劇場公開日 2018年1月26日

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デトロイトのレビュー・感想・評価

全201件中、41~60件目を表示

4.0彼らはこんな狂気のなかを生きてきたのか

2019年2月16日
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逃げる黒人を背後から撃ったことを上司から問い詰められた若い白人警官が「(上司がそう責めるのも)仕方ない、それも仕事のうちだから」と同僚にこぼすシーンが忘れられない。
あっ、彼はほんとうに無抵抗の黒人を殺すことをなんとも思っていないんだ、と分かってヒヤッとしたから。
そんな狂気の白人警官演じるウィルポールターくんの力かな…すごい。

ざらざらとした映像。現場の埃っぽさが伝わってくるかのような。ホームカメラで撮ったような、生っぽさ。

ほんとうに理不尽で怒りがこみ上げてくるのだけれど、胸糞映画で終わらなかったのが良かった。
被害者の黒人男性が教会で歌う聖歌があまりに美しいからかな。
でもちゃんと、忘れられない怒りは残るね。

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mimi

4.5ただただ、辛い…

2019年1月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

実話というのが信じられないくらい辛い。

日々の鬱憤をちょっとだけ晴らしたいと思ってやったイタズラが、モーテル別館にいた人全員の人生を変えてしまった。

白人警官は、本当にこんなに嫌な奴ばっかりだったんだろうか…。
みんなお互いわかりあえればいいのに。

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soleilヾ(´ε`○)

3.5絶望的

2019年1月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

1967年のデトロイト暴動におけるモーテルでの殺人事件を描く。
差別主義者の警察官が延々と反吐を吐き続けるのは、観ていてとても辛い。
実話なので希望のないエンディングで、鬱々とした気持ちになる。

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いやよセブン

5.0絶対に観るべき歴史

2019年1月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

キャサリン・ビグロー氏を知ったのは、かつてのアカデミー賞を席巻した「ハート・ロッカー」だ。圧倒的なリアルさで描く社会派映画だったビグロー氏のスタイルは今作でも全く変わらない。役者の描写と演技のリアルさが非常に追求されており、今作を通じてアメリカの黒人差別の過去が圧倒的な余韻を残して伝わってくるのだ。

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素子

4.0窓が破壊された陳列棚に人生ゲームが!

2019年1月6日
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鑑賞方法:映画館

 1967年のデトロイト。深夜に違法経営している酒場を摘発しようと市警が踏み込んだことがきっかけとなり、暴動が起こり、徐々に規模を拡大していった。警官への投石、食料品の略奪、そして銃撃戦。警察では人に向けて発砲するなという規律があったにもかかわらず、1人の警官フィル・クラウス(ウィル・ポールター)は黒人男性を銃撃してしまった。本来なら現場から外されるはずだったが、州警察や軍も出動するほど大規模な暴動を鎮圧するために、引き続き任務に就いていた。

 そんな最悪な状態のデトロイトで、黒人たちによる人気バンド“ザ・ドラマティックス”がライブに出演しようとする矢先、コンサート会場では帰宅命令が発令され、彼らも帰宅せざるを得なかったのだた、ボーカルのラリー・リード(アルジー・スミス)と友人のフレッドがアルジェ・モーテルに一泊することになった。そこで知り合った白人女性や黒人男性たちの一人がふざけておもちゃのピストルによって轟音を響かせてしまう。それを狙撃犯の仕業だと思い込んだ警官たちが一斉にモーテルになだれ込んだのだった。結局、黒人3人が警官によって射殺され、他の者たちも尋問され、暴行され重傷を負うことになるのだ。

 差別主義者の警官フィルの非道さ。「銃を撃ったのは誰だ!?」としつこく訊いて、殴る蹴るの暴行を続け、他の警官フリンやデメンズにも個別に部屋に連れ込んで殺させるのだ。と、そのおぞましい尋問が続く中、「Another One Bites the Dust」という台詞が聞こえてきた(多分)。知る人ぞ知るクイーンの「地獄へ道づれ」の原題ですが、日本語訳が過去形だったのでbitesではなくbitだったのかもしれません。こんな時に使うんですね・・・

 ストーリーとしては、その後の裁判の模様まで駆け足で進んでいくのですが、人種差別、差別主義者というテーマを重く投げかけてきます。裁判の陪審員12人すべてが白人だという問題点や、悪徳警官につく弁護士にも差別の色眼鏡が見えてくる。ただ、映画の構成としては前半にクライマックスがあるように感じられ、編集のやり方次第でもっとメッセージ性が強くなったんじゃないかと思います。

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kossy

3.5地獄めぐりへようこそ

2018年12月16日
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鑑賞方法:映画館

はらわたを捩じ切られるように辛いあの夜…が終わってからが長かった。実話ベースということで仕方ないのかもしれないが、見終わってボロぞーきんになりました。ウィル・ポーターの顔は絶対忘れられない顔だなあ。

