない、臆病な春なんとかくんが自らの人生には異質な存在、山なんとかさんと出会うことで成長し、友達ができるまでの軌跡…的な感じなんでしょうが
これは壮大な物語の末、かませ犬になったヒロイン、爆誕!!(ドンッ!)
あと、絵がぬるぬる動かしすぎて若干引きました。ぬるぬる動けばいいってもんじゃない、適度なバランスをだな…
「みんなでやることが素晴らしくて、みんなでやることがいいことで、じゃあ、一人でやることは悪いことなのか?
どうして、今まで一人でも頑張ってきていた人間が否定されなきゃいけないんだ。
そのことが俺は許せない。」
「俺は今の自分を過去の自分を否定しない。一人で過ごした時間を罪だと、一人でいることを悪だと、決して言わない。」
by比企谷○幡
この作品は完璧な作品だと思います! 僕は映画が好きでよく見に行きま...
この作品は完璧な作品だと思います!
僕は映画が好きでよく見に行きますが
ここまで心動かされる素晴らしい作品は初めてです👍
この作品を通して僕は生きること、そして毎日当たり前のように
している人と接するという事の大切さやありがたみを感じられました
この作品は自分にとって掛け替えのないものになりました。
このレビューを書くためにさっき登録した。
これ程までに心揺さぶられたアニメは今作が初めてです。
歳甲斐もなくボロ泣きしてしまいました。
感動する、なんて言葉では言い表せないほど、この作品には心を震わせる魅力が詰まっています。
声優があっていない、表現が微妙だったと様々な声が見受けられますが、少なくとも僕にとっては最高の作品でした。
人生の岐路に立たされているこのタイミングで、「キミスイ」に出会えたことを幸運に思い……いや、違いますね。
この作品に出会う選択をしてきて良かったと、心から思います。
明日、2回目見に行きます
可哀そうなヒロインだけど、充実した時間を過ごせて幸せだったかなとも...
可哀そうなヒロインだけど、充実した時間を過ごせて幸せだったかなとも思いました。残された人達の思いがそれとなく分かる描き方は素敵だなと思いました。実写と違って原作にかなり忠実で私的にはアニメの方が好きです。
遙か昔の青春
原作も実写版も見ていません、内容も一切知らずに鑑賞。正直言ってつまらない。なんというか…全く感情移入できなかった。
アニメキャラのわざとらし過ぎる、現実離れしたような立ち居振る舞いが鼻につくばかり。
または自分が青春&恋愛などはるか昔のオッサンになってしまったためなのか、琴線に触れることの無いまま映画は終わってしまった。
評判の良い実写版だったらもっと楽しめたのかな。残念。
ストーリーは筋が通っている
ストーリーはこちらの方が原作と近い正統派なんだろうな。
実写版の大人編は少し違和感あるもんね。そういう点で、原作に近いエンディングを見られたことはうれしかった。
しかし俺は、浜辺さんや北村くんの魅力をこの実写版で発見したわけなので、あらためてアニメ版を見ての感動というものは、ない。
アニメもきれいだし、好感のもてる絵柄だし、ふたりの声もみごとにあってると思います。
やっぱり泣いてしまった。
原作も 実写化も 知ってます。
やっぱり 何度 みても 泣いてしまいます。
最初 君の膵臓を食べたいの文字に ビックリして 内容しって 泣けて。
結局 なんでも 泣いてしまうんですね。
本当に 素敵な 素敵な物語です。
実写版と比較してしまいますね。
桜良さん役の声は良かったのですが「僕」役の声がどうしても受け入れられませんでした。キャラ設定通りの声だったのでしょうが「僕」は冷たい男の子って感じよりが優しさが感じられる声の方が良かったです。例えば福士蒼汰さんみたいな感じですか。桜良のお母さんと会う辺りからの声は良かったので、キャラ設定が僕のイメージとは合わなかったってことだと思います。
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