We Love Television?のレビュー・感想・評価
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テレビ業界に限った話じゃない。
・欽ちゃんの流儀はどんな仕事にも当てはまる
・安心することが目的になると、とたんにつまらなくなる
(予算がどうかとかで仕事のやるやらないを決めてた自分を反省しましたすみません)
・どうすればおもしろくなるか、頭をフル回転させる欽ちゃん
・予算とか制約とか度外視してでも楽しめられるか?それぐらい好きなのか?と問いかけられている
・お客さんは、演者の熱量がみたい
・河本が天の声役やってるときの熱量
・リハどおりではおもしろくない
・稽古と違うことをするから強制的に頭フル回転になる
・その熱量があるからおもしろいことになる
・そのおもしろさは今の時代にも有効
・でもやっぱり欽ちゃんヤバい先輩だわ...
・欽ちゃんが「最近の若者はすぐ安心したがる」と言っていたけど、不安や恐怖を抱えている人が多いからなのでは
・自己尊厳感をどうにかして満たすものをそれぞれが見つけるしかない
コケたのはタイトルでは?
萩本欽一。通称 欽ちゃんのプロフェッショナルを余すとこなく描いているし、厳しい中に欽ちゃんなりの優しさも描けてて本当に良いドキュメンタリーなのに、何でこんなに“一般人が観たい気が起こらない”タイトルにしたのか?カタカナ表記もせず、「気楽に笑えるお茶の間コント」のかけらもないタイトルがすべて。スタッフに映画屋が居なかったわけじゃないだろーに。コケて欲しくなかったなー。
すっっっばらしい!
やはり欽ちゃんは、すっばらしい。
子供の頃おもしろいおじさんの番組だ~って欽どんとかみていたけど、こんなに考えて試行錯誤していたんだって感激した。
主題歌の岡村ちゃんこと岡村靖幸の《忘らんないよ》 は、土屋監督が岡村ちゃんの既存の歌を使いたくてオファーしたら、岡村ちゃんが映画のために書き下ろしたんだとか。映画とマッチしついて感動しました。
スゴイ!
いや〜、スゴイの観ちゃった。
欽ドンとかのシーンが出てくるから一瞬懐かしいとか思うんだけど、そんなのホント一瞬だけ。欽ちゃんはぜんぜん現役で、ものすごい情熱で、ものすごいエネルギッシュで、そしてものすごくピュアなんだ。笑いに対してと言うより、存在がと言うか、生きることにと言うか。だから、ものすごくステキ。映画としてどうとかよりも、とにかく欽ちゃんがステキです。そして観たら勇気をもらえます。いや〜、欽ちゃんステキだなぁ。
テレビよ頑張れ!
「番組は進化していて面白いけれど、どのチャンネルも同じで幅がない」という欽ちゃんの指摘は多分的確。
欽ちゃんの今やってることが本当に受けるかはわからないが、番組を作る上での本質を突いていると思う。
欽ちゃんだけに頼らず、受け継ぐ人がたくさん出て来て欲しい。制作者、演者とも。
鬼神せまる
当時70歳、笑いにかける情熱が、この人の枯れた体のエネルギーなのだろう。TV番組としては、日テレでの継続は難しかったのであろう。いまは、NHKのBSプレミアムで、彼の試行の続きをやっているが、アドリブのハラハラ感が読み取れます。この映画でも、舞台裏のドキドキ感が伝わり、面白かった。部長次長も、凄いコメディアンなんだなと理解。
欽ちゃんは生きていた
欽ちゃんを見たのは何年必要振りか?
正直、過去の人でテレビから消えたと思っていた。
ところが、欽ちゃんはテレビへの熱い情熱を持って
生きていた。
欽ちゃんの視聴率の数字へのこだわりが半端ない。
数字を上げるために何をするべきかが、体に染み込んでいる。
それはかつて30%の視聴率を上げた経験からくるのものだろう。
そして、挑戦した結果を誰かのせいにすることなく、謙虚に反省する潔さ。
さらに、めげずに再び挑戦する姿勢。
70歳ですよ。
凄いとしか言葉が見つからない。
この映画はうちの県での上映映画館は僅か1館だけ。
しかも、私が見た回の観客は10人程。
これが世間の欽ちゃんへの関心度だろうけれど、
この映画で欽ちゃんの情熱を知ったからには、
いつか、また、欽ちゃんの番組が高い視聴率を取る日が来ることを願わずにはいられない。
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