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なお

4.5思ったよりエンターテイメント

2018年10月14日
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鑑賞方法:映画館

「ハート・ロッカー」、「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー監督作。もっと厳しくもっとドキュメンタリーな作品だと思っていたが適度にエンターテイメントだった。イーストウッド作品を思った。何はともあれ今年のベストテン候補に一番乗り。

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エロくそチキン

3.5相容れない

2018年9月15日
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キャサリンビクローらしい重さ。ウィルポールターの怪演が際立つ。もはや信頼関係が成り立たない。互いに恐怖が支配する。与えられたと信じる立場にあり続けようとして、歯止めが効かない。警察と軍の立場の違い。立場に執着し正義は失われる。人が為す行い。反吐がでる。
最初の挿絵は簡潔で分かりやすい。ハーレムのような街区は自然発生的に生まれた人種隔離だと気付かされる。まるで第9地区。日本にはないかと言われると、そうとは言い切れない。

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Kj

2.5救われない内容

2018年9月8日
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事実を伝えるだけでは映画ではない。

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齋藤直紀

4.0壮絶できつく辛い。そして、いまだ続く…この現状。。

2018年8月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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☆ユウ☆

3.040年前の事件を緻密に再現

2018年8月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

黒人差別についての映画はSpike Leeをはじめ山ほど観てきましたが、事件が起きてから時間が40年ほど経っている事などから、この作品は冷静で緻密に作られていて、とても新鮮に感じました。
とはいえ、ヘビーな作品でした。

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BAININ

4.0暴動起きてドンパチする映画かと思って見たら全然違った。ビグロー、さすが。

2018年8月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

暴動起きてドンパチする映画かと思って見たら全然違った。ビグロー、さすが。

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ghostdog_tbs

4.0ドラマティクスは好きだけど

2018年7月29日
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どんな映画かも知らず見てみたら、かなりDEEPな内容で不快感とやるせなさしか残らなかった。
ここまでひどくはなくても日本でも普通に会社でも閉鎖的な空間であればどこでも起こりえる話だと思った。
ラリーの歌声だけが最後の救いかな♪

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レイは!?★

2.0つまらん 寝れたけど我慢して最後まで観た 最後 パシフィック・リム...

2018年7月15日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

つまらん 寝れたけど我慢して最後まで観た

最後 パシフィック・リムのロボットが出てきて

警官やっつけちゃったら 面白かったかも知れない

かもですよ(笑)

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HiroChan

4.0“デトロイト”を忘れるな

2018年7月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

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近大

3.0ヒーローのいない現実

2018年7月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

監督の意図したキャスティングか分からないけど、映画のヒーローが普通の人を演じ、ただただ虐げられ拷問を受ける地獄と結末にゾッとした。
ヒーローのいない世界はこんなにも残酷で救いがないのかと。
あのホテルがデトロイトの縮図だと思うのだけど、
なんで警察に向かって空砲を撃つのか?好き放題に暴行する警察、右往左往する黒人の警備員、下に見られる女子、真実を話せない空気、全てにイライラした。
だけど、これが目を背けたい真実。なんて歴史の上に世界は成り立ってるのだと、胸糞悪くなった。

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奥嶋ひろまさ

3.0治安という名の均衡

2018年7月8日
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鑑賞方法:VOD

難しい

1967年デトロイトで起きた事件を映画化。 今更50年前の事件を?と言うかも知れないがデトロイトではモーテル事件は今でも有名らしい。
黒人が空砲銃を面白半分で厳戒体制の警察官に撃っちゃった事から始まる物語。

幼稚、嘘、他責、暴力、困った時だけ神頼み、後悔先に立たず、差別、偏見、疑念、脅迫、怠慢、隠蔽、人間の愚かな所が描かれたスペシャルボックス的内容です。

黒人を擁護する様な演出もありますが、それいらないんじゃないかな?部分もある訳で(差別など歴史が黒人にあるのは分かるが、今回の事件の発端は黒人であったりする訳で)、白人の主張もある意味受け入れなければいけないと思う。

終盤の裁判ネタもアメリカらしい。法と言う秩序を重んじる。
一方、今でもまだまだ差別があるアメリカで一般生活には秩序が保たれておらず、それが治安と言う名の均衡には繋がっていないのも皮肉な話だ。

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巫女雷男

2.5レイシストのおふざけ。

2018年5月26日
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鑑賞方法:映画館

長い。尋問と言う名の拷問をされる黒人たちと同じ気分でしょう。いつ終わるんだと。
ドキュメンタリー的映画は苦手ですね。発砲の理由言えばいいのにと。
恐ろしい事にこの映画のような事件の構図は現在もアメリカで起きています。

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金のバロット

5.0関節という関節が緊張で蝕まれていく時間体験は半端じゃない、いまだに...

2018年5月3日
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関節という関節が緊張で蝕まれていく時間体験は半端じゃない、いまだに首が痛くてしょうがない恐ろしい一本です。

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JOHN DO