ブラッド・スローンのレビュー・感想・評価
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めちゃくちゃおもしろい。もともと米国映画の刑務所を扱った作品にはハ...
めちゃくちゃおもしろい。もともと米国映画の刑務所を扱った作品にはハズレが少ないが、これは超大当たり。
プリズンモノのクオリティが高いのはお国柄なのかとにかくすごい作品。
俺の家族には手を出させない
【ブラッド・スローン:おすすめポイント】
1.乱闘及び殺しのシーンが凄すぎる!!!
2.ジェイコブ・"マネー"・ハーロン役ニコライ・コスター=ワルドーのギャングになる前となった後のGAPがいいなぁ!!
3.映画でなければ体験できない信じられない映像シーン!
【ブラッド・スローン:名言名セリフ】
1.ジェイコブ・"マネー"・ハーロン役ニコライ・コスター=ワルドーの名言名セリフ
→「ギャングにもルールがある 絶対の掟が」
→「気をつけて帰れ」
→「俺の家族には手を出させない」
→「ここのボスは俺だ」
→「俺の家族には手を出させない」
2.ジェイコブ・"マネー"・ハーロンの名言息子役の名セリフ
→「父さんを許すよ あなたの息子より」
わき見運転
から始まる極道入門。手堅いストーリーと構成で淡々と描く下剋上。主演を始め華のない俳優たち。ジョン バーンサルは相変わらずこんな役。乾いたタッチのメロドラマでした。髭の黒人捜査官のジタバタが面白かった。
とてもよかった
映画秘宝に紹介を描くようにサンプルDVDで見ました。あんまり画質のよくないDVDだったけど、それをはるかにしのぐ面白いさだった。
普通のおじさんが刑務所でサバイブしようとしているだけなのに、環境があまりに苛酷なためいつしか強面になって、刑期が延び、そうしているうちにギャングの大物に上り詰めてしまうのが運命の皮肉で悲しくも面白い。
shot caller=殺害を指示する者≒ギャングのボス
初っ端のセオリーを覆すドア越しの被弾シーンから最後まで2時間気を抜けないハードボイルドな刑務所ギャングモノ。勢力図の説明はほぼないに等しいのでホームページのイントロダクションで予習してから見ることをお勧めする。予告はみない方が面白いと思う。
邦題は主演の出世作ドラマをもじったものだったとは。確かに血みどろの王座ではあるからまだましか。
刺青で言及されるABはAryan Brotherhoodの略、シャムロックはアイルランドの国花、三つ葉の植物のこと(二の腕の内側に入れているシーンがチラっと)。マネーが入れているのは肘の蜘蛛の巣、背中のwhiteprideが組織のソレ。
マネーの不可解な行動の目的が分かった時ゾクゾクした。
サンタフェに実在するオールド・メイン刑務所で撮影したりエキストラがモノホンだったりするのでジョン・バーンサルが小物にみえる迫力が凄い。
筋トレシーンも凄いが一番必要なのは頭脳だと実感させられるストーリー。音楽含め粗がないのに上映館が少なくてもったいない。
ボトルズを演じていたのがバーン・ノーティスの主役とは気づかず。
2時間は長い。
真面目な男が家族を守るため、闇堕ちしていく話で、徐々に毒されていく。
もっと見た目に反して人間臭い姿が見たかった。
けして予想に反するようなことは起きない。
米の刑務所のシステムは更生させる気が
ないなとはつくづく思う。
処世術
交通事故で人を死なせてしまったマジメな男が身を護る為に刑務所内でギャング達と行動を共にしていく話。
物語は仮出所の日から始まり、現在と10年前から現在に至るまでを交えてみせていく。
ゆったりどっしりとした空気感でストーリーは展開していき、もの静かなイメージの主人公の現在の立ち位置や家族への想いがみえてくると、何とも重々しく哀しく漢という感じがする。
何の為にが見えたとき主人公の覚悟と行動力に唸らされ痺れた。
見逃がすわけにはいかない凄い映画‼️
アメリカが建国以来掲げている、理想主義の実験、とか理念に基づく政治的な合意、といった『正義』の概念が動揺している。
という内容のコラムを最近読みましたが、この映画は正に、ひと昔前までのハリウッド的な勧善懲悪の文脈では語れない、しかも娯楽作品としても一級品の凄い映画でした。監獄もの(というジャンルがあれば)としては、ショーシャンクの空に、と東西の横綱を分け合えるほどだと思います。
今のアメリカの困難な問題をあぶり出すという意味では、ムーンライトと同じですが、サスペンス的な要素や娯楽性において、圧倒的に上回る出来映えです。
見逃がすのは勿体無い‼️
刑務所と言う名のシステムがもたらす狂気の世界
SHOT CALLER ビジネスマンが凶悪犯ばかりの刑務所で生き抜くため容姿も考えも変え徐々にギャングとしての素質を見出していく傑作クライムドラマ。強くならなければ生き残れない刑務所内の厳しい現実とその代償として全てを失うリスクを背負う男の過酷な運命が刑務所のリアルを物語っている
。
今作は暴力的で過密状態にあるアメリカの刑務所システムの中で囚人の倫理的なモラルを探求した物語として取れる。暴力に支配された10年を過ごし刑期を終え出所した彼はタトゥーにオールバックに髭と文字通りギャングへと変貌を遂げていた。コレがアメリカの刑務所のリアル。
本物の刑務所、本物の犯罪者、更には刑務所内で流行っている人種主義を魅力的に描くことでリアリティが増している。刑務所に入所して新たな名前を与えられ戦士か犠牲者になるか選択を迫られるのも刑務所で生き残るための綱なのだ。外界と違う新たな道徳心を植え付けられ人間性を変えていくのも刑務所の闇として描いてる。
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