ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷のレビュー・感想・評価
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これが米観光の定番の幽霊屋敷!スピリエッグ兄弟のゴシックホラーはお得意の映像魔術が炸裂
有名な老舗銃器メーカー、ウィンチェスター社の創業者一族にまつわるゴシック・ホラー。実在するウィンチェスター・ハウスは米観光でおなじみの幽霊屋敷だが、これらの題材をオーストラリア育ちの奇才スピリエッグ兄弟が真剣顏で、しかし受け手には多少B級にも受け取れるクオリティで映像化している。
彼らならではの、エッシャーの絵に囚われたかのようなミステリアスな映像世界は本作でも健在。そこに名優ヘレン・ミレンを始め、役者陣が重厚さを添える。とはいえ、建築物のインパクトに比べると特殊メイクや物語性の詰めが甘く、驚かし方も同系監督として抜きんでたジェームズ・ワンには到底及ばない。何か一つしっかりした軸が通っていれば思わぬ拾い物となっていたのだが・・・そうは言っても、幾つかの点で思わず手を打つようなびっくりはあったし、スピリエッグ好きやゴシックホラー好き、建築ホラー好きには是非押さえておいてほしい珍作ではある。
びっくりホラー
痛いシーンはないから気楽に見れました。ホラー苦手の人も見れる作品。
精神科医がウィンチェスターの鑑定をしにきた話。
建築好きな人はおもしろい構造で気にいると思う。
それにしても謎の霊たちは必要だったのだろうか??
普通に作っただけの映画!!
普通に霊に遭遇するだけ、という何とも言えない映画でした。ヒロインが精神的にやられる事なく、気丈に振る舞っているのが良いのかな。撮り方や画面、演出に拘りがあればまだ印象に残ったと思います。「プリデスティネーション」の監督だと後で知り、がっかりしました。
ヘレン様の気品
肝心なところで頼りにならない男ジェイソン・クラーク(がやる役)。さて今回は…うわあ最初からダメ人間だあ。
それにひきかえ黒づくめのヘレン様かっこいいですな。
前半の脅かしかたや途中のプチシックス・センスは嫌いじゃないですが、全体像が見えてくるとこちらもなれてきて体感的にトーンダウンしてしまう。
もしくはせっかく銃がたくさんあるのだから、『RED』ばりにぶちかましてくれてもよかったのに。
アメリカンホラーってやっぱりね、って判断しちゃう作品の一つ
個人評価:2.2
あの実銃メーカーのウィンチェスター社の、黒歴史の実話なのが唯一の救いだ。
全てが子供騙しの音だけのビックリ演出オンリーで、小学生にも通用しないのではないだろうか。途中からその古典的なホラー演出しかないので、逆にその道を極める演出なのかと思ってみたが、それすらなく、なんのひねりもなく完結を迎える。
もう少し有名な実話ホラーという設定を、大事に育んでもらいたい。
ウィンチェスター・ミステリーハウス
先ず…これって実話なんですか???
