友罪のレビュー・感想・評価
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正解なんてないけど、、
加害者や加害者家族の生き方、加害者への対応の仕方に解答はないのだけど、あえて基準を設けるとしたら、罪悪感ではなく加害者の故意または落ち度の割合ではないかと思う。原作を読んでますがだいぶ前なので佐藤浩市と夏帆の話なんてあったかなあということと(映画を観る限り蛇足のような気がします)、ラストシーンの表情(泣き笑い???)の是非を知るべく、他の方のレビュー巡礼に参ります。
えいたは頑張ったと思う。でも、Aの精神障害の問題は、このような枠組...
えいたは頑張ったと思う。でも、Aの精神障害の問題は、このような枠組みでの描きかたには限界があり、全体に、センチメンタルで、クールでないというか、人間の描きかたとしてはダメだと思う。俳優の演技は悪くなかったけど。だから、原作と脚本と監督がダメ。
賛否両論あろうが
面白くない
罪は償ったからといって、きっと永遠に許されるものではない
瀬々監督の楽園を観てからの、友罪だったので、重いこの陰湿な空気が似ているなと感じた。
登場人物のほとんどが、それぞれ何かしらの罪の意識をもっていたり、実際に殺人、事故、自殺、DV…などは許されない過ちを犯している。
その中でも1番身近でありそうなのが、佐藤浩一演じる父親の息子が犯した、自動車の死亡事故だ。罪を犯した者は幸せになっていけないのか。一生1人で結婚もせず、ただ生きるだけの生活をしなくてはならないのか。
でも、その疑問は全ての罪を犯した者に共通するであろう。
瑛太の猟奇的な演技はいつも感心する。目に生気を感じないのだ。でもその瞳の奥に何か鋭さを感じる。何をしでかすかわからない恐さを感じるのだ。
また、奥野瑛太のやさぐれ感はやはりたまらない。頭にすぐ血が上って、あの下品で低俗的な態度、彼ならではですよね。
無宗教であるが故の感情
罪と。人と。
自分の手で「人」を殺したひと、
自分のせいで「人」を自殺という死に
おいやってしまったひと、
事故で「人」殺めてしまったひと、
自分の家族が、事故で「人」を殺めてしまったひと、
罪を犯した子どもに寄り添うひと、
犯罪の被害にあうひと、
犯罪を犯した「人」と、夫婦になろうとするひと。
人と罪の関わり合い。
色んな立場でのそれぞれの想いが描かれる。
なんとなく、意図せず、やってしまったことが、
人を傷つけたり、人を殺してしまうのだと、
そう思った。
それは、興味であったり、暇つぶしであったり、
不注意であったり、
心ない一言であったりするのかもしれない。
いじめやSNSの誹謗中傷が頭に浮かんだ。
何の気なしに言ったことが、きっかけとなる。
誰しも人を傷つけてしまったことはあると思う。
誰かを嫌って悪口言ったり、殴ったり、喧嘩したり。
それが大きくなった場合は、
誹謗中傷、暴行、殺人となる。
殺すつもりはなくても、
誰にでも加害者になる可能性はある。
罪は、一生付き纏う。
忘れられない。
逃れることはできない。
自分の子どもが、車の事故によって人を殺めてしまった、その親の話。
被害者側からは何年経とうが許される事はなく、
子供に代わってずっと頭を下げ続ける。
頭を下げることすら否定され、
でも、それでも謝り続ける。
自分の子どもが殺めてしまった人たちは
どうやっても帰ってこない。
だから、申し訳ないと謝罪し続ける。
謝り続けるしかないと思っている。
できることは謝るしかない、と。
そして、誰よりも自分が
罪を犯した自分の子どもの事を許すことができない。
結婚・出産も祝福することができない。
お前たち、俺たちは幸せになってはいけないと、
否定する。
反対に、被害者の人たちの気持ちもよく分かる。
いくら謝られたって、いくら土下座されたって、
死んだひとは戻ってこない。
そんなことされたって、意味ない。
謝られれば謝られるほど、惨めになる。
謝罪の姿すら見たくない。もうこないで欲しい。
犯した罪は謝罪し続けなければならないし、
やったことは、絶対に許されないこと。
でも、罪を犯したひとは絶対に笑ったらいけないのか。幸せになったらいけないのか。
生きていてはいけないのか。
友だちがいたらいけないのか。
赦しては、赦されてはいけないのか。
この映画に、そう問われた気がした。
重い。
救いはない。
答えは出ない。
考えさせられる映画だった。
さいごの瑛太の笑い泣き。
凄かった。
狂気の瑛太
原作を読んだ身からすると
主演二人が好きなので見てみた。
やり直す事は、、、
はじめに、不謹慎でしたらごめんなさい。
人生をやり直すチャンスはみな平等にあります。
普通の人ならちょっとした失敗や過ちはありますよね。
一方通行を見間違えて直進しちゃたり、待ち合わせの場所を間違えて遅刻しちゃたり、仕事で大きな失敗をして迷惑をかけてしまったり、、、(私の過ちです)
でも、わざとではないし、人間なんだから誰にでも間違いや小さな過ちは誰にでも絶対ある。
魔が刺して万引きとか、酔って何かを壊したとか、
犯罪に変わりはないけれど、反省して更生の余地があればまだ立ち直るチャンスはあるはず。
でもこれは違う。。。
メイン二人を中心に別の切り口で様々な人生での過ちを過去をふりかえりながらその人達の苦悩や苦痛が現在進行形で進みます。
被害者に共感はできても、加害者には共感できない。
胸の内に抱えてる苦しみを頑張って理解しようとしたけど、やっぱり無理だった。
表情や演技で理解する事も苦しい。
でもでも、人を殺めておいて社会に何食わぬ顔で生きている事も不思議で最後まで苦しい気持ちでした。
瑛太さんの演技が本当に凄かった。
もったいない
瑛太が印象的
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