友罪のレビュー・感想・評価
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犯人は良心の呵責なんて感じてませんから
さかきばらせいと、は、全く罪の意識もないし、罰を受けてないし、賠償もしてないし、出版で大もうけして、悠々自適です。
胸くそ悪い映画です。
【重いテーマの作品である。しかし、瀬々監督の気概は確かに感じた。】
上映前から、少年Aを暗示的にテーマにした作品と喧伝されていたが、鑑賞するとそれ以外にも
・元恋人からのDVに疲弊している女性
・息子が交通事故で人を殺め、家庭を”解散した”タクシードライバー
・医療少年院で献身的に働く女性の娘が母親の愛情を感じられずに惑う姿
など、重荷を背負って生きる人々が群像劇の様に鈴木(瑛太)と関連を持って描かれる。
そして、鈴木とある理由で”友人関係を築いた”益田も過去に深い罪を犯していた・・・。
<重いテーマを扱った作品だが、見応えがあるヒューマン・サスペンス>
<2018年6月5日 劇場にて鑑賞>
瑛太の演技はみどころ。
原作未読
加害者それぞれ、罪に対する贖罪の気持ちの重さが違く、被害者家族の気持ちに寄り添って生きるのであれば佐藤浩市の態度はもっともであり、だけど加害者はいつまでたっても赦されてはいけないのかという問題がある。
青柳は、友達ができて、恋のようなものもしてはじめて人間らしくできたのがあのカラオケのシーンで、あの時の瑛太の演技は絶妙。
そしてそんな場面を許さないのが世間である。
更生という意味では、友達や恋人などの人間関係を持つことにより大切な人を失う辛さもわかるわけで必要なことだけれど自分が被害者家族であったならカラオケで笑顔の加害者なんて許せない。
両方の面からみて答えのだせない、考えさせられるストーリーだった。
ただ、青柳をみんなが想像してしまう酒鬼薔薇聖斗と関連づけるのは、被害者感情を扱う作品としてはやらない方が良かったのではないかと思う。
瑛太の狂気演技と生田斗真の泣きの演技が凄かった
瑛太さん演じる元少年Aの狂気すぎる演技がやばかったです。
町工場で出会った親友があの少年Aなのかそれを追いつめる生田斗真さんの泣きの演技と佐藤浩市さん演じるタクシードライバーの演技が切なく感じました。
散漫が残念 瑛太は好演
期待値低い自分には楽しめました。
何と言っても圧巻の瑛太。
その佇まいとセリフは、後天的な人格障害というより、先天的な知的障がいを思わせる演技力は、毎度涙腺が緩みます。ホントにスゴイ!
生田斗真も好きな役者ですが、
完全に瑛太に喰われてました。
ストーリーは、冒頭から複数の話が走る予感をさせておいて、別の話は佐藤浩市の件だけなので、その話自体は悪くはないが寧ろ要らないかもしれない。
「犯罪者は幸せになっちゃいけないのか?」
それが一大テーマで、佐藤は贖罪こそ被害者の為と頑なに自分を顧みないが、本筋がボヤける。
生田と瑛太の話を筋に、夏帆と富田靖子の話を絡めて、瑛太のアップで一人語りを長回し、とかやって欲しかったかな。
夏帆のエピソードも盛り過ぎ。
山本美月も演技がノイズ。生田に殴られた上司とかが生田を追っかけて来て欲しい。その方が説得力ある。
演者とか多方面に忖度するより、良い作品を作る事で演者を選んで欲しいと少し残念ではありますが、瑛太観るだけでも価値ある作品です。
罪を憎んで・・
人は大なり小なり罪を犯す。蟻さんを知らない間に踏んでしまうのは不可抗力だとは思うそんな些細なことを真面目に考えてたら気持ちの調子が暗い方向に進んでいく話になる気がする。明るく自分の為にではなく、人が喜び笑顔にしてあげれるように押し付けじゃなく自然に生活したい。そんな風に思った。
原作を読んでみたいようなみたくないような
企画しても通りそうにないけど 、やはり映画では短すぎると言うかドラマの方が ちゃんと描けるんじゃないかと思うボリューム。 全ての立場の人達を登場させたかったというのは分からんではないが、 やはりテーマが重すぎるのでこれだけ一度に出てくると それぞれの描きかたが薄っぺらく感じてしまうので勿体無い。
死にかけのお母さんが坂井真紀と気づかず。
生田君の最後の絶叫が理解出来ず。
友達だから。のラストメッセージはじんわり。
酔うてゲロまみれになる先輩
小田原少年院
多摩少年院
埼玉県
子猫
キャスト力
それぞれが抱える罪。それぞれの償い方。向き合い方。鈴木はきっと、生きていける。益田はきっと、向き合える。山内はきっと、理解する。この人たちは、悪人ではない。罪を背負うたくさんの人の中の、苦しんでいた3人の話。
よく薬丸岳さんがこの脚本で許したなと思えるほど最低。 瀬々敬久監督...