旦那や子供に先立たれ、霊媒師の助言によって 引っ越しと、ウィンチェスターの銃器によって亡くなった人達に呪われてるとかで、屋敷の増設をし続けたのは有名な話で知ってましたが、亡霊を部屋に閉じ込めるとかって実際の話だったんですかね?流石にそこは演出ですよね。
そこまで詳しくはないので「なるほど…」なんて目で観てしまいました。
でも“降霊室”なるものは存在していて、実際に霊と交信してたとか…。
作品の内容的には、特段怖いという感じは無かったですけど、ウィンチェスター氏が実際に呪われていたって話は、有り得るかも…なんて思いました。
オスカー女優の無駄遣い。ラジー賞ノミネートに納得
オスカー女優ヘレン・ミレンは何を思って本作に出演したのだろうか。
作品自体もダメだし、彼女の演技も全然ダメ。
共演のジェイソン・クラークも全然ダメ。
ハッキリ言って、時間の無駄な映画。
「ウィンチェスターハウス」は舞台装置としては、稀有で唯一無二な存在。それをもっと上手く活かすストーリー・脚本があったのではないだろうか。
本作がどれだけ「実話」に即しているかは分からないし、ホラー映画に「事実」を求める観客は殆どいないだろう。
(ブレア・ウィッチ・プロジェクトみたいな、フェイク・ドキュメンタリーが人気になるジャンルだ)
だから、この舞台を活かせるストーリーにすべきだった。
事実を完全無視しても、「事実を元にしている」って言い切ればいい。
(「ファーゴ」だって、完全フィクションだけど、「事実を元にしてる」って言ってるし)
【ヘレン・ミレン観たさに、普段見ないホラー映画を観たら存外面白かったが、通からは厳しいお言葉を頂いた作品】
オスカー女優ヘレン・ミレン 主演のホラー映画。
ホラー映画の面白さに開眼した個人的に記念すべき作品(世間的な評価は低いけれど)
カリフォルニア州サンノゼ、サウスウィンチェスター通り525に現存する幽霊屋敷が舞台。サラ・ウィンチェスターの指示の下、1884年から1922年に彼女が亡くなるまで38年間、24時間365日続けられた屋敷の改築工事 と聞くだけで、鑑賞意欲が沸くではないか。
しかも、サラをヘレン・ミレンが演じるとなれば、見たくなるではないか。という理由で映画館へ。
屋敷の不可思議な作りに興味を持たされ、(開けたら壁のドア、どこにも行きつかない階段、様々なからくり扉・覗き穴・切り妻、ベランダポーチ、ホールの迷路など)精神科ブライスを演じたジェイソン・クラークが頼もしく見え、エイモン・ファーレン(この人、醸し出す雰囲気がそもそも怖い)の姿に仰天した作品。
とても面白怖く鑑賞したのだがなあ。情緒もあって・・。
<2018年6月29日 劇場にて鑑賞>
あ、ベタベタなホラーだったのか。頭のおかしくなったウィンチェスター...
あ、ベタベタなホラーだったのか。頭のおかしくなったウィンチェスターさんの話かと思っていたので、ズッコケてしまったけど、気を取り直してホラーとして観たら、まあ悪くないかなあ。B級気味なので、お目当てのヘレンミレンの気品が、なんかギャグに感じてしまった。
増改築マニアのヘレン・ミレン
こんな巨大で不思議な間取りの屋敷を探検してみたい。むしろみんなで宝探しゲームでもやったらいいんじゃないか?釘がいっぱい落ちてるから、心霊現象よりもそっちのほうが危険です。
まぁ、もっとも怖いのは人間ってことで・・・孫が銃を乱射するってのだけは恐怖を感じた。どうせなら銃規制法に反対する立場で社会派要素も取り入れてくれれば良かったとも感じる。なお、建物に金かけすぎたせいか、内容は雑。
導かれるのも運命
屋敷を20年増築し続けるウィンチェスター家大富豪婦人の精神鑑定を依頼された精神科医エリックが体験するミステリーホラー。
屋敷が立派立派。見学会に行きたくなりましたw
ウィンチェスター家は銃で巨万の富を得た代わりに、怨みを買う様になったという。その亡霊が屋敷に住み着いた。
屋敷が大きくなるに連れて亡霊の力が大きくなるとの事。
「じゃあ、大きくしなければいいじゃないの?」
と思うかも知れないが、大富豪婦人は大きくして亡霊と対話したいとの事。はあ、、、。
ウィンチェスター家系ならではの亡霊に悩まされていく訳ですが、いきなり驚かせる亡霊はさほど悪い事せず。
ビックリショーをするだけ。
あと亡霊じゃない人間まで突然の場合、大音量で驚かせようとするのは要らなかったかなと思う。
ビックリ亡霊もメインの亡霊なのか?サブなのか?誰だか分からんw(全部メインだと思うが)
設定が良かっただけに、亡霊や死人を使っての驚かせ方や謎を練って頂きたかった。
孫とその母親ももっと活躍出来たはず。
ラストバトルシーンだけは好き。
勿体ないなぁ。
観るなら断然吹き替えです。
凡庸
24時間365日増築し続けるという狂気以外のなにものでもない設定を生かせてない。強烈な呪いの元凶である人物のエピソードがその設定とほとんど無関係なことが、つまらなさをもたらす最大の要因。増築し続けた人がいたことは事実らしいが、現実の方がよっぽど興味深かったのではないかと思う。
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