友罪のレビュー・感想・評価
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罪を償うとは
普段、猟奇殺人のニュースを聞いて犯人の人生に同情したりする事などないけど、この映画では少年Aも本当は根っからの悪ではないんだと思わせるところが怖い。
瑛太の不思議な魅力が原因ではあるけれど、嫌な感じだ。
タクシー運転手と息子のパートは必要なのか?と思っていたけど、罪を償うとはどういう事か考えるのには有りなのかもしれない。
何年か刑務所(少年院)に入り規則正しい生活を送る。
人間である以上、完璧では無い指導員の元で更生なんて出来るのか?
交通事故の加害者と猟奇殺人の犯人では同一には語れない。
私の友人が猟奇殺人の犯人だったら、やはり距離を置いてしまうだろう。
出演者皆が頑張っているのは理解出来るが、詰め込み過ぎで、少年Aの罪の深さが無い事に違和感が残る!
またも最近はやりのダブル主演映画。しかもこれもまた主演者が犯罪者のお話とは・・・
「悪人」の以降、犯罪者を普通の一般人と同じ人間の様に描く作品が多いのは何故だろうか?
本作も、生田君演じる益田が、連続殺人犯とは知らずに、その犯人と友人関係になり、その鈴木との友情を護り抜くと言うお話だが、只々観終わった後、私には違和感だけが残る作品だった。
そして、事件に関わる人物を詰め込み過ぎていた気もする、もっと一人の人物の葛藤を掘り下げて描くだけでも良かったのではないだろうか?疑問の多く残る作品だった。
それにしても、生田君、普通の人を演じている事が余りにも少ないのだが、ちょっと、冒険し過ぎではないのかな?平凡な人物の日常を沢山演じている生田君を観てみたい。
瑛太のキレ様が恐過ぎで、気持ちの悪さだけしか、印象に残らなかった。もっと明るいキャラの瑛太君がやっぱり好きだ。
瑛太さんの演技力が光っています。
過去の過ちを抱えながら一生懸命に生きる人たちを描いたヒューマンドラマ。
罪を償うことの難しさが描かれています。
暗く重ためのドラマが好きな人にオススメ。
瑛太さんの演技力が光っています。
残虐殺人の裏側を探る
いわゆる神戸連続児童殺傷事件のその後を空想?した作品である。
正直先月から映画館で映画をほとんど観なくなった。
月2本ぐらいしか観ていない。
邦画も洋画もポリコレ傾向が強く1000円以上出して観る価値のある作品がほとんどないと判断するに至ったためである。
後でレンタルなりネットなりで気の向いた時に観ればいい。
その分今は本を買って読んでいる。
さてではなぜ今さら上映の終わった作品をレビューしたのか?
ふと最近知った事実にこの作品が関連があったからである。
本作の主人公の元になった「酒鬼薔薇聖斗」こと少年Aはその悪魔の所行からルーツが朝鮮系という説が絶えない人物である。
ルーシー・ブラックマン事件の犯人はアメリカではっきりと「朝鮮系日本人」と紹介された市橋達也であった。
死刑の確定された光母子殺人事件で鬼畜の所行をした犯人も日本国籍朝鮮人の疑いが強いと言われ続けている。事件の起きた光市は山口県にある。秀吉の朝鮮征伐で連れ帰られた手に技術のない朝鮮人が集団で住まわされた田布施町のすぐ隣である。
『石川久遠の「日本人なら知っておきたい真実」』というブログがある。
小泉元総理の父親の純也は旧姓を鮫島といい、小泉家に婿養子に入っているのだが、元々はこの山口県田布施町がルーツであることをこのブログから知った。
実際、朝鮮銀行に職歴があったり、東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイへの旭日大綬章授与を強力に押し進めたり、朝鮮半島有事の際の自衛隊派遣の可能性を探って辞任に追い込まれたりとうさん臭い人物である。
純也は鹿児島県出身なので山口県田布施町にルーツがあるかまではわからないが、朝鮮銀行勤務の職歴やルメイの件などは簡単にWikipediaで確認できる。
なお鹿児島県にも朝鮮征伐時に連れ帰った朝鮮人の村落である同名の田布施がある。
山口県と鹿児島県ということで何か思いつかないだろうか?
