「兄弟と姉妹」犬猿 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
兄弟と姉妹
他人になら言えない事が きょうだいには言えてしまう。
言えてしまうから憎しみ、喧嘩になる。
親が、兄と 弟と そして 姉と 妹とを
それぞれどう思うかを お互いが 自然と感じ合うから
言葉にならない落ち込み方をしてしまう。
その表し方が秀逸。
人間関係は、熱い血が通うからこそ愛情が湧きそして憎み合う。
妹の可愛さに嫉妬する姉と
頭が悪い事がずっとコンプレックスで、姉に対して神経逆撫でするような言動をする妹。
ろくでなしの兄を憎む弟と 狂犬のような兄。
細かいエピソードがいちいち上手い
ラス前
他人には徹底的に容赦なく暴力的な兄が
弟との取っ組み合いでは 明らかに手加減している所や
ニッチェのエノウエとのチャーハンのシーンが良かった。
こう言うのを見ると
血の繋がりというのは あるのだろうと
思う。
とにかく言えるのは
新井浩文さん まんまですよね。
そうです!まさにそれ!
私は 笑えなくて 深く沈み込みましたよーー。
私の両親は私が7歳 妹5歳 弟3歳の時に壮絶なドラマ付きで離婚しました。
私は長らく 自分のせいだと思ってました。
僕は長男です。
お仲間でしたね。なんか嬉しい。
あの本
【何か問題が起こった時】
・中間子「誰かのせいだ」と言う。
・末子「私のせいじゃない」と言う。
・長子「自分のせいだ」と思う。
↑ここ超笑いました。
お久しぶりです♪
「ダンサーインザダーク」返信入れときました。
asica さんのこと考えていたので以心伝心かも。おお。
犬猿の仲の兄妹についてはこの本
「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション (五百田達成の話し方シリーズ)」
が面白いですよ。(このサイトはURLが貼れません)。
笑えます。兄妹がうまくいく訳ないって、よーく分かります。
自分の子ども時代の不満や軋轢・苦労も目からウロコでした。