よく薬丸岳さんがこの脚本で許したなと思えるほど最低。
瀬々敬久監督は、物語ではなく役者を撮りたいだけなのだろうか?
原作の心を鷲掴みにされるような描写や設定を意味なくすり替えて、駄作に変えてしまっている。
確かに瑛太も佐藤浩市も演技としては文句のつけようもない素晴らしいものだ。それだけに、原作の意図をもっと理解した監督でもう一度映像化してもらいたい。
映画は映像だけでは成立しない。
物語が重要だということを理解すべきだ!
もっと重いテーマなんだけどな…
二人の演技は良いのに内容が残念。
同僚から友情に変わっていく過程や先生と鈴木の関係性、その他の人達の人生が原作で書かれている大事な部分までをはしょってしまっている為、上手く表現出来ていない。
もっと重く苦しい話で、映画を観たら耐えられないかもしれない・・と思うくらい胸が痛くなったのに・・・実際映画は薄くあまり重く感じなかった。
見応えがあったのはほぼ最後のシーンだけかな…。
さすがに、重い…
酒鬼薔薇事件の犯人である “少年A” が今どうしているのだろうという話だが、出歯亀的な興味ではなく、本人と家族の苦悩を描き切る映画。
犯した事件が少年による幼児の猟奇殺人なだけに、どうともならず、救いは限りなく少ない。
夏帆さんを見ることで息継ぎをしながら見続けるという体だが、この夏帆さんの状況がまた救いがないときている。
本人の話、関係ないが罪を犯した青年とその家族の話、本人と関わるが過去に後悔を残している青年の話と、関連したり並行したりして走る話が、観る側に、どんな立場の人にも考えさせる図式となっているので、誰一人この重さから逃れることはできない。
いやあ重かった、重かった。みんなこの映画を観たら、殺人が少し減るのではないかと思うくらい、殺人の悲劇さではなく、殺人を犯した身やその家族の悲劇さが描かれ続ける。
瑛太さんは絶妙。少年Aがどうなっているか、誰にもわからないし想像もできないのに、変な感じが、そういう風になるかもしれないと思わせる。
生田さんも佐藤さんも演技が上手いから、全体が嘘臭くない。実はそこに一番貢献したのは清水と内海を演じた奥野さんと飯田さんなのではないか。やはり映画って全員で作るものなのだな。
WOWWOWもいい仕事をしたものだ。興行的には当たらなかっただろうが。
他の方のコメント読むと、原作はもっと深いようだ。読むか… さらにエネルギーが必要そうだ…
好みの薄暗いミステリー
友と死というのをテーマに各々の過去と未来を考えさせられる映画。
64のスタッフということもあり、期待しまくっていたが、そこまでではないかなという印象。
各々の生死に対する葛藤があったので、全体的にぼやけてしまっている気がする。
瑛太と生田斗真にもっと焦点をあて、内容を濃くした方が楽しめたかも。
簡単に答えは出ない
罪を犯した側の視点から描かれる
罪の償いの様子がとてもリアルで
心に刺さりました。
この映画のテーマは
「もし自分の大切な人が犯罪者だったら」
というところにあると思いますが
簡単に答えは出せないと思いました。
また、この同一のテーマに基づいて
それぞれの場面(家族)の話が進んでいきますが
内容を盛り込み過ぎているような気もしました。
キャストについて、瑛太の演技が素晴らしすぎる!
この点を大いに評価したいです。
表情、喋り方、動作全てでこの役所が表現されていました。
映画は⭐︎2 瑛太に⭐︎4
いくつのエピソードを入れたのだろう。
相関関係があるのかと見ていたが、結局のところ不要だと。
予告編の編集が一番出来がいいです😤
作品全編を見終わったら、必ず見て下さい。
鑑賞者はこれをじっくり2時間見たかったと言いたくなります。
この映画は瑛太さん演じる少年犯罪者のその後、何を抱えどう生きているかをど真ん中に展開すべきでした。
富田靖子さんと娘の中絶➡️いらない
佐藤浩市さんの加害者家族の末路➡️いらない
夏帆さんの過去の深掘り➡️いらない
映画の軸に繋がらないエピソードを複数盛り込むとは、脚本家の力量が問われるというより、勉強やり直しだな。
とにかく、重い内容と覚悟して見たかった鑑賞者をバッサリ裏切る駄作。
しかし出演者にその責任は一切無く、演技はそれぞれ見事なものです。
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