明治維新を主導した薩長である。
そう明治維新には実は多くの朝鮮人が紛れていたのである。
にわかには信じ難いが初代総理大臣の伊藤博文もそうだという。葬式と墓は両班式なのだとか。家族全員で朝鮮服を着た写真なんかもWikipediaにある。
同じようにネットで簡単に調べられるが、この田布施町出身の総理大臣は他にも岸信介や佐藤栄作がいる。もちろん現安倍総理もそうである。
左翼系野党は論外だが、『西郷南洲遺訓』を読んで以来、安倍総理に何か違和感を感じるようになった。
行政サービスを在日企業であるLINEに委ねて、事実上、日本国民総ての個人情報を韓国に丸投げしてしまった「マイナポータル制」やほぼ日本人だけに科されている「ヘイトスピーチ規制法」、そして移民推進や消費増税など、どうも「日本を取り戻す」と言ったのとは反対に、我々元々の大和民族の弱体化・貧困化を招く政策ばかりが施行されている。
旧来日朝鮮人と韓国併合以降の在日朝鮮人は日本国民であることへの意識に差があるので基本はいがみ合っているようである。
ただしどちらも自分たちが日本の支配者になりたい野望を抱えていることに変わりなく時に共闘するのだとか。
一々書かないが野党にも福島瑞穂をはじめ朝鮮系議員は多数いるので、国会はたびたび新旧朝鮮系の対立の場と化すことがあると見て良い。
なぜかMersに罹患するのが韓国人だけ異常に多いことなど、上記ブログは朝鮮人のDNAの問題にまで踏み込んでいる。
相当疑心暗鬼に駆られる話だが、読んだ上で嘘か誠かの判断を下すのをお薦めする。
また展転社、長浜浩明著『韓国人は何処から来たか』もあわせて読めばさらに理解は増す。
日本の映画界や芸能界にも朝鮮系の力は強いのは言うまでもない。
そもそも現映画協会会長は在日朝鮮人の崔洋一である。
少しでも日本人に立ち上がってほしいところである。
まずはタブー視されている裏側を見てほしい!
この映画に関するなら、人を残忍に殺しておいて「おれも生きたい」は虫がいい。もはや今はそれぐらいの感想しかない。
超低空飛行に身を削られる
瀬々敬久×生田斗真×瑛太。
同時期に町工場で働き始めた二人が超低空飛行を続ける。観ている我々の身も削られるほどに…
他人とコミュニケートできない瑛太が不気味だ。自閉したら人間ではいられない。不穏な彼の存在の謎解きが始まる。
メジャーでこの様な作品を撮っていいのだろうかと心配になるほど暗いが、心を乱す何かを秘めた秀作だ。
少年Aは今?
最初から最後まで気持ちは暗く、誰も救われないような苦しみを感じました。現代社会の中に潜む、猟奇的な心の闇と葛藤を描いた問題作。
日本全土を震撼させた神戸児童殺人事件をモチーフにしており、少年Aのその後の姿を通して描いています。
自分の近くに、もし成人した少年Aが存在したら、果たして受け入れることはできるのか…。この映画で、少年Aは消すことのできない大きな罪と代償、そして後悔を背負いながら、生き続けています。
配役として、生田斗真と瑛太の位置関係はバランス良く、お互いを引き立てていたと思います。一方、佐藤浩市や富田靖子の役割は、直接的にはストーリーとは関係のない話題だった分、やや本作としてのテーマが薄まっ感じがしました。
むしろ、被害者遺族や加害者家族の実際の痛みや苦しみは、いかばかりなのか、という事を考えてしまいました。
気持ち悪い富田靖子。だけ。
辛くも非支持。
老若男女強者役者陣による負のオーラ醸し出し選手権の様相だが瀬々64の緒方直人の黒光りに及ばぬ。
予め出口など無いはずの群像劇ゆえ、散漫手前の引摺りと慟哭に客は嫌々付き合う他ない。
年テンに入れたくない。
微妙に気持ち悪い富田靖子はこの倍見たかったかな。
悪くは無いが
重い、難しすぎる内容を題材にしている。
さだまさしさんの歌を、ものすごく思い出す映画である。
瑛太さんの演技が凄すぎて、
意識が入り込んでしまっていて、
映画館から出ても、すぐには現実に戻れず。
堤真一の号泣を真似してる
謎にしなくていい生田の過去を謎にして、訳の分からない終わり方をしている。生田の過去を明らかにしておいて、からが脚本家の腕の見せ所じゃないの?終盤の生田の泣きは、容疑者Xの堤真一の真似しようとしているように見えるけど、堤真一と違って、頑張って泣こうとしているなあって感じた。
この監督は…
ロクヨンもそうだったけど、ストーリーよりも役者を見せたい人なのかな。
原作中の、背景を理解させるような箇所を平気で端折るから頭が「?」だらけになる。でもってそれを役者の熱演で押し切ろうとするから見終わった後のモヤモヤが半端ない。
もう観たくない
罪という重し。
胃にコンクリート流し込まれた感覚。
罪は重い。命を奪う罪、究極に重い。
罪を背負うって想像するより半端なく重い。
綺麗な、当たり障りの無い真っ当な正論は嘘臭く、
そんなもんは簡単に跳ね返される。
もう観たくないが、観て良かった。
期待外れ
予告を見て重い内容の物とはわかっていたが、いろんな事が入り交じり、エッ、エッと言う状況。
詰め込みすぎて不完全に終わった。
始まり、佐藤浩市が何故謝ってるかもわからなかったし、病院に運ぶ際の佐藤浩市の瑛太を見る目が何かを察したのだあろうがエッ親?だから謝ってるの?
となる始末。
あえて瑛太の役どころも少し障害のあるような設定も、なぜ?と。
原作を読まずに行って良かったなと思う。
少年Aは今どうしているのか?
暗く暗く苦しい…。
まるで、深い闇の底を見ているような感覚でした。
登場する人は、過去にくらい闇を抱えている人達ばかり。
彼らはなぜここまで闇抱えて生きているのか。
疑問を解消するには、彼らの底なしの深い闇を覗き見るしかありません。
数々の殺人を犯した少年Aは、今何を思い生きているのか?
犯罪者の弟として生きる、元ジャーナリストの生き様。
交通事故により、幼い子どもの命を殺めてしまった男の父親の孤独な苦しみ。
生きる希望もなく彼氏の暴力に耐え続ける女。
この映画に登場する誰もが、過去に縛られながら生きているのです。
一度は人生を捨てた人間たち。
罪を償うために生きる男たち。
そこには、幸せも喜びも嬉しさも、禁止された絶望というなの孤独だけが存在しているように思いました。
深い深い底なしの沼の底には、希望の光なんて微塵もありません。
「希望」なんて淡い期待を抱くだけ、裏切られるだけ…。
喜び幸せなんて言葉を口にすることは、もう二度とないのかもしれません。
そんな悲しみのどん底に生きる彼らの姿をひたすらに追いかける2時間…。
救済も希望もない絶望的な状況の中、唯一感じられた感が一つだけありました。
それは「愛」するということ。
友を愛する事。
家族を愛する事。
恋人を愛する事。
妻を愛する事。
狂わされた人生でも、過去の罪を背負っていても、大切な人を愛したいという気持ちがあるなら。
信じられる愛があるなら、犯罪者も、被害者も、孤独から脱却できたら、もう一度人生をやり直すことが出来るかもしれません。
頼れる存在、愛する存在、掛け替えのない存在。
大切な存在を見つけられた時、止まっていた時が動き出す瞬間が訪れると信じています。
実際の少年Aは、何を思いこの世に生き続けているのでしょうか?
この映画のように、友達と笑って歌っているのだとしたら…。
それは、許されるのでしょうか?
ずっと罪を背負って生きていてほしいと思う自分もいますし、更生して少しでも世のため人もために生きてほしい気持ちもあります。
少しでも罪の意識があるなら、被害者遺族のために、生きてほしいと願います。
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